鈴木尚典ブログ:message

プロ野球 横浜鈴木選手のブログです



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2010年03月12日

開幕を前に

 いよいよプロ野球の開幕が近づいてきました。僕の現役時代、この時期はオープン戦でも公式戦とまったく同じように臨んでいました。それは紅白戦や練習試合もそうで、公式戦でなくてもヒット、ホームランが欲しかったですし「本番じゃないから」などど思ってプレーしていたことはなかったですね。
 そうやってシーズンにも入っていました。2月からそんなに張り詰めていたら持たないんじゃないかと思われるかもしれませんが、僕にはそうすることしか選択肢はなかったですね。
 選手によってオープン戦の過ごし方はそれぞれだと思います。スロースターの選手もいるでしょうし、僕のような選手もいると思います。皆さんも報道を通じて伝わってくる選手の言葉や動きで、どんな風に選手がこの時期を過ごしているか、そしてその結果どんな成績を残しているかという目でご覧になると、また違う意味でシーズンを楽しめるかもしれません。

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2010年01月10日

大切な数週間

 昨日から新人選手による合同自主トレーニングが始まりました。この時期になると毎年そうなんですが、僕も20年前のことを思い出します。
 この合同自主トレの前にはある程度、体をつくって臨んだはずでした。普通にこなせるかと思ったのですが、プロの練習は予想以上にきつかったですね。腹筋、背筋を何百回も課されるなど、とにかく最初の何日間かは筋肉痛が続きました。スタートしたばかりでも、これがプロの厳しさかと思い知らされました。早く2、3年目になれればなとさえ思いました。
 ですが、ここで地道に基礎体力強化に励んだからこそ、キャンプにもついていけたと思っています。当時とはトレーニングのメニューは変わっていますが、この何週間かが新人選手にとって大切な時期であることには変わりないと思っています。とにかくけががないように、しっかり体をつくって2月1日のキャンプに臨んで欲しいなと、今日、横須賀で彼らの練習を見ながらそんなことを考えました。

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2010年01月01日

今年もよろしくお願いします

 新年、明けましておめでとうございます。2010年も、5年目を迎えるこのホームページともども、よろしくお願いします!
 今年はコーチ2年目です。肩書も育成から2軍打撃に変わります。昨年の今ごろとはまた違った気持ちの引き締まり方があります。それに横浜高校の後輩の筒香選手も入ってきますし、何かと楽しみも多いですね。
 それはこのオフの球団の動きと無関係ではないと思っています。ベイスターズは尾花監督が新しく就任し、12球団でもトレードや外国人選手獲得などで目立った補強をしていました。僕にも球団の生まれ変わろうという姿勢がひしひしと感じられました。
 そんな新生ベイスターズがCSに進出し、日本一になれるよう、僕も与えられた仕事をきっちりこなしていきたいと思っています。今年も温かく、時には厳しく見守っていて下さい!

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2009年12月30日

転機の年の終わり

 早いもので2009年が終わろうとしています。今年は僕にとってコーチ1年目という転機となる年でした。育成コーチとして1シーズンを過ごしたわけですが、選手としてしかユニホームを着たことがなかった去年までと違って、新たな視点で野球をとらえられ、たくさん貴重な経験を積ませて頂きました。
 来年からは2軍の打撃コーチに就任します。今年学んだことを生かし、いい選手をいい状態で1軍に送り出してチームの活性化に貢献できるよう心掛けていきたいと思っています。
 来年もベイスターズ、シーレックスへのご支援をよろしくお願いします! それでは皆さんも良いお年を!

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2009年12月14日

古木選手の格闘家転向

 今日は格闘家に転向した古木克明選手(元横浜)のことについて書きたいと思います。
 つい数日前のこと。古木選手本人から電話があって「野球を辞めます。格闘技をやります」と伝えられました。僕も横浜時代に同じ外野手としてポジションを争ったこともありましたが、ボールを飛ばす能力を持っていた選手でした。ロッカールームで見た彼の体、特に上半身はすごい筋肉質だったことを覚えています。ウエートレーニングもしていたのですが、ナチュラルですごい体の持ち主でした。格闘家に転向すると言われても、どこか納得できたところがありました。
 野球では花は咲かせられませんでした。格闘技も厳しい世界だと思います。彼は性格が優しくて心配なところもあります。それでも、新しい世界で羽ばたいて欲しいし、そう祈ってもいます。そして来年、デビューするそうなので、そのときにチャンスがあれば会場に応援に行きたいと思っています。

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2009年12月10日

衝撃の引退

 今朝、新聞を見て、びっくりしました。阪神の赤星選手が首の故障で引退するという記事が載っていたからです。余りにも早い引退に、驚きとともに残念な気持ちになりました。
 赤星選手は同じ野球選手から見ても、実直で好青年の印象が強く残っています。とくに学校が同じというわけではないのですが、僕の現役時代、彼がツーベースを打ったときは二塁塁上で外野の僕に向かって、そこでも会釈をしていたぐらいでした。人間的に素晴らしい選手だなと思っていました。
 プレースタイルを見ても、足を生かすために逆方向の打撃に徹していたり、けがの原因にもなったのでしょうが、常に全力でプレーする姿が心に残っています。
 赤星選手ほどではなかったのですが、首は、僕も1997年のオープン戦で本塁でのクロスプレーの際に痛めたことがあります。両腕がしびれて上がらない状態で、恐怖感は相当なものがありました。だから赤星選手の今回の決断の重さは、少しだけかもしれませんが、分かるような気がしました。
 今では数少なくなったプロ中のプロです。しかもまだあの若さですから非常に寂しいのですが、これから第二の人生を頑張って欲しいと思っています。

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2009年11月24日

年に1度の

 先日、恒例の年に1度のシーレックスとベイスターズのファン感謝デーがありました。そこに来て頂いた方に、こんなメールを頂きました。
 「土曜日と昨日とファンフェスタお疲れさまでした。ずっとずっと憧れだった尚典さんとのキャッチボールが実現してホントに夢のようでした。ありがとうございました! 次の日曜日はボーリング大会ですね。女子の部優勝して尚典さんに表彰していただけるように頑張ります」(あきらさん=東京都主婦)
 いえいえ、こちらこそ楽しいひとときをありがとうございました。僕らが子どものころには選手とキャッチボールする企画はなく、これも球団の方のお陰なんですが、こうやって皆さんと触れ合える機会があるのは、本当にいいことですよね。
 そう言えば、シーレックスの方にはわざわざ北海道から来て下さった女性2人組の方がいらっしゃいました。僕は現役から離れて1年経つのに、こんなに遠くまで…。素直にうれしかったのと同時にありがたかったですね。そのお礼の意味も込めて、なかなかすべての方にというわけにはいきませんが、僕も可能な限り、サインを書かせて頂いたつもりです。
 あきらさんのメールにもあった通り、11月29日にはファンと選手会でボウリング大会があります。僕はそこに表彰者のプレゼンテーターとして参加させて頂きます。またそこでお会いしましょう!

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2009年11月18日

秋から来季へ

 今日、秋季キャンプが終了しました。コーチになってから2回目の秋季キャンプは、野手が横須賀、投手は沖縄と二カ所に分かれて行われる形式でした。僕も現役時代に何度もキャンプを経験してきましたが、野手と投手が別々の場所でキャンプを張るのは初めてのことでした。
 練習は朝10時からスタートし、夕方5時30分までが昼間の練習でした。その後、夜間練習が7時30分から9時30分までというスケジュールが組まれていました。野手は横須賀で集中して振り込むことができ、ハードではありましたが、とても充実した時間を過ごせたと思います。
 今日は尾花新監督が初めて横須賀に来られました。挨拶をさせて頂き、改めて2010年のシーズンへ向けてのスタートが始まったんだと思いましたね。僕も来年からは2軍の打撃コーチに就任させて頂くことになりました。ベイスターズにどんどんいいバッターを送り出し、ファンの皆さんにいつも応援してもらっている恩返しができるよう、頑張りたいと思います。
 最後になりましたが、21日はシーレックスのファン感謝デー、そして23日にはベイスターズのファン感謝デーが予定されています。久しぶりに皆さんにお会いできるのを、今から心待ちにしています!

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2009年10月30日

ドラ1は横浜高校

 29日にドラフト会議がありましたね。菊池雄星投手が日本のプロ入りを表明したことで、例年以上に注目されたドラフトでした。菊池投手には6球団が1位指名しました。期待された9球団の指名には届きませんでしたが、それでもすごいことですよね。
 ところで、ベイスターズは1位に地元で僕の母校でもある横浜高校の筒香嘉智内野手を指名しました。長打力が魅力の打者ということです。打者ですから僕も何かしらかかわることがあるでしょう。そのときは潜在能力を出し切れるよう、その一助となれればいいなと思っています。そしてほかの新人選手との出会える来春を今から、心待ちにしています。

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2009年10月26日

実りの秋へ

 ごぶさたしています。久しぶりの更新になります。僕は10月5日から23日まで宮崎のフェニックスリーグに参加していました。
 若手選手にとっては貴重な実戦の場で、もう既に来シーズンに向けた戦いは始まっています。目の色を変えてやっている若い選手たちの姿も見られました。一気に成長することはあり得ませんが、少しずつ、いい方向に変わっていくのでは、いえ、変えていけなければいけないと思いつつ、僕も自分の持ち場でしっかり仕事をしようと、気持ちを新たにしてきました。
 選手にとっては秋のキャンプ、そして数カ月のオフをいかに過ごすかも、大事です。そのことも頭に置きながら、来年には実りの秋を迎えられる手助けができればなと思っています。

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2009年09月29日

シーズン終了

 シーレックスはベイスターズより一足早くシーズンの全日程を終えました。僕はコーチ1年目として迎えた今年は、慣れないことも多かったですが、多くの経験をさせて頂き、選手を育てる喜びを味わえるなど充実した1年を送ることが出来ました。
 選手は今日1日休んで、明日からまた練習です。これからフェニックスリーグ、そしてキャンプと秋は若手選手が成長するには大事な季節です。僕もそれを頭に置きながら、取り組んでいきたいと思っています。
 最後になりましたが、ファームの本拠地の追浜にはたくさんのファンの方に足を運んで頂き、本当に感謝しています。皆さんの存在は選手の成長にも欠かせないと改めて思うこともありました。また来年もご声援の程、よろしくお願いします。

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2009年08月27日

ILから学ぶこと

 8月25日から27日までフューチャーズ絡みの3試合が行われ、僕も打撃コーチとして参加させてもらいました。その中で特に印象的だったのが、年に1度行われる四国・九州アイランドリーグ(IL)選抜チームとの交流試合でした。
 試合は鎌ヶ谷と大宮で行われ、結果は1勝1敗。それ以上に、2試合戦ってベンチから感じたのは、ILの選手達の野球に取り組む姿勢です。育成選手が集まったフューチャーズの選手達も1軍を目指し野球に対して一生懸命に取り組んでるのですが、ILの選手にはその彼らを上回る気迫、必死さが感じられました。
 大宮での試合後、IL選抜を率いる元横浜投手コーチの森山良二さんと話す機会がありました。森山さんによると、ILはプロの2軍よりもスタッフ、用具などではるかに劣っています。ですが、そんな状況がよりハングリーさを磨いていくことも分かりました。僕も彼らのプレーからは「プロ野球選手になりたい」「プロの世界に入って活躍したい!」という思いが伝わってきました。どんな状況でも決して諦めず、強い気持ちを持ち続けてプレーしていましたから。技術は違いますが、プロの選手も学ぶべきところが少なくないと感じました。
 これまでにもILから何人かプロ野球選手が誕生しています。たとえ経営的に厳しい状況であっても、これからたくさんのプロ選手が生まれる予感もしましたし、またそう願っています。

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2009年08月26日

報われた努力

 今日は横浜スタジアムでの阪神戦でプロ入り5年目の桑原義行選手がプロ初ホームランを打ちました。3年前にはプロ初ヒットを打っていましたが、ここ3年間は1軍昇格もなかったんです。今年7月の1軍昇格も実に3年ぶりでした。1度は再び、2軍に落ちてきてしまってなかなか定着はできませんでしたが、約1週間前に今シーズン2回目の1軍昇格を果たした矢先のことでした。
 代打中心にチャンスをもらいながらも、なかなかヒットを打つことができず、本人にも内心焦りがあったことと思います。それだけに本当に良かったと思います。8月中旬に2軍に落ちてきた時から桑原選手を見てきましたが、彼は本当によく練習をしていました。横須賀でのチームの全体練習が終わった後も、毎日必ず室内練習場に向かい、1人で黙々とバッティング練習をしていました。追浜でのナイター後に1人で外野のフェンス沿いを走っている姿も何度も見ました。その姿、顔を見ても、ただ練習するだけでなく、「今シーズン中に必ずまた1軍に戻るんだ!」「絶対に来年またプロ野球選手を続けたい!」「ユニフォームを着るんだ!」などと、強い気持ちを持って毎日、毎日練習をこなしているように僕には見えました。
 やっぱり努力は必ず報われますね。クワ、おめでとう!

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2009年08月13日

 先日の地震すごかったですね。普段、寝ていても地震で起こされることがない僕でも、起きてしまったぐらいでした。テレビでは静岡の高速道路が崩れていることが映されたこともあって皆さんからもメールを頂きましたが、実家の浜松も揺れはしましたが、幸い、何事もありませんでした。ご心配頂き、ありがとうございました。
 さて、ベイスターズですが、村田修一選手が故障でリタイアしましたが、内川聖一選手が頑張るなど、8月に入っても白星先行です。選手にとっては最も厳しい夏です。皆さんの声援が何よりの励みになると思いますので、チームがより上昇して夏を乗り切れるように一層のご声援をよろしくお願いします!

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2009年07月27日

後半戦と母校

今日は横須賀の「長浦グランドでオールスター期間中の最後の練習が行われました。シーレックスの練習は10時からだったのですが、14時から引き続いてベイスターズが練習しました。僕は普段、なかなかベイスターズの選手とは顔を会わすことがないので、たくさんの選手達と久しぶりにいろいろな話ができてとても新鮮な感じがしました。
 チームの雰囲気もとても良く、どの選手も明るく元気で後半戦が楽しみになりました。ベイスターズは明日、大阪に移動し明後日から甲子園で阪神と、シーレックスは明日から横須賀追浜でロッテとのナイターで後半戦が開幕します。ベイスターズの選手達もシーレックスの選手達もみんなまた頑張っていきますので、ファンの方も変わらぬ応援をよろしくお願いします。
 さて、今日、僕の母校である横浜高校が残念ながら神奈川県大会の準々決勝で負けてしまいました。このブログにもたくさんの応援メールを頂きましたが、今年も皆さんに応援してもらい本当に感謝しています。また来年の選抜を目指し、渡辺監督、小倉部長、残った1、2年生達は頑張っていってくれると信じています。

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2009年07月20日

元育成選手の初安打

 19日の横浜スタジアムの中日戦で18日に初の1軍昇格を果たしばかりの関口選手がプロ入り初打席でプロ初ヒットを打ちました。関口選手は去年、育成選手として入団し、今年から支配下選手登録されました。わずか1カ月ほど前までは、フューチャーズの試合に出場していました。戸田、浦和、鎌ヶ谷…、僕も彼と一緒にいることが多かっただけに、初ヒットの知らせを聞いた時は感慨深いものがありました。
 彼とは今年の沖縄キャンプからコーチと選手という関係で接してきましたが、野球に対しては本当に純粋で素直な人間です。いつも一生懸命に、ひたむきに練習をしていました。
 1軍昇格を聞いた時、僕と中根コーチの間では「関口は思い切りが良いからもしかしたら1打席目にいきなり打つかもしれないな」「2軍でやってきたスタイルであり彼のスタイルである甘いファーストストライクを思い切り振れるかな」などと話していたばかりでした。
 そして関口選手が打った球は初球!
 1軍で横浜スタジアムの何万人のファンの方の前で凄く緊張していたと思います。なかなかバットが出るものではないのですが、本当に思い切り良く1球目からスイングしていました。
 関口選手がプロ入り初ヒットを打った直後、中根さんから電話がありました。「関口打ったね」「1球目から思い切りいったね」「良かったね」などと僕らも思わず、自分のことのように喜んでしまいました。
 関口選手がヒットを打ったのは、もちろん彼の今までの努力の結果です。ただ、こうやって2軍からはい上がっていった選手が活躍するのはコーチとしては何ともうれしいものですね。これからも関口選手のように1軍の舞台に立てるよう、僕もささやかながら若い選手のサポートをしていければいいと思っています。

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2009年07月15日

いい形で前半戦締めくくりを

 ベイスターズが連勝を4に伸ばしました。2年ぶりということです。前カードのヤクルト戦は競り合いを制して連勝。広島戦もここでできたいい形を継続していると思います。
 次のカードは中日、巨人とオールスター戦まで真価を問われる相手との戦いが続きます。明日も勝って、強敵との2カードに臨んで欲しいですね。
 一方でシーレックスも好調です。1、2軍とも上り調子で前半戦を締めくくれるようにしていきたいものです。

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2009年06月11日

北川選手の満塁本塁打

 先日の交流戦で北川選手がプロ初本塁打を満塁本塁打でマークしました。ベイスターズでは僕以来の出来事だったことを新聞で知りました。皆さんのメールでも、それを知らせて頂ける内容のものを何通か頂きました。
 北川選手が1軍に行く前に「絶対にチャンスをものにしてこい」と声を掛けました。それがこんな結果になって僕も自分のことのようにうれしく思っています。北川選手も、今年がもうプロ7年目であともないような状況で、キャンプからがむしゃらにやっていたのを見ていましたからね。
 それにしてもあれからもう15年も経ったんだなとも思いましたね。時が経つのは早いものですね。それでは、また!

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2009年05月19日

それでも試合はやってくる

 大矢監督が休養されるという知らせを聞きました。突然のことで皆さんもそうだと思いますが、僕も驚かされました。
 しかし、それでも試合はやってきます。明日から1軍は交流戦です。まだクライマックスシリーズ(CS)出場をあきらめるような時期でもゲーム差でもありません。今回の件もマイナスではなくプラスに転じるきっかけにできる可能性はあると思います。今度は田代監督代行のもと、ベイスターズと田代監督代行が昨日まで指揮を執っていたシーレックスも一丸となってCSを目指すために、僕は自分のやるべき仕事をやっていこうと思っています。

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2009年04月06日

2009年開幕!

 2009年のプロ野球が開幕しました。日本代表がWBCで連覇したこともあって、いつも以上に注目されている中でのオープニングでした。日本の球界にとっては本当にいいことですよね。
 残念ながらベイスターズは中日に3連敗してしまいました。ただ、まだシーズンは始まったばかりです。明日からは巨人を迎えてのホーム開幕。皆さんもベイスターズを信じて、暖かく見守って頂ければと思っています。
 ファームのほうは一足早く、3月20日に開幕しています。僕も試合や練習にコーチ1年生として、勉強する日々を送っています。先日にはファームの試合ではなく、育成選手の試合がありました。フューチャーというのすが、未来ある若い選手達の試合です。普段なかなかファームの試合にも出られないイースタンの7チームに配属されている育成選手達の為に用意された試合です。シーレックスからも2年目の坂本選手と育成の杉本選手が参加し僕、も初めてその試合に参加してきましたが、凄く良い経験ができました。
 一番に思ったのはどの選手も一生懸命でした。別にファームや1軍の選手が一生懸命でないといっているわけではなく、それとは質が違う一生懸命さがあるんです。打撃コーチをさせてもらったんですが、どの選手もみんな目に、凄くパワーというか野球が上手くなりたい!という気が出ていたんです。18年前、自分もこの選手達みたいな気持ちで野球をやっていたんだと懐かしく感じました。
 これからは僕が彼らのように未来のある選手達を手助けする番なんだとも思いました。指導者としてはまだまだ未熟な自分ですが、自分が経験した18年間で得たものをこれからの選手達にたくさん伝えていきたいという思いを強くしました。

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2009年03月23日

引退試合

 今日は僕の引退試合を開催して頂きました。大矢監督をはじめチーム、そしてジャイアンツの皆さん、開幕に向けた大事な準備の時期にこのようなイベントをご理解頂き、ありがとうございました。また、佐々木社長をはじめ球団の方にはお忙しい中、ご準備を頂き、ありがとうございました。そして、何よりファンの方、天気が良くない中、足を運んで頂き、本当にありがとうございました。
 結果は3球目、グライシンガー投手からホームランと、自分でもびっくるするような結果に終わりました。それなりに準備はしてきたつもりでしたが、まさかこんなふうになるなんて考えてもいませんでした。最後の最後まで、僕は恵まれているなあとつくづく思いました。高校から横浜に育てられ、プロでは日本一やタイトルを取ることにも恵まれました。本当に、横浜だったからこそ、最後までこんな形で終わらせて頂いたのだと思っています。
 やっぱり僕は横浜ベイスターズが大好きです。これからは僕がお返しする番だと思っています。まずは僕よりすごい選手を数多く、1軍に送り出していければと思っています。
 皆さん、これからも横浜の鈴木尚典を、よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。

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2009年03月11日

WBC

 皆さんも注目されていることとは思いますが、WBCのアジアラウンド、日本は残念ながら2位通過でしたね。韓国に1度目の対戦では圧勝しました。でも、2度目は惜敗。1度目の試合も序盤の展開を見ると紙一重で、改めて韓国とは力の差がほとんどないなと、その日その日の状態で勝敗が決まるなと思いましたね。
 韓国の先発は予想されていた投手とは違う、別の左投手が出てきました。日本は1度目の対戦では、金広鉉というオリンピックでも苦しめられた左腕を、その反省を生かして攻略していました。各バッターには研究の跡というものが見られました。しかし、これまで余り対戦経験がない投手が来て、いい投球をされると、バットが鈍っていました。もちろん映像などでは研究していたとは思いますが、いざ打席に立ってみると実際は違っていたと思います。試合の中わずかな時間でそれを調整し、対応していかなければならない国際試合の難しさというものを改めて感じました。
 もう一つは代表という急造チームならでは難しさですね。決勝点を失った場面は相手の4番にインコース攻めを2度続けた結果でした。城島健司選手もあとで言っていましたが、三塁の村田修一選手をもっと三塁線に寄せておけば良かった、と。その前の打席でもその打者にはインコースを攻めていたので、相手もある程度予測していたと思います。ヒットを打たれる前の内角球もファウルにはなっていましたが、内角を意識した引っ張りのスイングでしたから。そこにあえていくわけですから、三塁方向に打球が飛ぶことはかなりの確率で予想できます。城島選手の言葉は、捕手としては守備位置への指示が甘かったというように解釈できました。この辺も長くやっているチームなら、まったく問題なかったかもしれませんね。
 それにしても韓国は強いです。僕も先日、台湾でその強さを見てきたところではありますが…。選手層という意味では日本の方が圧倒的に厚いのでしょうが、トップクラスの30人ぐらいはほとんど差がありません。全体的なレベルは日本が上ですが、短期決戦ではその差が出てきません。アメリカでもそんな戦いが続くでしょうね。日本は今度はどう接戦をものにしていくか。楽しみに、そして期待して見ていきたいと思っています。

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2009年02月28日

ただいま

 先日、台湾から帰ってきました。
 初めて日本以外の野球に接してきました。見ること、聞くことが新鮮で、本当に勉強になりました。近いようで遠かった韓国、そして台湾の野球も、身近に感じられるようになりました。
 現地では僕も実際にバットを振ったり、体を動かしながらも指導でした。そんな毎日だったので、4キロもやせて帰ってきました。体は結構絞れたので、引退試合に向けて、いいトレーニングにもなったかもしれません(笑)。
 僕が行った場所は、台湾でも田舎の方だったのですが、そこで改めて日本の、特にプロ野球は恵まれていることを感じました。グラウンドなどの施設面、バットやグラブなどの用具、そして食事面、彼らは日本よりもはかるかに劣る環境で、負けないぐらいの情熱を持って、野球に取り組んでいました。この何日かで見た彼らの姿、彼らとの交流は僕の財産になりました。
 行く前はやや不安もあったのですが、今は本当に行って良かったと思えます。球団に感謝しつつ、この経験をチームに少しでも還元できるようにしていきたいと思います。

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2009年02月21日

韓国の強さの理由

 今日で台湾に来てから8日が経ちました。僕は台湾の台東で韓国の成均館大学の春季キャンプに参加させてもらっています。成均館大学は韓国の大学野球界No.1チームで、毎年韓国プロ野球界に3、4人を輩出している名門大学です。そこで僕もいろいろと勉強させてもらってます。
 こんなに間近で日本以外の野球を見たことは今まで一度もないので、本当に良い経験になっています。 打撃指導をする時も自分でバットを持って、そして振って指導させてもらっています。
 日本の野球と韓国の野球には大きな違いがありました。韓国には社会人野球がないそうで、ここにいる大学生は全員プロ野球選手を目指し、朝の8時30分から夕方の6時まで猛練習を積んでいます。毎年、何人かの先輩が韓国のプロ野球選手になり、それを身近で見て後輩達は自分もプロ野球に!という気持ちを強く持って練習に取り組んでいます。プロに行けなければ大学の4年間で野球は終わってしまいます。そんな危機感や反骨心を常に持っているように感じました。その熱い気持ち、一つ一つが、たとえ練習試合でも緊張感や集中力に繋がっているんだと思いましたね。
 北京オリンピックでも韓国は日本の前に立ちはだかりましたが、ただ単に日本に対するライバル意識だけではなく、こんなふうに大学野球を過ごし、プロに入ったことも、あの強さを支えているんだと感じました。僕も現役時代は気持ちを大事にプレーしてきたので、そのことの重要性を改めて考えさせられました。

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2009年02月15日

初台湾

 皆さん、こんばんは。台湾にやって来ました。13日に沖縄から台湾の台北桃園空港に移動して、そこからバスで国内線の松山空港に移動。そこからまた飛行機で1時間かけて台東に移動してきました。長旅でした。
 14日からは韓国大学野球No.1チームの成均館大学のキャンプに合流しました。日本とは違った独特の雰囲気や緊張感があって、僕も本当にいろいろと勉強になっています。詳しくはまた後日、書かせて頂きますが、カルチャーショックを受けることばかりです。
 そして2日目の今日、15日は台東から電車新幹線を乗り継いで台中に来ています。台湾は皆さん、ご存知のように王貞治さんを筆頭に、過去に日本のプロ野球で郭泰源投手(西武)、郭源治投手(中日) 、大豊泰昭選手(中日)など多くの名選手を輩出し、今も林威助選手(阪神)、チェン投手(中日)などいい選手がいます。今日は台湾の高校野球、日本で言えば甲子園のような大きな大会の決勝戦があり、ちょうどその試合を見てきました。観戦前はもっとメジャーリーグやメキシコ、キューバのように、投手の投げ方、打者の打ち方が個性的なのかな?と思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。送りバントはもちろん、基本に忠実に手堅い野球で、限りなく日本の高校野球に近いなと驚きでした。ちなみに、台湾の高校野球では大会によって金属バット使用の大会、木製バット使用の大会と分けられているそうなんです。日本と同じようなところと、全然違うところ…。面白いですよね。
 こんなふうに野球観戦するのはホント、何十年ぶりでしたよ。小学生の頃、父に弟と一緒にプロ野球を見に連れて行ってもらった以来かもしれません。異国での観戦でしたが、何だか凄く懐かしい感じでした。
 それでは、またレポートしますね。

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2009年02月13日

台湾へ

 突然ですが、台湾に行ってきます。現地で韓国の大学がキャンプを張っているのですが、その臨時コーチのような立場で行かせて頂くことになりました。
 僕にとってアジアの他の国に行くのは初めての経験ですが、これまでも興味を持っていました。特に韓国は北京オリンピックで金メダルを取った国です。今回はプロ選手でありませんが、それを支える学生の野球に直に接することで、その強さの理由もわかるかもしれません。台湾も強豪国です。現地の球場や施設を見て、彼らの野球事情などを聞けば、自分にとっていい勉強になると思っています。
ちょうど、もうすぐWBCがあります。日本のライバルとして立ちはだかる国の野球に触れられることも楽しみです。
 期間は13日から24日までです。短い間ですが、球団に頂いたこの貴重なチャンスを生かしてきます。皆さんには、現地の様子も伝えてられたらなと思っています。それでは、行ってきます!

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2009年02月07日

キャンプ本番

 キャンプインから4日後、シーレックスも沖縄に移動し、ようやくキャンプも本番という雰囲気になってきました。選手としてではなく、コーチとして迎える初めての春季キャンプを過ごしています。
 僕は去年まで毎年来ていますが、沖縄は例年に比べても本当に天気がいいですね。気温も20度以上あって、恵まれた環境の中、選手も裏方さんも、みんな汗だくになって頑張っています。
 コーチ1年生の僕は毎日が勉強に日々です。戸惑いも、やり甲斐も…、選手時代とは違った気持ちの中で毎日が本当にあっという間に過ぎていきます。とにかく今は選手をサポートする側に立っていますので、、1人でも多くシーレックスからベイスターズに行ける選手送れるよう、手助けしていきたい。そんな思いでいます。
 また時間を見つけて、沖縄情報を更新していきたいと思います!

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2009年01月29日

サイン会のお礼

 先日、告知させて頂いていましたが、25日に僕の引退記念グッズをご購入頂いた方へのサイン会をやらせて頂きました。人数に制限はありましたが、150人の方に参加して頂きました。どうもありがとうございました! 
 球団の方、ベイスターズショップの皆さんもご苦労さまでした。また、こんな機会があることを楽しみにしています!

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2009年01月21日

お詫び

 前日お知らせしたサイン会の件で、補足でご説明しないといけないことがありました。サイン会は僕の引退記念グッズをご購入頂いた方、150人を対象にしたもので、購入の際にお渡しする整理券が必要になってきます。ちなみに今現在、残りは8枚だそうです。
 このことをお伝えしないと、当日いらっしゃってもサインできないことになってしまいます。説明不足で、すいませんでした。取り急ぎ、お知らせ致します。

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2009年01月20日

サイン会のお知らせ

 今日は皆さんにお知らせがあります。1月25日に関内セルテでサイン会をやることになりました。キャンプ前最後の日曜日なので、お時間がある方は是非、お越し下さい。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

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2009年01月10日

新人合同自主トレ

 今日から横須賀で新人選手の合同自主トレーニングがスタートしました。大矢監督が視察にいらっしゃっていて、僕もコーチとして練習を見させてもらいましたが、ドラフト1位の松本選手をはじめ、いい選手が多そうな印象を受けました。皆さんも是非、一度見に来てみてください!
 選手たちが初々しく動いているのを見ていると、僕も思わず18年前の自分のことを思い出してしまいました。僕らの時はいきなりグラウンド10周。ウオーミングアップからばてばてになっていたことをよく覚えています。
 もちろん、初日からメニューを楽々とこなすことに越したことはありませんが、きつかったからと言って悲観することもないと思います。あまり目先の小さなことにとらわれずに、大きく育つのが一番ではないでしょうか。
 何はともあれ、新人選手にとってはプロとして第一歩を踏み出した実感があると思います。とにかく、どの選手もけがなくキャンプインを迎えて欲しいと願っています!

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2009年01月01日

コーチとしての新年

 明けましておめでとうございます。今年も日付が変わったと同時に、皆さんからたくさんの「年賀メール」を頂きました。選手からコーチに立場は変わって迎えた初めてのお正月ですが、変わらぬご支援に心から感謝しています。
 皆さんからは現役引退してもブログを頻繁に更新して欲しいというメールを多数、頂いています。可能な限り書いていこうと思っています。では、今年も横浜ベイスターズ、湘南シーレックスともども、よろしくお願いします!

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2008年12月27日

転機の年

 2008年も終わろうとしています。今年も1年間、このブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
 2008年は振り返ると、現役を引退し、指導者への道に進んだ大きな転機となる年でした。いつもならこの時期は来年に備えて徐々に体を仕上げているので、それがない今年は物足りなさもあります。多分、これからキャンプが近づくにつれて、その気持ちは大きくなっていくのかもしれません。でも、その代わりに今の僕には別の方法でチームに貢献するという仕事があります。また新たな夢や目標に向かって頑張っていこうと思っています。
 来年はどんな年になるでしょう。チームが浮上できるように力を尽くし、必ずいい1年にしたいと思っています。それでは、皆さん、良いお年をお迎え下さい!

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2008年11月24日

1人でも多く

 今日は毎年恒例の横浜市18区の野球教室に行ってきました。僕の担当は泉区でした。あいにくのアメの中でしたが、17チーム約200人の小学生たちと一緒に野球を楽しんできました。
 この野球教室は毎年違う区域に行きます。来年はまた違う区域に行くことになります。なるべく多くの区域を回り、1人でも多くの子どもに接することができたらと思っています。
 このイベントを終えるといつも思うのですが、今日教えた200人の中から1人でも多くの子どもがプロ野球選手になってくれたらいいな、と。僕らと触れ合ったことで子どもたちの将来が開けてくるなら、これほど幸せなことはないですね。

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2008年11月23日

これまでも、これからも…

 昨日のシーレックスに続き、今日はベイスターズ恒例のファン感謝デーでした。これまではずっと選手としてこの日を迎えていましたが、今年はコーチとして、でした。今年だけではなく、これまでの現役生活を支えて下さった皆さんへの感謝の気持ち、そしてこれからも変わらぬご支援をよろしくお願いしますという気持ちで横浜スタジアムに向かいました。
 昨日もそうでしたが、今日もファンの方にたくさん声を掛けて頂きました。背番号「51」のユニホームを着てご来場頂いたファンの方も多く目に留まり、本当にうれしく思いました。ファン感の中でのイベントでは、スタジアムの場内で公開ラジオという形で、同級生で、今シーズン限りで引退した川村丈夫投手と一緒に出演しました。少しでも楽しんで頂けていたなら幸いです。
 ところで、来年3月22日の横浜スタジアムでの巨人とのオープン戦で、僕の引退試合を球団にやって頂けることになりました。自分のためにわざわざこのような日を設けて下さった球団には本当に感謝しています。そして、これが本当に最後のユニホーム姿になります。引退を表明してから少し時間が空いてしまいましたが、僕にとってはけじめの日です。皆さんもお時間があれば、是非いらっしゃって下さい。

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2008年11月12日

初めてのコーチ業

 ごぶさたしています。寒くなってきましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 皆さんから近況を知らせて欲しいというメールを何通も頂きました。更新が空いてしまい、すみません。
 で、ベイスターズは秋季キャンプが終盤に入ってきました。僕も初めてのコーチ業に、ようやく慣れてきつつあるところです。
 基本的に野手中心に見ているのですが、打撃ケージの裏でストップウオッチを片手に時間を管理したり、時にはバッティングピッチャーも務めたり、と1軍とは違って、何でもやる、という感じですね。
 当たり前ですが、選手時代とは勝手は全然違います。選手より早くグラウンドに来て、選手より遅く帰ることも日常です。2軍は1軍と違って、スタッフも限られているので、球拾いもグラウンド整備ももちろん、みんなでやっています。
 打撃コーチの高木さんや中根さん、同級生ですが、コーチ業の先輩の万永コーチらにも助けられながら勉強し、新鮮な毎日を送っています。19日まで練習はしていますので、皆さんもお時間があれば、是非、横須賀でお会いしましょう!
 お会いすると言えば、11月23日に恒例のファン感謝デー(『2008ベイスターズフェスタ』・11時開演)が開催されます。僕はコーチとして皆さんにお会いできる初めての機会です。ふるってご参加下さい!

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2008年10月28日

告知

 ここ数日、ブログがちょっとしたトラブルを起こし、アクセスできなかったと思います。皆さんにもご心配をお掛けしましたが、ようやく復旧できました。
 早速ですが、お知らせがあります。ことしも波留コーチの「チャリティー&ファンの集い」(12月12日19時・新横浜プリンスホテル=詳細は「http://www.knt.co.jp/tts/sports/tour_b.htm」へ)が開催されます。僕の他に内川選手、寺原投手も参加します。選手 寺原選手が参加します。皆さんもお時間があれば是非、ご参加下さい。

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2008年10月16日

横浜への愛着

 今日は皆さんにご報告があります。
 今シーズン限りでユニホームを脱ぐことに決めました。
 考えに考えを重ねて出した結論です。新聞報道などでご存じの方もいらっしゃると思いますが、10月上旬に球団と来シーズンについて話し合いました。簡潔に言うと、選手としては契約は結ばないということ、来年からのファームのコーチへの就任要請、この2点を伝えられました。
 初めは何も考えられない状態でした。現役へのこだわりは捨てがたく、他チームに移籍してプレーすることも考えました。その一方で、どうしても心の中に消えなかったものがあります。
 それは横浜への愛着でした。
 僕は静岡県浜松市の出身ですが、高校から21年間、横浜で過ごしてきました。母校である横浜高校での3年間では渡辺元智監督をはじめ、僕の人生で掛け替えのない人たちと巡り合うことができました。
 プロ入りの時、その渡辺監督からは「尚典は横浜高校から地元の横浜大洋に行くんだから頑張ってたくさんの人たちに応援してもらえるような選手になれ!」と激励され、入団会見では「田代さんのようなホームランバッターになりたい」という抱負を話したことが昨日のことのように思い出されます。プロでも多くの方々にお世話になりました。僕が初めて首位打者のタイトルを取った時の監督でもある大矢明彦監督、打撃の師である元2軍打撃コーチの竹之内雅史さんと現湘南シーレックスコーチの高木由一さん、入団の時に目標に挙げていた田代富雄2軍監督、打撃投手としてお世話になった故石田文樹さん…。ここですべての方のお名前を挙げることはできませんが、コーチ、先輩、同僚、後輩にも恵まれました。陰で支えて頂いたチームサポーターの方々、球団職員の方々にも感謝してもしきれないと思っています。
 球団名は横浜大洋ホエールズから横浜ベイスターズへと変わっていきましたが、僕の横浜に対する思いはずっと変わっていません。選手としてはいい時ばかりではありませんでした。同じぐらい苦しい時もあったかもしれません。でも、それも横浜だったから、故郷同然の横浜だったからこそ、乗り越えられてきたと思うのです。
 もちろん、こんな風に愛着を持つことができたのはファンの方々の存在が大きかったことは言うまでもありません。横浜スタジアムのご声援には何度勇気づけられたことか分かりません。遠征先でも熱心な応援を頂きました。ファームにいても大きな声援を頂きました。そして1軍に戻ってきた時にも大歓声を頂きました。来年どうなるかが不透明な中でプレーしていたシーズンの最後の方では、他チームのファンの方々からも温かいご声援を頂きました。本当に幸せなことで、選手冥利に尽きるとはこのことだと思っています。
 僕には横浜に育てられた選手だという自負があります。他球団に移籍し、ぼろぼろになってでも現役にこだわるという選択肢も考えていました。引退を決めた理由は一つではありませんが、最終的にはそんな横浜を去って他のチームでプレーする自分の姿が想像できなかったからです。違うユニホームを着て横浜と戦うことが想像できなかったからです。それよりも愛着がある横浜で次の道を、指導者としてチームに貢献できる道を選ぼうと心を決めました。
 だから終わりという感じはしません。それよりも、これから始まるんだという思いです。この何日かで考え抜き、ようやくそんな気持ちになれました。その間には皆さんかた頂いたメールにも励まされました。どのチームでも現役を続けて欲しいというご意見、指導者でも横浜に残って欲しいというご意見、どんな結論でも賛成するというご意見…。様々なメールを頂きましたが、全てが僕のためを思って下さってのことだということだけは共通して伝わってきました。
 今は晴れやかな心境です。そうなれたのは僕が選手として1打席、1球に悔いを残さないように取り組んできたからかなと思っています。1打席、1球、これから指導者になっても「球道一心」を心に刻んでいきます。来年、選手としては今シーズンの屈辱を晴らすことはできません。でも、それは必ずや、残った選手たちが成し遂げてくれると信じています。僕はいつものように自分ができること、微力ながらチーム力をレベルアップさせることに全力を傾けていきたいと思います。渡辺監督からは「鈴木尚典以上の選手を育てろ!」とハッパを掛けられています。その言葉も胸に選手の育成に携わっていくつもりです。
 皆さん、18年間、ご支援本当にありがとうございました。これが鈴木尚典の選んだ道です。これからも胸を張って生きていきたいと思います。そして今後とも横浜の鈴木尚典をよろしくお願いします!

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2008年10月04日

今はまだ…

 おそらく今日の新聞などをご覧になったのだと思います。皆さんからたくさんのメールを頂きました。ご心配してくださるメール、激励のメール…。こんなにも多くの方に支えられているのかと。こんな時だからこそ、そのことが本当に身に染みてよく分かりました。
 ただ、今はまだ多くをお話できない状態です。すみません。いずれ時期が来たら皆さんにはご報告したいと思っています。それまで僕は自分ができること、1球1打席を大事にプレーするだけです。

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2008年09月29日

王監督

 皆さんもご存じの通り、王監督が今季限りで退任されるとのニュースがありました。僕には一度だけ、声を掛けて頂いたことがあります。1998年の日米野球のことでしたが、その時に「鈴木君はいいバッターになったなあ」と。
 選手としての王監督はほとんど記憶に残っていません。でも、僕が子どもの頃、夢中になって読んだ野球の本には必ずと言っていいほど、写真などが出ていました。僕にとっては伝説の選手です。そんな方に直接、こんな言葉を頂き、感激と自信でいっぱいになったことを覚えています。
 チームは今、連敗で苦しんでいます。王監督もダイエーの監督に就任された当時は低迷に苦労され、その後毎年優勝を争うようなチームに育てられました。横浜がそんなチームに生まれ変わるために僕も貢献したいなどと大げさなことは言えませんが、少しでも力になれるように残り試合、来季につながる打席を積み重ねていきたいと思います。

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2008年09月13日

1500試合出場

 今日は僕にとって通算1500試合出場という節目になりました。正直、1500という数字は意識していなかったのですが、1991年にナゴヤ球場でそのシーズンの最終戦にスタメンで出場して以来、1500もの試合を積み重ねてきたのかと。通過点ですが、改めてその事実を知ると、初出場した時には思いもしなかった数字だけに、感慨もありました。
 1500試合に出る間には、今の大矢監督をはじめ、多くの監督に教えを受けてきました。そのほかにも多くのコーチ、スタッフ、球団職員の方にもお世話になってきました。そして何より、ファンの方の支えがあってこその記録だと思っています。
 これから先、1試合でも多く積み上げられるように、そしていつか振り返った時によくここまで出られたなと自分でも誇りに思えるように、明日からも頑張っていきたいと思います!

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2008年09月12日

遅ればせながら

 遅ればせながら今シーズン第1号が出ました。まずは左投手に代わってもそのまま打席に立たせてもらったベンチに感謝です。そして、変わらず声援を送って頂いたファンの方にも―。
 ただ、不満もあります。結果的に追い込まれてから甘いスライダーが来ましたが、初球にも打ちにいかないといけない直球がありましたから。僕はその回の先頭の打者でしたが、あの1球に手を出さないといけませんでした。
 代打は1打席しかチャンスはありません。その打席で甘い球が来る保証はありません。だから来た時は必ず一振りでそれを仕留めなければならないと思っています。結果は出ましたが、内容には課題もありますね。まあ、結果と内容が伴うことは難しいことなのですが…。
 とにかくこの1本はこの1本で終わりです。また次、新たな気持ちで挑んでいきたいと思います!

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2008年08月31日

できることを精いっぱいに

 今日は夏休み最後の試合でした。チームは残念な結果になってしまいましたが、この天候が悪い中、最後まで応援して頂いたファンの皆さんには本当に感謝の言葉しか見つかりません。この3連戦はずっとこんな天気だったので、余計にその思いが強かったです。
 今、僕の役割は代打です。できることは限られているかもしれませんが、とにかく試合展開などには関係なく、自分がやれる範囲のことを精いっぱいやるだけだと思っています。それはいつも言っていることですが、1打席、1球を大事にプレーしていくということです。ペナントレースも残り少なくなってきましたが、この姿勢だけは最後まで変えることなくやっていこうと思っています。

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2008年08月18日

胸張れるベスト4

 今日で夏の甲子園が閉幕しました。横浜高校はベスト4でした。松坂投手のインパクトが強く、毎年のように優勝候補と注目され、それ以降に入った選手は大変なプレッシャーを受けてきたと思います。そんな中での4強入りなので、十分胸を張っていいと思っています!
 渡辺監督も本当にお疲れ様でした。しばらくゆっくり休まれて、また春に出場できることを祈っています。
 
 

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2008年08月17日

1軍復帰

 今日から1軍に戻ってきました。とにかくチームの勝利に貢献するヒットを1本でも多く、積み上げていきたいと思います。皆さん、また応援のほど、よろしくお願いします!

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2008年08月08日

本の話

 いつも応援ありがとうございます。今日は皆さんからの一通のメールをご紹介したいと思います。
 「シーズ中は忙しいとは思いますが、鈴木選手は空いている時間で本を読むことはありますか?」(神奈川県・J・Mさん=女性)
 本、読みますよ。実は今年初めに知人に『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン著)という本を紹介されました。簡単に言うと、成功の秘訣が読み取れるような本なのです。世界中でベストセラーにもなっているそうです。
 僕ら野球選手はメンタル面が非常に重要です。体をコントロールするだけではなく、気持ちもコントロールしなければなりません。例えば相手の厳しい内角攻めに動じない心であったり、スランプになってもはい上がっていく力であったり…。もちろん、どんな状況に陥っても決してあきらめないこともそうです。改めてですが、そんなことの大切さを感じさせてくれる本でした。
 面白いですよ! 皆さんも是非、取り寄せてみてはいかがでしょうか。

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2008年07月30日

前半戦終了

 今日、追浜でのナイターで、ファームも前半戦が終了しました。ファームでは41打数16安打、1本塁打、11打点という成績でしたが、この数字以上にいい内容をキープしたまま、終えることができたと思っています。しばらく試合はありませんが、この間もしっかり練習し、さらにいい状態に持っていきたいと考えています。
 5月初めにファームに来ましたが、暑くなってきても、変わらず球場で僕に声援を送り続けて下さっている方々、本当にいつもありがとうございます。皆さんの声援は打席にもしっかり届いています。それに応えるのは1軍に上がって、活躍することだとも胸に刻んでいます。とにかく早くその日が来ることを願っています。

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2008年07月26日

横浜高校が甲子園へ

 今日、横浜高校が神奈川県大会で優勝して甲子園出場を決めた知らせが届きました。今年の神奈川県大会は記念大会ということで、南と北に別れての開催でした。ただ、それでも100校近くの代表です。自信を持って戦ってこられると思います。春の選抜では残念ながら一回戦負けだったので、その悔しさもバネにし、今夏は優勝を目指して頑張ってもらいたいものですね。
 本大会では6日目の第3試合、相手はチームメイトの木塚投手の母校の浦和学院が相手です。甲子園に行くことはできませんが、こちらから心より応援しています!

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2008年07月16日

石田さん

 皆さんももう新聞などでご存知のことと思いますが、昨日、チームの打撃投手だった石田さんがお亡くなりになりました。今春の宜野湾キャンプ後に体調不良を訴え、その後はチームを離れて病院で治療を受けておられたのですが…。本当に残念でなりません。と同時にご家族の方には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 石田さんは僕より6歳上で、2年早く入団されていました。当然、選手時代もお世話になっていましたが、引退された後も、打撃投手として本当に助けて頂いていました。個人的には僕が入団1年目の時に食事に誘って頂き、プロ野球選手としての心構えなど様々なことを教えて頂いたことが思い出されます。
 明日はお通夜に行ってきます。そしてこれからもいつも石田さんを自分の胸の中に置き、頑張っていきたいと思います。

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2008年07月06日

あるファンの方の話

 今日はちょっとある僕のファンの方の話をさせて下さい。その人は31歳の男性で、関東で行われる2軍の全試合に僕のユニホーム、それも今の51、かつての7の番号が付いたホーム、ビジター、交流戦など8種類のユニホームを球場で掲げながら応援して頂いている方です。先日、富士に遠征に行った時のことなのですが、2軍なのでファンの方との距離も1軍に比べると身近で、その方と話をする機会がありました。
 その方によると、1軍の試合でも僕のユニホームを着たファンの方を多く見かけるそうなのです。僕がいないにもかかわらず、です。その話を聞いて、胸が熱くなったというか、本当にありがたく思ったし、早く1軍でプレーし、そんなファンの方の思いに応えたいという気持ちを強くしました。
 バッティングの状態は変わらずいいです。横浜スタジアムでも僕のユニホームを着た方とお会いできることも刺激にして頑張ります。

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2008年06月23日

山形遠征

 ついさっき、ファームの遠征先だった山形から帰ってきました。
 現地では51のユニホームを着た男性ファンの方がいらっしゃいました。わざわざ仙台から着て頂いたそうです。まさかそんな方がいるとは思ってもいなかったので…。本当に、ありがたいというひと言に尽きますね。
 バッティングも身体の調子もいいです。そんな方の期待に応え、このまま上にいけるように、今の状態を維持してやっていきたいと思います!

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2008年06月16日

後輩のトレード

 今日は小池正晃選手のトレードが発表されました。横浜高校の後輩に当たり、もう数え切れないほど食事に行くなど、かわいがっていた選手です。一緒にプレーすることができないかと思うと、寂しい気持ちもあります。
 と同時に中日で活躍することを願うばかりです。チームは変わっても、同じ横浜高校の先輩-後輩というつながりは変わることはありません。新天地に行っても、ベイスターズでやってきたことはもちろんですが、横浜高校のOBであるという誇りも持って、頑張ってもらいたいと祈っています。

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2008年06月08日

追浜の声援

今日は追浜でナイターがありました。僕の出番の時には、ありがたいほどの大きなご声援を頂きました。1軍はデーゲームで、その帰りに観戦に来て頂いたファンの方もいらっしゃったようで、本当にありがとうございますのひと言しか思い浮かびません。
 毎回のように書いていますが、そんな皆さんに応えるためにも、早く1軍に戻れるよう、頑張っていきたいと思います。

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2008年06月02日

一刻も早く

 昨日は15年ぶりにヤクルトのファームの本拠地がある、埼玉県戸田市に行ってきました。球場には51のユニホーム着た僕のファンの方もいらっしゃって、多くの声援も頂きました。毎日、頂いているたくさんの激励のメールもそうですが、本当にありがたく感じています。だからこそそんな方々に喜んでもらえるように、一刻でも早く1軍に上がらないといけないとも思っています。
 本当は、このブログはマメに更新したいという気持ちはあります。ただ、無理に自分をつくって、書くようなことはしたくないと思っています。皆さんにはいつも本音で話す自分でいたいというのが一番です。
 また、皆さんにいいご報告ができるように、明日から頑張っていきます!

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2008年05月23日

上を目指す力

 2週間以上が経ちました。1軍と違って、時間は長く感じられますね。とにかく1日でも早くベイスターズに呼ばれるよう、ベストコンディションに整えることだけを心掛けています。
 その一方で1軍を目指している若い選手と一緒に汗を流していると、刺激になるというか、1軍にいると忘れがちになる若い頃の気持ちを思い出さされることもあります。がむしゃらにバットを振って、来るべき日に備えたいと思っています。
 こちらで発見できたのはそれだけではありません。ファンの方には2軍でも本当に熱心に応援して頂いています。こんな時だからこそ余計にありがたさを感じてしまいます。本当に感謝の言葉しかありません。上を目指す僕の力になっています!

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2008年05月08日

ありがとうございます

 今回、皆さんから300通を超える激励のメールを頂きました。すべて目を通させて頂きました。本当にありがとうございました。

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2008年05月06日

ご報告

 明日から2軍に行くことになりました。1日でも早く1軍に戻れるように頑張ります。

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2008年04月10日

誕生日に

 今日の巨人戦は中止だったので、皆さんからのメールをゆっくり読ませて頂きました。
 4月10日は僕の36回目の誕生日でした。昨日から今日にかけて、本当にたくさんのお祝いのメールを頂きました。試合がなかったのは残念でしたが、また皆さんに支えられていることを実感した1日でした。本当にありがとうございました!

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2008年04月08日

天候のような…

 今日はホームでの巨人戦でした。個人的には十一回裏に代打でヒットを打ったのですが、試合展開は今日の天候と同じように、何となくすっきりしない引き分けという結果に終わりました。
 負けなかったのか、勝てなかったのか―。引き分けの時にはそう感じることは多いのですが、今日も何となくそう感じましたね。
 ただ、こんな天気でもたくさんの方に球場に来て頂きました。早くすかっとする勝利をお見せできるよう、また、そこに貢献する一打を打てるよう頑張っていきます!

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2008年04月01日

ようやくの開幕

 今日のヤクルト戦、4打席目で今シーズンの初ヒットが出ました。4打席目と言っても4試合目なので、長かった気がします。それに大阪では良い場面で使ってもらいながら結果を出せなかったので、1本出たことで少し楽になれました。
 そして何より、横浜スタジアムの開幕戦で、チームの初勝利と同じ日に打てたことが一番だったと思います。今日はライトスタンド、一塁側スタンドからもらえる「タカノリ」コールがもの凄く大きく感じ、本当に勇気を頂きました。また今シーズンも、ホームのこの声援の中でプレーできるんだと思うと、気が引き締まる思いも沸いてきました。
 試合内容を見ると、開幕3連戦3連敗を吹き飛ばし、これから勢いに乗るには最高の勝ち方だったと思います。それも好調のヤクルト相手にです。内容ある勝利でした。僕もまた明日から、がんがん打っていきたいと思います!

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2008年03月30日

開幕

 今日で開幕カードが終わりました。もう皆さん、存知かもしれませんが、敵地での阪神戦で3連敗のスタートになってしまいました。
 僕も3連戦全てに代打で出場しましたが、結果を出すことはできませんでした。今日は0―3で迎えた四回二死満塁というチャンスでした。何らかの形でつないでいれば、まだ試合は分からなかっただけに、悔いが残ります。レフトスタンドで応援して頂いたファンの方にはもちろん、使って頂いた監督、チームのことを考えると、悔しさは消えません。
 明日は横浜でナイター練習をします。この3日間のことを忘れず、かといって引きずることはなく、本拠地で出直していきたいと思います。

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2008年03月23日

オープン戦終了

 今日でオープン戦が終了しました。久しぶりの更新になりますね。更新が止まっていた間も、皆さんには激励のメールを頂き、本当にありがとうございました。
 さて、今日は夜に恒例の選手とスタッフによる決起集会がありました。中華街に行ったのですが、なぜか? ブラジル料理のお店でしたね(笑)。でも、同じテーブルになった工藤さんの西武時代の面白い話が聞けたり、石井さんとも一緒で、開幕に向けて楽しく過ごせました。
 毎年のことですが、このイベントが終わると、いよいよ開幕だなという思いになりますね。個人的にはオープン戦ではアピールが物足りなかったのが悔やまれますが、開幕戦までの3日間の練習で、もっと良い状態に持っていきたいと思っています。
 今、体重は一番いいところをキープしています。去年の二の舞いを演じないように、今シーズンは1年間を通じて成績を残し、1試合でも多くチームの勝利に貢献できるように、そして秋には笑っていられるように、頑張っていきたいと思います!
 それでは、阪神が待つ大阪へ、行ってきます!

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2008年03月02日

充実のキャンプ

 今日のヤクルトとのオープン戦をもって、キャンプが終わりました。試合では1打席限定で「6番・左翼」で出場し、ヒットは打てませんでしたが、キャンプ自体は充実した時間を過ごせたのではないかと思っています。雨天も多かったですが、調整への影響はなく、精神的にも初日にこのブログで書いたような気持ちを最後まで継続したまま、いい形でプロで18度目のキャンプを締めくくることができました。
 無心で取り組めたせいか、時間が過ぎるのも速かった気がしますね。数えると、セ・リーグの開幕まで26日です。これからオープン戦が本格的にスタートしますが、本番までもう秒読みと言っていいぐらいの段階に入ってきます。
 最近いつも書いていますが、シーズンを通して結果を出すことを考えながらも、同時に競争を勝ち抜くために日々の結果、内容も求めていかなければなりません。当面は開幕でスターティングメンバーに名を連ねること―。これからのオープン戦ではそのために必要なステップを踏んでいきたい、というか、踏まなければいけないと思っています。
 皆さんにはキャンプ中にもたくさんの応援のメールを頂きました。もちろん、最初から今シーズンに懸ける強い思いはありましたが、頂いたメールにその思いをさらに強くしました。まずは「開幕スタメン」という形で答えられるように頑張っていきます! 

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2008年02月25日

初戦の感触

 昨日はオープン戦初戦でした。僕は指名打者で出場しました。初打席の相手は2年目のロッテの大嶺投手でした。まだプロで勝ち星はないのですが、直球の伸びの素晴らしさで、成長が注目されている投手ということを聞きました。その初めて見る直球を、初球にヒットできたことは、最初の感触とにしては良かったのではないでしょうか。
 今日は休日でしたが、キャンプは締めくくりの段階に入ってきました。ここまでは怪我なく来ています。最後まで油断せずに、これから本格的に始めるオープン戦に向かっていきたいと思います。とにかく、秋にどのような成績を残せているか。それだけを考えながら1日1日を過ごしていきます。

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2008年02月20日

キャンプの雨に思うこと

 ここ4、5日の天気はいいんですが、今年は中盤ぐらいまで天気が悪かったです。宜野湾だけではなく、沖縄地方では宮古島、久米島、石垣島もそうみたいです。ここでキャンプを張っている3チームも雨には悩まされているみたいですね。
 僕もずっと宜野湾キャンプに参加していますが、こんなに晴れないのは初めてかもしれません。かと思えば、本州では大雪が降ったりと、何か気候がおかしくなっているような気もします。これも温暖化の影響なのでしょうか?
 昔はもっとじわっと四季が変わっていったと思うのですが、気候は年々、激しくなっているような感じがしますよね。世界中で起きている異常気象とかを見ても。
 まあ、天候で調整が左右されるようにはしませんので、そう影響はないのですが…。ただ、キャンプも折り返し地点を過ぎ、休日になるとふとそんなことを考えてしまいましたね。皆さんは最近の気候ってどう思いますか?

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2008年02月11日

自然体の闘争心

 キャンプも、もう10日が過ぎました。ここまでけがもなく、自分がイメージする通りに調整できていると思います。先日も初の実戦のシートバッティングで1打席目の初球をヒットにできたので、内容もまずまずと言ったところではないでしょうか。
 今年の沖縄は雨とか曇りばっかりです。ここまで晴れないのは記憶にないですね。当然、室内での練習も多くなっていますよ。
 でも、室内だろうが、外だろうが、調整には余り関係ないですね。雨が降るとか、風が強いとか、どんな状況であっても、僕はやるべきことをやるだけです。まあ、その点では順調ですね。
 ただ、今、順調でも、問題はシーズン振り返った時にどうか、ということです。まずは目の前の1試合に最高の状態で臨む。そしてそれを続ける。シーズン全体で高いレベルの状態をキープできるか、否か。目先のことにこだりつつ、一喜一憂もせず、かと言って変に達観したり、淡泊になったりすることもなく。難しいことですが、自然体でありながら熱い闘争心を秘めるような状態でありたいですね。

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2008年02月01日

悔しさを支えに

 プロ野球の「2008年」がスタートしました。
 今日、練習して改めて思いました。去年の悔しさがまだ自分の胸にくっきりと残っているな、と。引きずっているわけではありません。何ていうか、燃えるようないい意味の悔しさです。これがこれからキャンプ、オープン戦、そしてシーズン…、日々の自分の支えになっていくのだとはっきりと確信しました。
 今シーズンのベイスターズはトレード、トライアウト入団などでメンバーは大きく変わりました。これだけ入れ替わるのも珍しいですよね。でも、それが逆に例年にはない緊張感を、チームに生んでいるようにも感じました。この雰囲気も僕にとっては刺激になるし、またしていかなければいけません。
 練習の内容を振り返ると、オフの自主トレが順調だったことで、良い感じで動けました。ただ、調子が良いからといって、飛ばし過ぎないようにしようとも思っています。去年は飛ばさないといけない状況だったのですが、飛ばし過ぎてそれがオーバーワークという形で逆効果になってしまいました。去年の失敗を繰り返さないよう、時には体を動かすことを抑える勇気を持ちながら、地に足をしっかりつけて長いシーズンの先を見てやることだけを考えていきます。
 今年は一度レギュラーを取ったら、シーズン最後まで手放してはいけない。そう強く思ったキャンプ初日でした。

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2008年01月27日

キャンプモード

 いよいよキャンプインが目前に迫ってきました。ここ数日は厳しい寒さが続いていますが、自主トレはここまで順調に消化してきました。この時期に毎年のようにあった小さな怪我や故障も、今年は無事にトレーニングを積んでこられました(いい兆しかもしれません)。
 2月1日はプロ野球のチームがその年で初めてユニホームに袖を通すことで「プロ野球界のお正月」と言われますよね。ベイスターズもキャンプのメンバーが発表になったし、毎年のことですが、気持ちは徐々に「キャンプモード」にスイッチが入ってきました。
 以前にも書きましたが、今年は具体的な目標は掲げません。自主トレからそうだったように、一日一日を大切に、自分のベストを尽くすことだけを考えながら過ごしていくつもりです。その延長線上に結果なり、数字があると思っています。こんな気持ちで、キャンプに臨みます。
 では皆さん、機会があれば沖縄でお会いしましょう! お待ちしています!

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2008年01月22日

加藤さん

 昨日、ベイスターズOBでもある加藤博一さんが亡くなったことを知りました。余りにも早過ぎる死で、残念でなりません。ご家族のことを思うと、胸がいっぱいになります。
 加藤さんはよく球場でお会いすることがありました。皆さんがテレビから受けるイメージそのままの明るさと気さくさで、良く通る声で遠くから僕のことも「タカ、タカ」と呼んでくれたことを覚えています。いつも「調子はどうだ?」などと、気にかけてくださっていて…。
 チームの大先輩でもあるのですが、本当に優しかった印象しか残っていません。その思い出を大事に、今はただただ、ご冥福をお祈りするだけです。

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2008年01月20日

寒さニモマケズ

 本当に寒い日が続きますね。暖かい沖縄でのキャンプが待ち遠しいです。自主トレの期間が残りわずかになってきたので、キャンプ前に風邪などで体調を崩さないよう、最後まで気を抜かずに調整していきます。
 練習で身体を動かしている時は寒さも感じないのですが、メニューの合間や移動する時はやっぱり寒いですね。とにかく身体を冷やさないように心掛けています。今年はインフルエンザが流行るという予測がありました。こう寒いとそれも心配になってきますね(僕らはオフに予防注射を受けていて、大丈夫だとは思いますが)。
 ニュースではセンター試験の様子も映されていました。受験生の皆さんも一番大事な時期に入ってきますね。くれぐれも体調には気を付けてください。僕も寒さに負けることなく、ベストコンディションでキャンプ初日を迎えたいと思っています。

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2008年01月17日

寮の思い出

 今日も皆さんから頂いたメールから紹介します。
 「こんにちは!最近、新入団選手が各球団の寮に入寮するニュースをよく見ますが、尚典さんはご自分がベイスターズの寮に入寮した日のことを覚えていますか?」(茨城県・totozoさん)
 僕も先日、各チームの新人選手たちがそれぞれの合宿所に入るニュースをテレビで見ました。もう17年も前のことですが、僕も横浜高校を卒業して、すぐに横須賀の寮に入りました。その時のことがよみがえって、懐かしかったですね。
 横浜高校でも寮でした。でも、プロの寮というのはホントに豪華だなと思いましたね。食事はバランスが取れたものが出てくるし、ひとり部屋で、暮らすには十分な広さで快適でした。お風呂は大きく、トレーニング施設もあり、隣にはいつでも体を動かせる室内練習場があるし…。すぐ近くは海で、眺めも最高でしたね。野口投手(巨人)とか井川投手(ヤンキース)とか、寮で長く暮らした選手もいますが、その気持ちも何となく分かります。僕らの時代でもそう感じたのだから、今の寮はもっと設備が整っているんでしょうね。
 人生でもうあんな大人数で生活することもないと思います。今となっては横須賀で暮らした数年間はいい思い出になっていますね。

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2008年01月07日

原点で始動

 先日、こんなメールを頂きました。「今年は熊本での自主トレはされないのでしょうか? 私自身凄く楽しみにしているだけに不安で仕方ありません。私の周りにも尚典選手の大ファンの方がいらっしゃいます。どうか今年も熊本で自主トレをして下さい。ご承知の通り熊本や九州には巨人ソフトバンクファンが多いのが現状ですが、尚典選手がいらっしゃる事でここ数年本当にベイファンが確実に多くなってきているのが現状です」(熊本県・熊本ベイスターズを愛する会さん=男性)
 ちょっと褒められすぎていますが、ありがたいことです。でも、残念ながら、今年は熊本で自主トレはやりません。実は既に元日から出身地の浜松で始動しています(地元の神社に初詣でにも行きました)。
 今年も中田島砂丘を走り込んでいます。僕が子どもの頃、野球選手にあこがれて走っていた場所なので、初心に戻るには絶好の環境なんです。ほぼ毎日のように走っています。
 パートナーは幼なじみで一学年下の平野君です。キャッチボールの相手をしてもらったり、ティー打撃でボールを上げてもらったり…。本当に色々と手伝ってもらっています。昔は僕の弟と3人で日が暮れるまで野球をしたのですが、彼といることで、より原点に近づけるような気もします。
 こんな環境だからでしょうか、集中していい感じでトレーニングができています。今年はキャンプ直前までこっちでやろうかなと考えています。

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2008年01月01日

18年目のシーズンへ

 明けましておめでとうございます!
 2008年ですね。僕にとってはプロ18年目のシーズンになります。去年の今ごろはレギュラー奪回を胸に気持ちを新たにしていましたが、今年はあえて目標は掲げません。練習からとにかく悔いのないように取り組んでいきます。
 ただ、目いっぱいやることがいい結果につながるとも限りません。休みの取り方なども、もっと工夫を加えたいと考えています。すべてがグラウンドで最大限の結果を出すことにつながるように過ごしていこうと思います。
 それでは今年も、3年目を迎えたこのホームページともども、皆さん、よろしくお願いします!

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2007年12月27日

早いもので…

 早いもので、2007年ももうすぐ終わりですね。プロレス好きの僕としては大みそかの格闘技番組が近づいてくると、年の瀬だなーと実感します。
 今年はこのホームページも2年目を迎えました。去年に続いて皆さんからたくさんの応援メールを頂きました。それを読んで奮い立つことも、考えさせられることもありました。今年も皆さんの存在をより身近に感じながらプレーすることができました。
 来年もできるだけ日記を更新したいと思います。と言っても、僕の本業はあくまでプレーすることです。そこで結果を出すことにすべての力を注いで、当たり前ですが、プレーで皆さんのご声援に応えていくことを第一に考えていきます。
 それでは、今年もご愛読、ありがとうございました。皆さん、良いお年をお迎えください!

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2007年12月16日

今年も続々と

 中日と広島からフリーエージェント宣言した福留選手、黒田選手がどのメジャー球団に行くか決まったようですね。しかも報道を見ると、どちらもものすごい契約です。素晴らしい選手なので当然かもしれませんが、去年の松坂選手の時もそうでしたけど、それでも、ちょっと想像できないような金額ですね。
 ロッテからも薮田選手、楽天からも福盛選手…。今年も続々と選手がアメリカを目指しています。選手の本能のようなものでしょうけど、よりレベルが高い舞台を目指すのは当然だと思います。ただ、最近は単純にそういった意欲だけじゃはなく、日本の球団が遠く及ばない契約面も海を渡る原因になっているような気がします。
 福留選手には多分、日本で一番高い年俸を出せる巨人も獲得を目指していました。それでも、メジャーが出した条件にはかなわなかったようです。他の選手も、日本にいた時と比べると、それをはるかに上回る契約みたいですね。プロである限り、自分を一番高く評価してくれるところでプレーしたい―。これはよりレベルが高い舞台を目指すのと変わらないぐらい強い欲求かもしれません。
 ただ、メジャーでは高い年俸の選手ほど、結果を出せない時の風当たりも強いと聞きます。福留選手も黒田選手も厳しい状況でプレーすることになるでしょうけど、そんなプレッシャーをはね返すような活躍を見せてもらいたいですね。それができる選手たちだと思うので。

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2007年12月10日

オフのリラックス法

 まず皆さんからのメールを一通、ご紹介します。「シーズンオフの時期はどのように過ごしておられるのですか? 日頃、家族との時間が余りないと思いますが、子どもさんとの触れ合いなどで過ごしておられるのですか?」(岐阜県・丘の上のお姉さん=女性)
 この方以外にも何通か、僕のオフシーズンの過ごし方についての質問を受けたので、今日はその辺を書いてみます。ちょっと長くなりますが、お付き合いください! 子どもとの触れ合いの話ではないですが…。
 ご存じの方もいるかもしれませんが、僕の一番のリラックス法はやっぱりプロレス観戦です。シーズン中はまず観戦することはできないので、比較的休みが取りやすい今の時期にはうまくタイミングが合うと見に行きますね。僕がなぜプロレスが好きか。さかのぼると僕が7、8歳の頃かな。今はたくさんのプロレス団体がありますが、当時は新日本プロレスと全日本プロレスの2団体がメジャーでした。新日本プロレスは毎週金曜日の夜8時からテレビ朝日で中継が行われ、全日本プロレスも日曜日の午後に日本テレビでやっていました(今ではちょっと考えられない時間帯ですね)。きっかけはその中継を見たことでしたね。
 当時の新日本プロレスはアントニオ猪木さんを中心に藤波辰巳さん、初代タイガーマスク、外国人ならハルクホーガンやアンドレ・ザ・ジャイアントなど多くのスターレスラーがいました(こうやって名前を挙げると懐かしいですね)。一方の全日本プロレスにもジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さん、スタンハンセン、アブドーラ・ザ・ブッチャーなど、こちらも個性的なレスラーがそろっていました。本当に夢中になって、毎週金曜日と日曜日のテレビ中継を楽しみにしていたことを覚えています。
 当時、僕の母親は本屋で働いていました。僕は毎日のように、学校から帰るとそこに行き、プロレスの漫画を読んでいました(それも立ち読みではなく、座って何時間も)。その時、特に好きだったのが『スーパースター列伝』というプロレスラーの伝記のような本でした(知ってますか? 僕らの世代の男性なら分かるでしょう)。本当に時間が過ぎるのも忘れて読みふけっていました。横浜高校に行ってからも、プロレス好きの友達とよく休み時間に『週刊プロレス』という雑誌を読んでいました(あっ、これは今も読んでますが)。
 プロレスの何に惹かれたか。全く興味がない人達には「ショーだ」とか「本気じゃない、演技だ」とか言われたりします。でも、たとえショーだとしても相手の肉体や技を受け止める体力に偽りはありません! 絶対に鍛えている人間にしかできないことです(レスラーの入門テストの話を聞いたことがあるのですが、スクワット数千回、腕立て伏せを数百回、さらに永遠に続く受け身の練習とか、想像を絶するメニューでした)。そこが素直にすごいと思えたから、ここまで好きになったんだと思いますね。
 試合観戦ではもうそれこそ選手の入場の時から興奮できます。名前がコールされて、何千人、何万人のファンの目が1人のレスラーに注目される瞬間や、たった1人のレスラーが入場してくるだけで会場に生まれる期待感や大歓声とか、あの雰囲気は何とも言えません。さすがに僕は叫んだりはしませんが、好きな選手が出てきたら鳥肌が立つこともありますね。
 ちなみに今、僕が試合で打席に入る時にかけてる曲も、実はプロレスラーの入場テーマなんです。僕は5年前ぐらい前からアメリカのプロレスにもはまっています。当時、アメリカには有名なWWEのライバルで、WCWいう団体がありました(今はWWEがWCWを買収し、なくなってしまいましたが…。ちなみにWCWの代わりに新しくTNAという新団体ができました。ちょっと興味のない人には分かりづらいですね)。僕が使っている曲はそのWCWに所属していたスティングというレスラーの入場曲なんですよ(そのスティングはTNAに移籍し今も現役でトップレスラーとして活躍しています)。初めてこの曲を聞いた時、すごく気に入ったので、すぐに僕が打席に入る時にも使おうと決めました(WWEのトリプル・H、ジョン・シナやアンダーテイカーというレスラーもかっこいいのですが)。
 と、やっぱりプロレスの話になると熱くなってしまいますね。ちょっと話はそれましたが、日本のプロレスでもアメリカのでも、やっぱりプロレス観戦が一番気分転換になります! シーズン中は僕がファンの皆さんに応援して頂いて、自分のプレーを見てもらいます。それがオフは逆に自分がファンになって応援できる。こんなところがあるから、はまってしまうのかもしれませんね。

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2007年12月06日

チャリティー

 前にもお知らせしましたが、今日は波留コーチ主催のチャリティーイベントに参加させてもらいました。去年に続く参加だったのですが、今年は去年より多くのファンの方に会場に来て頂きました。
 僕もバットやアンダーシャツなどを出品していたのですが、決して安くはない額で落札して頂きました。収益金は有効に使わせて頂くことになると思います。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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2007年12月04日

意義ある勝利

 日本代表が北京オリンピックの出場権を獲得しましたね。簡単な敵ではない韓国、台湾が相手だっただけに、僕もテレビの前で応援に力が入ってしまいました。
 実力ではまだまだ日本が上でしょうが、やはり海外での国際試合は難しいんでしょうね。グラウンド状態やボールの違いはもちろんですが、投手がイニング間にキャッチボールできないとかルールも違うし、ホテルでの生活もペナントレースの遠征とは微妙に違うでしょうし…。何よりも絶対に勝たないといけないというプレッシャーは想像できないものがあります。
 そういう条件をはね返して勝ち取った北京行きなので、本当にすごいことですよね。それにアジアでは依然、日本がナンバーワンであることを示したことも、意義があることだったのではないでしょうか。
 井端選手のデッドボールの影響は気になりますが、そのほかの選手は大きなけがなく帰ってきたので、何よりです。僕らを代表してプレーしているという誇りを見せてくれた選手たちには「ありがとう」「お疲れさま」という言葉しかありません。そして星野監督はもちろん、コーチの方、スコアラーの方…。日本の野球の底力を示してくれたスタッフの方々、本当にご苦労さまでした。

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2007年12月03日

感謝をバネに

 今日は球団事務所で契約更改を済ませてきました。毎年のことですが、この季節にこれが終わると、今シーズンも本当に終わったなという気持ちになりますね。
 その際に佐々木球団社長をはじめ、球団の方と契約以外の話もしてきました。印象的な言葉がありました。「鈴木が打席に立った時のあのファンの歓声はチームでも1、2番だ」という言葉です。いつもありがたさを感じながら打席には入っていましたが、周りの人たちにもそう言って頂くことで、改めて皆さんの存在に感謝するとともに、来年こそは今年の悔しさをバネにしていかなければならない、そう強く思いました。
 来年も愛着があるチームでプレーすることができます。ユニホームを着られる感謝を忘れずに、あの歓声に恥じないような1年にしたいと思います!

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2007年11月30日

 今日は恒例の学校訪問でした。新沼選手と橋本選手と一緒に、横浜市港南区の相武山小学校を訪ね、夢について作文を書いた6年生との交流がありました。みんな色々な夢を持っていましたね。ほほ笑ましいものばかりで、僕も子どもの頃を思い出してしまいました。
 僕の場合は夢というと決まって、将来はプロ野球選手になるんだということを書いていました。当たり前のように今を過ごしてしまう時もありますが、こんな交流があると改めて今、夢が叶っている幸せを感じますね。
 と同時に1人でも多くの子が作文で書いた夢に近づいてくれたらなとも思います。1時間ほどの短い交流でしたが、心が洗われるような、いい時間を過ごさせてもらいました。
 

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2007年11月24日

ジャパン

 今日は北京オリンピックの日本代表が予選がある台湾に出発しましたね。ベイスターズからも相川選手、村田選手がメンバー入りしています。けがなく帰ってくることはもちろんですけど、野球という種目は北京を最後にオリンピックからなくなってしまうので、何とか出場権を勝ち取って欲しい。心からそう願っています。
 アジア各国のレベルは上がっていますが、まだ日本の実力は抜けています。星野監督がまとめているチームだし、新聞を読むと、相手の国の研究も怠りはないように感じられます。
 ただ、勝負には何が起きるか分かりません。勝って当然という雰囲気も選手にはものすごいプレッシャーでしょう。しかも今回は日本での開催ではないので、球場や生活とか環境になじむ難しさもあるかもしれません。
 でも、そんなことは跳ね返せる選手の集まりだと思います。僕ら選手を代表しているという誇りを胸に、必ず北京に行ってくれると信じています。

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2007年11月23日

1年に1度の

 ファン感が無事終わりました。1年にたった1度ですが、皆さんと身近で触れあえる貴重な機会です。寒い中、今年も多くの方にご来場頂きました。本当にありがとうございました。
 スタジアムでは背番号51のユニホームやグッズなどを身に着けた多くの方を見かけました。シーズン中はやはり試合に集中しているので、目に入らないことも、オフのこういう時には気が付くもんですね。
 今日、僕に直接、激励の言葉を掛けてくださった人、このブログを楽しみに読んでいると言ってくださった人…。こんな触れ合いがあると改めてうれしく思うと同時に、支えられているありがたさを実感します。
 ささやかなお礼ですが、できるだけ多くの方にサインを書き、できるだけ多くの人に接したつもりです。ただ、毎年思うのですが、時間は限られているなあ、と。皆さんからのメールでも「2ショットコーナーでは尚典さんがいらっしゃる時に並んだのですが、私はくじ運がないようです(笑)。でも、本当に楽しかったです(^0^*)!!」(神奈川県・☆ひとみ☆さん)という話を頂きましたが、すべての人に満足してもらえるのはなかなか難しいですね。
 それでも、球団職員の方はこの日のために時間と手間を掛けて準備してくれたことと思います。今年も選手とファンが楽しめるようなイベントのセッティング、ご苦労さまでした。
 そして最後に改めてですが、皆さん、1年間ご声援ありがとうございました。また来年、お会いできることも励みに、頑張っていきたいと思います。

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2007年11月20日

ファン感

 今年も23日にファン感謝デー「2007ベイスターズフェスタ」(13時開演・横浜スタジアム)がやってきます。1年に1度、皆さんと身近に触れあえる、僕にとっても楽しみな1日です。1人でも多くのファンの方に接し、少しでも日ごろのご声援のお返しができればと思っています。
 球団職員の方も色々なアイデアで、選手とファンの方が楽しめるような企画を用意してくれていると思います。今年最後の選手のユニホーム姿にもなります。多くの方がご来場してくださるよう、心からお待ちしています!

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2007年11月14日

アジアの力

 先日、アジアシリーズがありました。僕はテレビで見る程度だったのですが、ちょっと驚きがありました。結果的には中日が優勝して、日本代表のチームが大会3連覇したのですが、他の国のレベルが明らかに上がっていたからです。中日の落合監督も「ほとんど差はない」とおっしゃっていましたが、勝敗は紙一重のところで決まっているように見えました。
 韓国のSKには日本人のコーチが多くいました。監督も去年までロッテのコーチでした。日本でプレーした経験のある選手も何人かいました。韓国では日本のプロ野球がテレビで見られると聞きます。
 ベイスターズにはいませんが、日本のプロ野球でも韓国、台湾、中国出身の選手が各チームにいます。現場にいてもアジアの野球には国境がなくなりつつあることを感じられます。当然、日本の情報も他の国に行き渡っていると思います。相手も年々、研究材料が増えているでしょう。それが今回のような接戦を生んでいるのではないでしょうか。
 近い将来、日本シリーズで優勝したチームがアジアナンバーワンになれないことも起きるかもしれません。ただ、そうなっても決して悪いことではないという気がします。野球がアメリカと日本だけのスポーツではなく、国際化が進んでいることの証明になると思うからです。辛くもアジアチャンピオンになった中日の姿を見て、そんなことを考えてしまいました。

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2007年11月08日

今年もまた

 去年に引き続き、今年も波留コーチが主催するチャリティ『第2回 波留コーチWithベイナインが贈るチャリティ&ファンの集い in新横浜プリンスホテル2007』に参加することになりました。開催日は12月6日、19時から。僕のほかにも古木選手、寺原選手も来る予定です。
 お問い合わせは波留コーチのホームページ(http://www.haru-218.net)などで受け付けています。皆さん、お時間があればお会いしましょう!

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2007年10月31日

オレンジリボン

 今日は野球以外のことなのですが、皆さんにお話ししたいことがあります。
 僕は以前から、今社会問題にもなっている「児童虐待」について問題意識を持っていました。テレビや新聞で、これらのニュースに接するたびに、一児の父親として胸を痛めていました。常々、何らかの形で力になれたら、とも考えていました。
 そこで今回、児童虐待の撲滅のために厚生労働省との協働の下、全国的に活動している「オレンジリボン運動」の活動告知VTR出演という形で協力させて頂きました(運動の詳細はあとで出てくる公式ホームページをご参考ください)。ロケは10月15日に等々力緑地で、胸にオレンジリボンをつけて撮影しました。11月1日から1カ月、まずは渋谷駅南口のアーチビジョン(渋谷モヤイ像前)で流される予定です。その他にも「子どもの虹情報研修センター」のホームページ(http://www.crc-japan.net/index.php)で動画を、オレンジリボンのホームページ(http://www.orangeribbon.jp/)でメッセージを流すことにもなっています。
 ちなみに11月は児童虐待防止の推進月間です。23、24日にはオレンジリボン運動の大きなイベントとして、箱根駅伝と同じコースを使って「オレンジリボンたすきリレー」も行われます。     
 子どもには大きな可能性があり、僕たちはそれを広げていく責任があると思います。僕自身も周囲の人たちにそうしてもらったおかげで、今があると思っています。これからもオフを利用してできる限りのサポートをしていきたいと考えています。

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2007年10月24日

クライマックスシリーズ

 今日は先日終わったクライマックスシリーズ(CS)について、少し思うところを書いてみたいと思います。
 CSではセ・リーグが中日、パは日本ハムが勝ちました。パはリーグ優勝チームと同じだったのですが、セは違いました。リーグ優勝が巨人で日本シリーズに出場するのは中日という、ねじれ現象が起こってしまいました。
 こうなることは最初から心配されていましたが、それが1年目にいきなり出てしまいました。プロ野球ファンの皆さんには、どこかスッキリしない部分が残ったのではないでしょうか。
 もちろん巨人のリーグ優勝の価値は変わりません。それは戦った僕たちも分かっています。その一方で中日が見せた短期決戦での強さも素晴らしかったですよね。問題は今の制度によって、どちらの優勝の価値も「ただし」という条件付きになってしまったことだと思います。優勝したのに巨人には負けたイメージがついて、中日も日本シリーズというプロ野球で最高の舞台に立つのに2位チームという結果がついて回ります。
 CSをやること自体は、今回のファンの盛り上がりやテレビの視聴率を見ると、パだけではなくセも倣って正解だったと思っています。あとはどうやって制度を誰にでも分かりやすいものに、変えるかということだと思います。どんな制度に変えても賛否両論はあるかもしれません。あくまで僕の個人的な意見ですが、やっぱりCSまで勝ち抜いたチームがリーグ優勝チームとなるようにしてもらいたいものです。リーグ戦という長丁場と、クライマックスシリーズという短期決戦を勝ち抜けるチームが本当に強いチームで、そのチームがリーグの代表になる方が分かりやすいのではないでしょうか。
 皆さんはどう思われますか? 
 

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2007年10月21日

色々な睡眠法

 前回、皆さんに寝付きをよくするための方法を募りましたが、早速たくさんのメールを頂きました。ありがとうございました! 皆さんにも参考になるのではないかと思ったので、今回はいくつか紹介したいと思います。
 ①枕 これはかなり多かったです。高さ、形、そして材質と皆さん色々なこだわりがあるようです。中には「枕を6個使用しています」(ライ8さん=神奈川県、男性)のような方もいました。
 ②アロマ これは女性に人気のようですね。ラベンダーがいいという人もいました。
 ③本 特に難しい本がいいみたいです。簡単で面白いと逆に目がさえるかもしれませんね。
 ④音楽 クラシックなどリラックスして聴ける曲が多かったですね。
 ⑤お酒 この方法もよく聞きますが、残念ながら僕は飲まないので。でも、温かい牛乳を飲むのは僕もやったことがあります(これをやっている人も多数いました)。
 ほかにも「アイマスクがいいと思います。アイマスクを付けることで、目元の保温効果によってより深く、そして眠り易くなると思います。アイマスクでなくても、タオルを目元に巻くだけでも出来ますのでかなり気軽に出来ると思います」(千歳さん=神奈川県、男性)とか「私はいつもと逆に寝てみたり、違う部屋で寝てみたりと、思いっきり環境を変えちゃいます♪ 後、すっごくふわふわの枕に埋もれて寝るのも好きです」(坂本華奈枝さん=岡山県、女性)とか、面白い意見もありました。
 皆さんから頂いた方法を、このオフ早速、試してみます! シーズンに入ると、必ず一度は眠れない時期があるので、その時のために自分なりに眠りやすい方法というものを見つけていきたいと思っています。
  
 

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2007年10月17日

秋季練習の意味

 昨日から横須賀で秋季練習がスタートしています。年初の自主トレや春のキャンプはよくテレビで取り上げられて、皆さんにもおなじみだと思います。でも、秋のキャンプでもない、今の時期の練習はどんな意味があるのか、イメージしにくいかもしれません。若い選手はこの時期、フェニックスリーグに参加するとか、選手個人によってその意味も違ってくると思います。僕の場合は今年の疲れを取るのと同時に、今年の反省点を踏まえて来年に備える大事な期間です。
 ウオーミングアップは全体でこなすのですが、その後はフリーにやらせてもらっています。シーズン中と違って何かに追われることなく、体を動かしていると、色々と考えるところが出てきます。結局は今年のシーズン序盤の状態を、どうやって1年間維持していくか。すべてはこの一点に尽きるのですが、練習法から試合前の調整法まで、もう一度一から見直していこうと思っています。オフはあっという間です。すると、すぐにキャンプもやってきます。毎年のことではありますが、来年の勝負は始まっているという感覚で、この秋も過ごしていきたいです。
 そのために、というわけでもありませんが、今日は皆さんにちょっと質問があります。
 僕は寝付きが悪いことがあります。なかなかいい解決法がありません。そんな時、皆さんはどんな風に対処しているのでしょうか? 例えばこの枕を使えば、などと、いいアイデアがあればメールでお送りください。面白い方法があれば是非、この場でご紹介したいと思っています。それでは、耳寄りな情報をお待ちしています!

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2007年10月09日

雪辱へ

 今日で今シーズンが終わりました。早かったような、でも長かったような…。こんな風に感じるのはやっぱり納得いくシーズンではなかったからかもしれません。
 今年はレギュラー奪回を自分に課していました。自主トレからキャンプと自分なりに準備してきたつもりでした。開幕も最高のスタートが切れ、4月までは3割をキープしました。さあ、これからという時だったのですが…。
 5月に不調の波が来ました。体重が7、8キロぐらい落ち、バッティングフォームのバランスも崩れていきました。今振り返って分かりやすく表現すると、息切れのような感覚です。もちろん自分の力が足りなかったのが一番の理由ですが、強いて原因を挙げるとすれば、おそらくここ数年、毎日試合に出ることがなかったことが影響した面があると思います。これがブランクというものなのかもしれません。
 ただ、来季に向けて何を改善していけばいいかということは把握できたつもりです。それをテーマにこれからオフを過ごしていきます。もっと調整に工夫を重ね、今年チームが惜しくも逃したクライマックスシリーズ進出に貢献できるような技術と体力を磨いていきたいと思っています。
 最後になりましたが、皆さん、今年もご声援ありがとうございました。ファームにいる時にも変わらぬ応援を頂き、改めて皆さんの存在の大きさに感謝したシーズンでもありました。来年こそ、雪辱を果たします! 

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2007年09月19日

激戦

 すごい試合でした。二転三転のシーソーゲーム。まさに劇的な勝利だったと思います。
 僕も同点打を打つことができましたが、振り返るとそれがどんな局面だったか、埋もれてしまうほど、全員が一丸となって泥くさくつかんだ勝利でした。
 九回にはまたもやリードを奪われましたが、選手はもちろん、ベンチの誰もが最後まであきらめていませんでした。ものすごい反発力で、最後もまたひっくり返しました。こんな激戦は優勝した1998年に9点差をはね返した時以来じゃないかと思います。
 上位の3チームとは厳しい差はありますが、まだクライマックスシリーズ出場の可能性は消えていません。それが消えない限り、今日のように最後の最後まであきらめずに戦っていきます!

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2007年09月14日

3週間ぶりの1軍

 今日、約3週間ぶりに1軍に復帰しました。横浜スタジアムでのヤクルト戦でしたが、いきなりスタメンで使ってもらいました。
 久しぶりの1軍で、緊張感もあって体が硬くなってしまいました。その中で内野安打とライトフェンスに当たる三塁打という結果は残りましたが、まだ感覚が戻り切ったとは言えません。
 チームはあと少しのところまで追い上げたのですが…。シーズンもあと22試合です。僕も離れていた分を取り返すように、最後まであきらめずに戦っていきます。

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2007年09月08日

徐々に

 久しぶりの書き込みになります。
 ファームに来てから3週間近くが経ちます。今日で試合も4試合目の出場になりました。高木コーチ、中根コーチにアドバイスも受けたおかげもあり、徐々にいい感じになってきていると思います。自分でこれだという感覚も取り戻しつつあります。あともう少しだと思います。
 ところで、今日は追浜でのゲームでしたが、背番号51のユニホームやTシャツを着た、たくさんのファンの方に来て頂きました。本当に感謝しています。そんな人たちのためにも、なるべく早く1軍での活躍を見せられるように頑張っていきたいと思います!

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2007年08月20日

ご報告

 みなさんに報告があります。明日からファームに行くことになりました。
 全て自分の責任です。結果を残せなかった自分の責任です。チームがこれからクライマックスシリーズに向けて頑張っていかなければいけない一番大事な時期に、こういう結果になってしまったのは本当に情けない限りです。いつも自分を応援してくれるファンの皆さん。51番のユニホームを着て球場に足を運んでくれる皆さん。本当にすいません。
 これからは1日でも早く、1試合でも早くまた元気な姿を皆さんに見せられるよう頑張ってきます。柔道の世界でよく聞く言葉ですが、心技体、この3つをしっかり鍛え、もっと強く、もっと大きくなって必ず横浜スタジアムに帰ります。

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2007年08月05日

暑さと熱さと

 今日は後半戦に入ってから初めて同一カードに勝ち越しました。しかも中日という手ごわいチーム相手だっただけに価値があります。4位になりましたが、クライマックスシリーズ出場、そして優勝をあきらめている選手は1人もいないと思います。
 もう夏真っ盛りという感じで、選手にはきつい戦いが続いています。僕も今日、球場入りした時に量った体重と試合後に量った体重とでは1・5キロも減っていました。もちろん、その間には水分も補給し、軽食も取っているいるのですが、夏場はそれほど消耗が激しいということだと思います。
 この暑さではスタンドにいる皆さんも、座っているだけでも大変だと思います。それでも、この週末もそうでしたが、熱いものが打席に伝わってきます。それに応えられるようなプレーをお見せできるように、火曜日からのヤクルト戦に臨んでいきたいと思います。

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2007年07月23日

頂点を目指す後半戦へ

 今日は後半戦に向けた最後の調整でした。練習後には選手、裏方さんたちのとの食事会がありました。今年のチームにはいつも以上にいいムードがあるように感じます。改めてチームの団結というか、一体感を確認して引き締まった気持ちになれました。
 明日からいよいよクライマックスシリーズ出場を懸けた戦いが再開します。ベイスターズは3位ですが、クライマックスシリーズは1位か2位通過でないと、本拠地で試合をすることができません。クライマックスシリーズに出場することだけを目指すのではなく、地元でプレーできる、さらに上の順位にいけるように、僕も貢献していきたいと思います。
 これから暑くなってくると思います。それに負けないような熱いプレーを心掛けますので、皆さんも熱いご声援をよろしくお願いします!
 

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2007年07月18日

前半戦を振り返って

 今日で前半戦が終了しました。僕個人のことを振り返ると、満足できるのは4月だけでした。5月中旬から状態を崩し、足のけがもありましたが、この2カ月間はチャンスを頂きながら結果を出せず、もどかしく、歯がゆい日々を送ってしまいました。
 チームは貯金5で折り返しました。後半戦もいい状態で臨めるので、そこに何とか自分も復活して絡んでいけるようにしていきます。背番号51のユニホームを着て応援してもらっているファンの皆さんのためにも、いいヒット、いいプレーを何度も見せられるように頑張っていきます!

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2007年07月08日

1本のヒットから

 昨日の広島戦で黒田投手から1本のヒットを打ちました。試合後に新聞記者の方から聞いたのですが、四球も含めて27打席ぶりのヒットだったそうです。
 当然、自分でもなかなかヒットが打ててないのは分かっていました。ヒットから遠ざかるたびに、打席の中で「ヒットを打ちたい」という意識が強くなり過ぎ、力みにもつながっていました。打とう打とうとすればするほど、結果が出ないという悪循環にはまっていました。
 打撃コーチの波留さん、ヘッドコーチの弘田さんにはいつもアドハイスをしてもらっていました。特に言われていたのが「力を抜け!」ということでした。それも練習では良い感じにできているのですが、いざ試合になると、打席で力が入ってしまい、自分本来のスイングからは狂いが生じていました。
 ヒットが出なかった、この27打席というのは僕のプロ野球人生の中でもワーストだと思います。僕の記憶では今までどんなに打てなくても12打席か、13打席だったのではないでしょうか。今回はその倍以上も空いたので、本当に長く感じられました。
 ようやく1本出たことで、肩の力も抜けたのだと思います。今日は2本打つことができました。打席の中でもいいイメージが出てきました。たった1本のヒットですが、ターニングポイントになる1本にしたいと思います。
 チームは今日も勝って貯金4で横浜に帰ります。最近のチームの勝利に貢献できてなかった分をこれから取り返していけるよう、また頑張っていきます!

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2007年06月28日

リーグ戦へ

 明日からまたセ・リーグ同士の戦いが再開します。チームは交流戦を6連勝といい形で終えています。僕も出番が減っていましたが、この節目をいいきっかけにしていきたいと思います。
 体重も戻って、体調は良くなっています。今日も練習でしたが、バッティングの方も上向きです。チャンスをもらえたら、何でも貢献したいと思っています。
 まだシーズンは半分あります。プレーオフを目指すチームと同じく、僕にとってもここからが大事なので、挽回していきたいと思います。

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2007年06月20日

勝利の輪の中へ

 今日はソフトバンク戦に連勝し、ついにチームは勝率5割に復帰しました。横浜高校の後輩でもある小池選手のサヨナラホームランでした。本当に良かったと思います。
 残念ながら自分に出場の機会はありませんでした。チームが勝つのが一番という思いと、その中で自分が勝負できない悔しさと、いろいろな感情が入り交じって、少なからず複雑な気持ちがあります。
 いつも51番のユニホームを来て球場に応援に来てくださるファンの皆さん、いつもこのホームページにメールで励ましの言葉を送って下さる皆さん、本当に感謝してもしきれません。長いペナントレース、勝負はこれからです。チームの勝利に貢献する輪の中に入るために、必ず復活したいと思っています。

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2007年06月12日

チームが好調なうちに

 今日は札幌に移動して練習でした。チームは3連勝で、また良かった頃の良い雰囲気が戻ってきているように感じました。
 僕個人は最近、スタメンから外れることが多くなっています。チームの、そして皆さんの期待に応えられず、誰よりも僕自身が歯がゆい思いをしています。今はとにかくしっかり練習して、いつ出番が来てもいいような状態にしておくことしかありません。
 交流戦も残りわずかになってきました。いっぱい汗をかいて、何度も言いますが、チームが調子がいいうちに、僕も調子を取り戻したいと思っています。

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2007年06月06日

安打に値する四球

 今日は福岡でのソフトバンク戦でした。僕は9回表一死二塁の場面で代打で出場し、四球を選びました。その後の得点に絡み、チームは土壇場で勝ち越し、強敵相手に、しかも敵地で連勝することができました。
 もちろんバッターにとってヒットは何より大事です。ただ、四球というものもチームの勝利に貢献するという意味においては、ヒットに値するものだと改めて感じることができました。僕個人は2試合ともスタメンから外れてしまいましたが、チームが勝つことが一番です。その間に自分の打撃の調子も上げていきたいと思っています。
 借金は5まで減りました。週末は地元で絶好調のロッテ戦が控えています。この連勝で勢いに乗って頑張っていきます!

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2007年05月23日

これ以上ない形で

 長かった連敗をやっと止めることができました。しかも工藤さんに横浜に来てから初めての勝ち星が付きました。最後は際どい展開になりましたが、結果的にはこれ以上ない形での連敗ストップになったのではないでしょうか。
 工藤さんはさすがというピッチングでした。ベンチから見ていても豊富なキャリアに裏打ちされた、見事な投球術だったと感じました。わずかなリードの中で投げているとは思えないほど、安定もしていました。次はもっと僕も援護に貢献し、楽に投げてもらえるようにしたいと思います。
 この勝利は交流戦での初勝利でもありました。今年の交流戦は2連戦なので、初戦に負けるとずるずるといきかねません。そういう意味でも大きな勝利だったのではないかと思います。これで借金も1です。明後日のロッテ戦の初戦で、まずは勝率を5割に戻しにいきます!

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2007年05月15日

悔しさは明日に

 首位攻防戦の初戦でした。工藤さんの復帰戦でもあり、どうしても取りたい試合でしたが、完敗に終わってしまいました。
 僕にも得点圏で2度、打席が回ってきました。前にも工藤さんを援護できなかったことがあったので、何とかしたかったのですが、結果を出すことができませんでした。僕が打っていれば試合展開も変わっていたかもしれないという悔しさが家路につく時も消えずに残りました。
 あと2戦あります。切り替えるべき所は切り替え、悔しさは明日以降にぶつけていきます。

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2007年05月13日

首位攻防戦へ

 今日の広島戦は皆さんご存知のように5点差を追いつくところまで粘ったのですが…。残念ながら3タテはなりませんでした。
 僕はヒットを1本打って、これが得点にもつながりましたが、同点にしてからの3打席でヒットを打つことができませんでした。やっぱり今日のような試合展開では、3番を打っている以上、ヒット、ホームランなら言うことありませんが、四球でも何でも出塁し、得点の確率を高める働きをしないといけません。今日もライトスタンドと一塁側スタンドがベイスターズファンで本当にいっぱいだったので、余計に期待に応えられなかった悔しさが残りました。
 と言ってもペナントレースは待ってくれません。来週は巨人との首位攻防戦です。本拠地で戦うのは開幕カード以来ですが、手探りだったあの時とは状況が違います。ここまで上位争いをしてきた、勢いと自信を持って迎え撃つことができると思います。
 次の阪神戦と合わせて交流戦前の総決算の一週間です。改めてチームの勝利に貢献する一打を胸に、頑張っていきたいと思います。

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2007年05月12日

流れに乗る安打

 スタメンに復帰しました。ここ数日、皆さんからも「なんでスタメンから外れているのですか?」「何かあったのですか?」などというメールを頂きましたが、実は前のヤクルト3連戦の3戦目の試合前、ウオーミングアップ中に前回と同じ個所を痛めていたのです。足の状態は前回ほどひどくはないのですが、大事を取ってスタメンは見合わせていました。
 またテーピングを巻いていないといけませんが、今日はヒットも出ました。ヒットを出たこと自体よりもそのヒットから打線がつながったことがうれしかったです。結果的にいい流れで戦っているチームに、自分も復帰してすぐに乗れた感じがしました。
 これで3連勝です。今年はスタンドの雰囲気がいつも以上にいいように感じます。ファンの方の数も増えた気がします。常に注目されている中でやれているので、励みになっていいプレーも出るのだと思います。またそのいいプレーに皆さんが喜んでくれ、応援にも力が入ることで、さらに選手のいいプレーを引き出す好循環になっているのではないでしょうか。
 来週は巨人戦が待っています。明日も勝って弾みをつけて臨めるようにしたいと思います!

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2007年05月06日

連戦を終えて

 今日で9連戦が終わりました。1試合雨で中止になりましたが、中日、阪神を相手に6勝2敗です。開幕から先を見ないで、その日その日を必死に戦ってきたつもりですが、去年の上位チームと互角以上に戦えたことでチームには少しずつ手応えのようなものが生まれてきていると感じました。
 ただし、僕自身はこの連戦を振り返って、もっと打てた、もっとチームに貢献できた、という思いが残りました。確かにヒットは出ているし、内容も悪くないですが、もっと確実性を高めないといけません。3番であろうと、5番であろうと、その日任された打順で、チームに貢献するバッティングをする―。ひたすらシンプルにそう考えています。
 明日は久しぶりの休養日です。体も頭もリフレッシュし、明後日からのヤクルト戦に臨みたいと思います。
 

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2007年05月02日

エースの背中

 レフトの守備位置からでも投手の状態というのは分かるものです。今日の三浦投手は今年一番と言っていい出来だったのではないでしょうか。
 何と言ってもストレートに切れがありました。バッターにとって切れがあるボールが一番打ちづらいものです。その切れがあったからこそ、フォークボールも生きたのだと思います。
 コントロールも良かったです。さすがエースという感じでした。こういうピッチングだと、攻撃にもリズムが出てきます。それが打線の小刻みな得点にもつながったような気がします。三浦投手が七回に三者連続で三振を奪った時には完封がほぼ確信できました。
 今日は熱狂的な阪神ファンに負けないぐらいのベイスターズファンの熱気を感じました。三浦投手の1球1球にスタンドが沸いていたし、気持ち良く最後まで投げられたのではないでしょうか。
 試合後、僕と三浦投手はロッカーが隣同士なので、ちょっと話す機会がありました。二回の僕のヒットが先制点につながったので「ありがとうございました」とも言ってきてくれました。
 9連戦を4連勝スタート。後ろで守っていても、いつも以上にエースの背中が大きく感じられた夜でした。

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2007年04月29日

理想の3番

 今日は中日との2戦目でした。チームも勝ち、僕も3安打2四球と5打席すべてで出塁することで貢献できました。
 僕は3番バッターはサッカーに例えるとミッドフィールダーだと思っています。チャンスメークをすることも、自分で決めることもある。そんな万能のバッターが理想だというイメージを持っています。そういう意味で今日は打点は挙げられませんでしたが、あとに続くバッターにおぜん立てをするという、もう一つの役目は果たせた満足感がありました。
 これで9連戦を連勝という最高の形でスタートを切ることができました。中日とはずっと相性が悪いシーズンが続いていたので、ベンチには今年は何とかしてやろうという雰囲気があります。今日は連休ということでたくさんファンの方にも来て頂きました。手ごわい相手ですが、そんないい環境も選手にとって大きな力になっていると思います。明日はもちろん、3タテを狙っていきます!

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2007年04月28日

打者の役割

 9連戦の初戦、中日戦でした。同点の四回に勝ち越しのホームランを打つことができました。こんな状況でこういうバッティングができたことにはある程度、納得はしています。
 ただし、その後の2打席、得点圏で打てませんでした。接戦でもチームが勝ったからよしとしてもいいところでしょうが、僕がもう1本打てば、もっと楽な展開になっていたかもしれません。同じ勝つにしても時には一方的に勝つことでピッチャーを温存することもできます。特に今のような連戦中にはいかに消耗を抑えながら戦うかが鍵になってきます。僕らバッターにはそんな役割も求められていると思います。ホームランはホームランとして、自分の中では課題も残りました。
 前回にこの9連戦は序盤のヤマ場だと書きました。チームとしてはいいスタートが切れましたと思います。投打がかみ合っていますし、強敵の中日相手にこれから乗っていける勝ち方でした。
 今日から痛めていた足もテーピングが必要なくなりました。コンディションは上がってきたと思います。チームと一緒に乗っていきたいと思っています。

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2007年04月26日

序盤のヤマ場へ

 今日は3連戦の勝ち越しを目指した巨人戦でした。残念ながら逆転負けしてしまい、今年初めての連敗になりましたが、もう気持ちは切り替えています。明日は休んで、明後日から9連戦がスタートします。次に気持ちを向けていくしかありません。
 9連戦は中日、阪神、中日との各3連戦です。ここ何年か相性が悪い2チームとの試合が立て続けに待っています。今シーズン序盤のヤマ場だと思います。ここをどう乗り切るかが大事になってきます。今年のベイスターズは違うんだ、という戦いぶりに僕も貢献できればと思っています。
 地元での試合が明後日から6試合続きます。月曜日にはクルーン投手も戻ってくるそうです。ゴールデンウイークでもあるので、是非皆さんスタジアムにお越し下さい。ご声援も力に変えてプレーしていきたいと思います!

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2007年04月24日

スタメン復帰

 今日は仙台での巨人戦。まだ足にはテーピングを巻いていますが、スタメンに復帰しました。終盤にはタイムリー二塁打を打つこともできました。チームも勝って貯金は3に増えました。それでも、どうしても納得できないプレーがありました。
 守備でミスをしてしまったのです。小笠原選手の浅いフライを目測を誤ってしまってタイムリー二塁打にしてしまいました。久しぶりの守備ということも、慣れない球場というのも、言い訳になりません。先発の土肥投手のピッチングのリズムを崩してしまい、本当に申し訳ないことをしたと思っています。当たり前のことですが、バッティングだけではなく、守備でも走塁でもチームの勝利に貢献することを心掛けてプレーしていきたいと思います。 

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2007年04月21日

万全でなくてもできること

 今日は広島戦で、太もも裏を痛めてから初めて試合で出ました。スタメンではなく代打でしたが、1―2の九回一死一、二塁というチャンスで使ってもらいました。ファンの方からは鳥肌が立つような歓声を頂き、アドレナリンが出まくって打席に立ちました。
 相手は広島の抑えの永川投手です。2球で追い込まれましたが、何とかフルカウントに持ち込みました。ヒットにはできませんでしたが、結果的にショートへのゴロで走者をそれぞれを進める、最低限の進塁打にはなりました。最後に種田さんのサヨナラ安打にもつながり、少しでもチームの逆転勝利に絡む仕事ができたのが何よりうれしかったです。
 昨日はエース三浦投手で敗れてしまいました。今日も負けると嫌な雰囲気だったので、この勝利は大きいです。このカードを1勝1敗の五分に戻して、明日に勝ち越しと貯金2をつくることに望みができました。
 僕の足も日々回復しています。今はとにかく早く完治させることを心掛けています。ただ、万全でなくてもできることはすべて、ベストを尽くしてやっていきたいと思っています。

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2007年04月19日

アクシデント

 今日は久しぶりの試合でしたが、ちょっとアクシデントがありました。2打席目にヒットを打った時、一塁ベースの直前で右太もも裏に痛みを感じたのです。まだ試合は序盤でチームには申し訳なかったのですが、大事を取って途中でベンチに退きました。
 ただ、それほど大げさなものではないと思います。明日も試合に出るつもりでいます。皆さんからも多くのメールを頂き、ご心配をおかけしました。チームも貯金をつくって調子は上向いています。早く万全の状態に戻して、いい流れに乗っていきたいと思います。

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2007年04月15日

先発投手への先制点

 今日は甲子園での阪神3連戦の3戦目でした。初戦は三浦投手の粘り強いピッチングで勝ち、2戦目は終盤の集中打で連勝しました。3タテを狙っていた試合でした。
 先発は工藤さんでした。今シーズンはまだ勝ち星がありません。試合前の野手の円陣では「工藤さんに何としても勝ちを付けよう」と声を掛け合いながら一回の攻撃に臨みました。
 僕に二死二、三塁のチャンスで打席が回ってきました。マウンドには阪神のルーキー、小嶋投手がいました。もちろん初球から打ちにいくつもりでした。1球目、そこにストレートが来ました。打って出ました。しかし、結果はショートフライでした。工藤さんにも先制点をあげることができませんでした。
 勝負の世界にタラレバは通用しませんが、「もし一回に自分が打って先制していたら、少しでも工藤さんにもプラスになったんじゃないか」という思いが残りました。本当に申し訳ありませんでした。誰が先発した時でもそう思うのですが、先発投手にとっては先制点というものは一番の「精神安定剤」になるのではないでしょうか。それが早ければ早いほど気持ちに余裕が生まれ、投球にもリズムが出るはずです。今日の工藤さんに対しても一回からそんな流れにできれば、試合はこんな大敗ではなく別の展開になっていたかもしれません。今日は残念な結果に終わってしまいましたが、工藤さんには横浜での1勝を1日でも早く挙げてもらえるように、次回こそは僕を含め野手全員でしっかりと援護していきたいです。
 チームは今日で遠征を終えました。来週はまた関東に戻って神宮でヤクルト戦、横浜での広島戦です。チームはここまで7勝7敗と一進一退の戦いが続いています。僕も毎日が勝負です。また新たな気持ちで頑張っていきたいと思います!

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2007年04月10日

誕生日の3安打

 今日は35歳の誕生日でした。皆さんからはたくさんのお祝いのメールを頂きました(球場でもプレゼントを頂きました)。本当にありがとうございました。
 プロに入ってから誕生日の試合では打った思い出がありませんでした。今日はどんな1日になるかなと少し不安も抱きながら試合を迎えました。
 結果は3安打でした。初めてと言っていいぐらい誕生日でいい結果が出ました。そして何よりも横浜スタジアムで、チームの勝利に貢献できたのが一番です。いい誕生日になったと思います。
 昨日は4月10日に日付が変わったと同時にメールをくれた方もいました。皆さんのメールを読んでから試合に臨んだことも力になったのかもしれません。
 チームは勝率5割に戻しました。ここまでずるずると負けずに、粘り強い戦いができていると思います。チームは確実に変わりつつあります。是非、皆さん、明日も球場に応援に来て下さい!

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2007年04月08日

投手を助ける一打を

 今、1週間のロードから帰ってきました。チームは3勝3敗。決して悪い成績ではないのですが、今日の打席には悔いが残りました。
 工藤さんの2度目の先発でした。相手は強敵の中日です。粘りのピッチングを見せていてくれたので何とか打ちたかったのですが、僕はノーヒットに終わってしまいました。もっと早めに援護すれば違う展開になっていたかもしれません。失った打席は2度と戻ってこないのですが、まだ悔しさが残っています。
 明日は反省を踏まえてバッティングの微調整をしてきたいと思っています。火曜日からのヤクルト戦では投手を助けるような一打を目指して頑張っていきます。

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2007年04月05日

勝利に勝るものなし

 今日は広島戦の九回に黒田投手から決勝ホームランを打つことができました。これで3連戦勝ち越しです。次は強敵の中日戦。2勝4敗より3勝3敗で名古屋に乗り込む流れをつくれたのが何より大きかったです。
 昨日の敗戦後、大矢監督の表情がずっと忘れられませんでした。あの悔しさを見ているからこそ、今日の勝ちがうれしかったです。打順は初めて3番でしたが、もう何番を打とうが関係ありません。昔はこだわりを持っていました。愛着がある打順でもありました。でも今は1打席1打席、どこで打っても必死にやるだけです。勝利への貢献に勝るものなどありませんから。

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2007年04月01日

やりがい

 開幕3連戦が終わりました。結果は1勝2敗と負け越しはしましたが、ものすごくやりがいのある3日間でした。
 去年まで巨人にいた工藤さんや仁志選手が入って、いきなりその巨人との対戦です。連日スタンドはいっぱいでした。グラウンドにいても熱気を感じられるほどでした。やっぱり野球選手はたくさんのお客さんの中でプレーすることが一番だなと思いました。見られることで、より集中力が高まり、持っている力をより引き出されるということを改めて感じました。こういう状況で1年間プレーできたら理想的ですね。
 僕個人のことを言うと、今日は今シーズン初めてのホームランを打てました。大差がついていましたが、打席に入った時も集中力が切れることはありませんでした。こんなに素晴らしい雰囲気で、しかも毎試合出られるという喜びがあるからです。この2年、ベンチを温める時間が長かったせいで、点差など関係なく、1打席1打席を大事にしていこうという思いが強いです。
 明日から広島、名古屋と遠征に出ます。今日、完封で負けなかったことをプラスにとらえ、これからもチームの勝利に貢献できるような打席を積み重ねていきます。

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2007年03月30日

開幕!

 ついに2007年シーズンがスタートしました。プロに入って17年目の開幕ですが、今年は例年以上に緊張感があり、練習中からドキドキしているのが分かりました。練習中のグランドでは開幕恒例の選手、首脳陣、チームスタッフのみなさんとの握手で「一年間よろしくお願いします」という意味を込めての挨拶。そしてオープニングセレモニーが始まり、スタメン発表。自分の名前が呼ばれた時に横浜ファンの皆さんから頂いた声援は本当に嬉しく、鳥肌が立ってしまいました。
 開幕戦独特の雰囲気の中、三浦投手が巨人の高橋選手にホームランを打たれてしまいました。先頭打者がしかも初球。流れが巨人にいってしまいそうでしたが、その直後の一回裏、横浜もツーアウト一、二塁と攻めて、そこで僕の今年最初の打席が回ってきました。まるで1998年の日本シリーズを思い出すようなスタンドの雰囲気に緊張しました。ただ、その一方で頭の中にはどこか冷静な部分があって「初球から打てると思った球を思い切り打とう」と考えることもできました。
 内海投手の初球でした。インコース寄りに少しシュート回転気味のストレートが来ました。気持ちの準備もあったので自然にバットが出たと思います。センターに同点のタイムリーヒットを打つことができました。
 次の打席もヒットと幸先いいスタートだったと思います。けれども、3、4打席目は納得いく内容ではありませんでした。チームも残念ながら1点差で負けてしまいました。必死になって一丸になって勝ちにいく雰囲気はあったのですが…。
 明日もすぐデーゲームで試合が待っています。もっとバッティングの精度を上げて、チームの初勝利に貢献していきたいと思います。

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2007年03月29日

特別な日へ

 リニューアルしたホームページ(HP)が完成しました。基本的に背番号のところを代えただけのマイナーチェンジです。つくった時からこのHPには愛着があったので、ベースは同じにしました。Q&Aは一新したのでご覧下さい。HPと同様に気持ちを新たに開幕に臨みたいと思います。
 さあ、明日からいよいよシーズンが始まります。今日は最後の調整をしてきました。17年目ですが、何年経ってもこの日は特別です。
 僕にとってはレギュラー奪回を目指す、勝負の年でもあります。できる限りの準備はしてきました。今日、体重を測ったら85・6キロでした。初の首位打者のタイトルを取った10年前と同じです。食事を減らしたわけでありません。仕上げていくうちに自然にここまで絞れました。体調もいいです。
 ただ、どれだけ準備をしてきても不安はあるものです。長いシーズンです。いい時もあれば悪い時もあります。1試合1試合、1打席1打席を悔いのないようにしていきたいと思います。
 チームの雰囲気もいいです。大矢監督の下、一丸となって戦っていきます。ご声援をよろしくお願いします。必ずプレーで応えて見せます!

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2007年03月23日

工藤さんと…

 今日は横浜から名古屋の移動だけでした。久しぶりのオフで、夜は工藤さんと食事に行ってきました。
 もちろん、野球に関する話をしたのですが、改めてすごいと思いましたね。知識が。とにかく詳しいのです。何をすれば体にいいかを知り尽くしています。奥さんも栄養士の資格を持っているそうで、本当によく分かっています。睡眠など体のケアに対する配慮は僕とはレベルが違いました。40歳を過ぎても一線で活躍できるわけだと思いました。
 僕より9歳も上なのですが、そんな感じがしません。皆さんが持っているイメージそのままで、若くて明るいし。巨人から横浜に来て「ハマのオジサン」なんて呼ばれていますが、全然おじさんじゃありません。僕には「40までやれ」と激励してくれました。体へのケアの大事さを痛感するとともに、何だか勇気がわいた夜でした。

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2007年03月22日

リニューアル

 皆さんからのメールでも何通か頂きましたが「背番号が変わったのにホームページ(HP)が同じなので違和感がある」と。今、リニューアルの準備を進めています。開幕に合わせてお披露目するつもりでした。
 HPの表紙だけではなく、Q&Aも一新したいと思います。楽しみに待っていて下さい!

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2007年03月18日

きっかけ

 今日は4本ヒット打ってきました。打球も左右に打ち分けることができていたので、内容も伴っていたと思います。
 昨日の阪神戦で満塁の場面で犠牲フライを打ったのですが、アドレナリンが出るようないい緊張感の中で打てたことで、何かオープン戦から公式戦へスイッチが切り替わったような感覚がありました。試合後のロングティーで、弘田コーチに指導して頂いた効果もあったと思います。けがのブランクで実戦感覚が今一つでしたが、これで調整段階は1ステップ上がった気がします。
 でも、大事なのはここからです。レギュラーでシーズン通してやるのは1日ぐらいでほっとしている場合ではありません。今日のはあくまできっかけと思って、慢心せずに残り試合を大事にしていきます。
 

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2007年03月17日

今こそ改革を!

 毎日、西武の「裏金問題」がマスコミをにぎわしています。僕が選手会長だった2004年に起きた球界再編の問題と同じように、僕ら選手にも無関係のことではありません。オープン戦での仕上がり具合の話は後日にして、今日は少し思っていることを書きたいと思います。
 この問題の原因はどこにあるのでしょうか。僕は一番は、制度だと思っています。逆指名から始まって、自由枠、今の希望枠と選手が球団を選べる権利を持ってから、裏金がエスカレートしたと聞いています。完全ウエーバーなら球団がアマチュア選手に金銭を渡すこともなくなると思います。選手会も主張していますが、まずは希望枠を撤廃することです。職業選択の自由がなくなると言っても、もともと12人にしか権利は与えられていませんでした。僕もそうでしたが、残りの選手は自分で球団を選べなかったわけですから、そもそも希望枠は不公平なシステムだったと思います。
 よく完全ウエーバーにするとアマチュアの選手が日本のプロ野球を通過しないで、メジャーを目指すとか言われますが、本当にそうでしょうか? WBCで世界一になりましたが、日本のプロ選手のレベルは総合力という点ではメジャーとも互角だと思っています。そこで通用するかどうかを確認する前に、いきなり何の保証もないメジャーに行くアマ選手がどのぐらいいるでしょうか?
 ただ、完全ウエーバーにすると、行きたい球団に行けなくはなります。逆指名が入る前にも、これが原因でいろいろな悲劇が起きました。そこでFAを取るまでの期間を短くするというアイデアが出てきます。今の9年から5、6年にして、選手がピークのうちにほかの球団に行けるようにすればいいと思います。今でもメジャーから帰ってくる選手が多くいますが、早めに行けば早めに帰って来ることもあるかもしれません。その選手の一番いい時期をアメリカだけではなく、日本のファンも見ることができると思います。
 今は逆指名が入った時と違って巨人やセ・リーグが一人勝ちしている時代ではありません。北海道から九州まで本拠地が広がって、それぞれの球団に個性が出てきました。パ・リーグもプレーオフがあったりとひと昔前のようにマイナーなイメージはありません。メジャーという選択肢もできました。何が何でも日本のこの球団に行きたいというアマチュア選手も減っていると思います。プロだけではなく、アマチュアも巻き込んだこんな問題が起きている今だからこそ、完全ウエーバーとFAの短縮を基本に思い切った改革をする時かもしれません。皆さんはどう思いますか?

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2007年03月12日

横浜高校の後輩と

 今日は西武戦で横浜高校の後輩の涌井投手と対戦しました。先輩の松坂投手の後継者に期待される好投手です。試合前にもあいさつにきてくれたのですが、僕ら横浜高校OBが高校生の時に慣れ親しんできた横浜スタジアムで対戦するということで、楽しみにしていました。
 寒さが戻っている気候で、涌井投手は高校生の時からこの球場のマウンドが合っていなかったそうです。あまり条件が良くなったのでどこか慎重に投げているようでしたが、やはりいい投手が持っている雰囲気はありました。今年はチームでの期待も大きいでしょうから、頑張って欲しいと思います。
 バッティングの方はヒットは出ませんでしたが、復帰3試合目で実戦勘という点では徐々に戻ってきています。これからも内容と結果を求めて、プレーしていきたいと思います。

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2007年03月10日

予感

 今日から1軍に復帰しました。オープン戦にスタメンで出場し、3打席目でダルビッシュ投手からホームランを打つことができました。球種は…、打席に集中するとよく起こるのですが、記憶にないんです。変化球だったとは思いますが、それが何であるかが思い出せません。体が自然に反応したという感じです。勢いのあるダルビッシュ投手のストレートを頭に入れながら変化球を打てたので、復帰戦としてはバッティングの状態は悪くないと思います。
 何度も書きますが、けがで上半身を使えない間は十分に走り込みができました。ベンチから外野の守備位置に就く時もしっかり土を蹴っている、いい走りができていました。体調面で自分が感じるささいなことなのですが、いい予感は当たるものですね。
 ただ、結果だけで喜んでもいられません。1打席目はチャンスで打てませんでした。2打席目も凡退しました。開幕まで内容も上げていかないといきません。明日からまたアピールを続けていきたいと思います。

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2007年03月09日

復帰決定

 明日の平塚のオープン戦から1軍に復帰することが正式に決まりました。約10日間、指の負傷でチームを離れてしまい、首脳陣にアピールすることができませんでした。皆さんにもご心配をおかけしました。明日からしっかり結果を出せるよう頑張っていきます。
 前にも書きましたが、けがをしている間は、逆にしっかり走り込みができ、自分にとってはプラスになったと思っています。昨日、一昨日と2軍の教育リーグで2試合プレーもしました。もうバットを振ることは何の問題もありませんでした。もちろん守備も。あとは投手との間合いなど、実戦勘を取り戻すだけだと思っています。
 開幕まで3週間。走攻守全てに積極的なプレーで結果を出し、レギュラーを取りに全力を尽くしていきたいと思います! 

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2007年03月05日

失ったことで得たこと

 今日、ようやく抜糸が済みました。早速、横須賀の練習場でロングティーをやってきました。100球ほど、最初は少し痛みましたが、振っていくうちにほぼ痛みは消え、久しぶりに両手で打てた爽快感がありました(今まではけがした指を浮かせながら振ってきたので)。ほぼフルスイングできました。グラブにもしっかりと指を収めることができ、守備の方はまったく問題ありません。明日からはフリーバッティングを再開します。7、8日には2軍の教育リーグの試合に出場し、最終確認するという手順になると思います。
 けがをしてから打つ方には制約がありましたが、逆に下半身を鍛える時間がたっぷりと取れました。自分のように柔軟さが持ち味のバッティングは下半身がうまく使えないといけません。けがをした時、走ることはできるので、とにかく走ろうと決めていました(キャンプ中に元監督でもある関根潤三さんに走ることの大切さを説かれた影響もあるのですが)。ランニングの量は増え、キャンプの疲れが取れたこともあって体調はいいです。下半身だけなら、もういつ試合に入ってもOKという状態です。あとは、けがの間に足りなかった振り込みの量を増やして上半身とのバランスを整え、万全の状態で合流したいと思います!

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2007年02月27日

復帰へ、経過順調

 たった今、病院で裂傷した患部の消毒をしてもらってきました。今のところ、経過は順調です。3月11日の横浜スタジアムでのオープン戦初戦を目標に治療と調整をしていきます。
 キャンプは昨日が打ち上げでした。今日は休養日で明日からスタジアムで練習が始まります。左手は包帯を巻いたままで、フリーバッティングはできませんが、右手一本でもティーバッティングはできると思います。キャッチボールもグラブをつけなければできます。今できる練習をして、何とかホームで皆さんに元気な姿を見せたいと思っています。
 今回のけがで、皆さんからたくさんの激励のメールを頂きました。改めて支えられているという思いを強くしました。ありがとうございました。

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2007年02月25日

初ヒットの矢先に…

 今日はオープン戦2試合目で、中日と対戦しました。長峰投手からライト前にライナーで初ヒットを打った矢先でした。二塁走者で残った僕は種田選手のヒットでホームを狙ったのですが、相手のキャッチャーにブロックされた時、左手の人さし指と中指の間をスパイクで踏まれてしまったのです。人さし指は大事に至らなかったのですが、中指はパックリと割れて病院で2針縫ってきました。
 1週間から10日間はゲームに出られないと思います。チームはキャンプ終了後に遠征に出ます。そこには帯同せずに調整していきます。ヒットも出てこれから調子を上げていける手応えがあっただけに、悔しさはあるのですが、開幕直前でなかったことが不幸中の幸いです。そして1年前の右肩痛で試合に出られなかったことを考えると、たいしたけがではありません。ここは前向きにとらえ、ミニキャンプを張るつもりで今できる練習こなしたいと思っています。
 皆さんからもたくさんのメールを頂きました。ご心配をおかけしました。大丈夫です。すぐに戻って、またがんがんアピールしていきます!

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2007年02月21日

ベテラン投手との対戦で

 今日からキャンプもいよいよ最終クールです。韓国チームとの練習試合がありましたが、ベテラン組は居残りでシートバッティングに取り組みました。僕はそこで工藤投手と三浦投手と対戦しました。
 工藤投手は僕が中高生の時、西武の黄金時代を築いた人です。そのイメージがあるので、今同じチームでこうやって調整しているのが不思議な感覚にとらわれました。で、実際の対戦は、練習なのですが、やはりオーラが違いますね。三浦投手もそうなのですが、2人はやはり別格だと改めて思いました。2人ともアウトコースのストレートのコントロールが素晴らしかったからです。よく針の穴を通すような、と言われますが、それに近い感覚です。外角直球はピッチャーの生命線と言われます。2人の一流投手のこの球をオープン戦まで総仕上げの今の時期に目慣らしできたのは、対戦の結果以上に有意義だったと思います。
 もうバットを振る力など体力的な部分は仕上がりました。オープン戦まで、あとは細かい感覚の調整です。それを最終日の26日までのテーマにしてやっていきたいと思います。連日、ファンの方が本当にたくさん応援に来てくれています。前にも書きましたが、ベイスターズに入ってからこんな状態は初めてです。それも大きな刺激にして、いい形で締めくくりたいです。

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2007年02月13日

チームの変化

 キャンプも半分ほどが終わろうとしています。今年のベイスターズはちょっと雰囲気が違います。そうファンの数が多いのです(ひょっとすると優勝した直後より多いのではないでしょうか)。その最大の理由は何と言っても工藤投手の加入だと思います。
 工藤さんがすごいのは、そんなたくさんのファンに応えようと、練習後にサインを書いていることです。自分の練習が終わって2時ぐらいから2時間、球団の広報に聞くと「毎日やっている」と。自分の練習も相当な量と質をこなしているのに…。ずっと立ったままで「腰がぱんぱん」などと笑いながら書いている姿は、自分も含めてチーム全体が見習わないといけないと思います。実績はもちろんですが、あらゆるところでプロの意識の高さを感じずにはいられません。
 僕は野手なので練習では直接の絡みはありませんが、聞くところによると、豊富な練習量にほかの投手たちがあおららているそうです。「44歳の工藤さんがこんなにやるのに、これでいいのか」という感じがあるみたいです。たった1人の選手が加わったことで、これほどチームの雰囲気が変わるとは思いませんでした。大矢監督の復帰、工藤さんとともに仁志さんの加入とベイスターズは確実に生まれ変わりつつあることを実感しています。

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2007年02月03日

充実のスタート

 キャンプ3日目が終了しました。今日から夜間練習が始まり、今終わって部屋に帰ってきたところです。2月1日から背番号「51」のユニホームを着ていますが、以前に付けていたこともあって違和感なく、もう慣れてきました。ただ、練習のメニュー表では、選手の動き方が背番号で書かれているのですが、ついつい去年までの癖で「7」を目で追ってしまいます。内野手のところに7があって「何でおれが入っているんだ」とびっくりし、小池選手から「タカノリさん、51ですよ」と言われたこともありました(「7」は今季から仁志選手が付けています)。
 周りの反応も良く、大矢監督からは「そっちの方が似合うぞ」と声を掛けて頂きました。クルーンには昨日の食事中に「ルーキーが入ってきたのかと思った。分からなかったよ」と言われましたが…。
 まあ、それはともかく、充実した日々を送れています。去年は肩を故障していたので、今はフルメニューでやれる喜びがあります。しかも大矢監督が持っておられるいい雰囲気の中で、本当に楽しくやっています。第1クールもあと1日。明日も頑張ります!

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2007年01月31日

キャンプインへ

 いよいよ明日からキャンプインです。プロ野球選手にとってはお正月のような日です。気が引き締まる思いです。
 ベイスターズは今日、沖縄入りしました。ホテルでは全体ミーティングがあり、新しく加わった工藤投手や仁志選手ともあいさつをしました。そして今、ホテルの部屋には真新しい背番号「51」のユニホームがあります。いよいよ始まるんだなという気持ちがわいてきているところです。
 金城選手との約束の体重は2人とも目標をクリアし、引き分けでした。目標の体重に仕上がりました。何より、今年はけがなくこの日を迎えることができました。去年は右肩を故障したので、このことが一番です。無事にスタートラインに立った自分に期待しながら、明日から本番まで仕上げていきたいと思います。

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2007年01月25日

ラストスパート

 今日はキャンプの1、2軍のメンバーが発表になりました。僕は沖縄・宜野湾の1軍メンバーに入りましたが、キャンプまであと1週間、いよいよという思いで気が引き締まりました。
 自主トレも順調にこなせています。テーマは強化することは当たり前なのですが、特に今年は慎重すぎるぐらいに調整しています。これまで12月、1月というは魔の月だったからです。過去には、信じられないかもしれませんが、自宅で腕立て伏せや腹筋をして腕を回した時、手が電球を直撃して7針も縫う裂傷を負ったことがありました。ある年はひざの裂傷からばい菌が入って熱が出て大変な時もありました。風邪をひくこともよくありました。だからこの2カ月は怖いぐらい慎重になってしまいます。今年は「キャンプまであと何日、あと何日」と数えながら過ごしています。
 以前も書きましたが、金城選手との約束の体重もうまい具合に減っています。今は88㌔。86㌔台まであと少しです(時々、サウナでも体を絞っています。相川選手は誘っても来てくれないのですが…(笑)。
 ラストスパートの時期に入ったので、ある挑戦をしてようと思いました。今、自主トレを行っている場所から自宅までの約20㌔を歩いて帰ることです。これで自主トレを締めてキャンプインを迎えようと思っています。

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2007年01月18日

なせば成る

 ことしのベイスターズのスローガンが発表されました。「なせば成る Move on」です。最下位だったチームが優勝を狙うにはこんな気持ちで臨まないと、という大矢監督の願いが込められているように感じました。アルファベットのみのスローガンもありますが、こんな風に日本語が入っていると、すんなりと心に染み込んでくるものがありますね。
 新聞にも書いてありましたが、このなせば成るという言葉は江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山という大名の言葉です。知り合いから聞いたのですが、上杉鷹山は名君との評判で、アメリカのケネディ元大統領も尊敬していたほどです。
 チームもそうですが、今シーズンに勝負を懸ける僕にもぴったりのスローガンかもしれません。その知人は上杉鷹山が言った、なせば成る、のあとには次のような言葉があると言っていました。-なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり- この言葉も胸に頑張っていきたいと思います。

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2007年01月14日

慎重に、順調に

 本格的に自主トレを始めてからもう1週間ぐらいが過ぎました。テーマは「けがをしないこと」に尽きます。去年は自主トレでの肩の故障に、シーズンを通して悩まされました。今年はその轍を踏まないように、ちょっと抑えめにやっています。例えばキャッチボールも寒い時は球数を少なめにしたり、と。
 この抑えめというのが意外に難しいんです。オフが終わってボールを投げたり、バットを握ったりするのは野球を始めた子どもの頃の感覚に似て新鮮で、思わず力が入って多めに練習してしまいがちです。しかも僕は練習で追い込むタイプです。本当はもっとやりたいのですが…。去年は沖縄に行く前にけがをした影響で、競争の輪に入っていけませんでした。とにかく万全で2月1日を迎えるため、慎重になっています。
 飛ばしてはいませんが、その中で色々と試行錯誤はしています。特にバッティングフォーム。オフに実家で今までのフォームの写真を見る機会がありました。「この年はこうだったけど、この年はこうだったな」と、同じように打っていたつもりでも、トップの位置などに微妙な違いがありました。そこで気付いたことを試しています。久しぶりにバットを握る今はそれがちょうどいい時期だと思います。シーズン中の癖も抜けてナチュラルな状態でバットを振れるのです。ペースは速いわけではありませんが、ここまで充実した自主トレになっていると思います。

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2007年01月10日

ハマに工藤投手が

 いつもなら1月はキャンプ前の静かな時期なのですが、驚きのニュースが届きました。皆さんもご存じのように、巨人の工藤投手が横浜に来ることになったのです。
 工藤投手には、球場であいさつに行くと「おれはお前と対決するのが楽しみなんだ」などと声を掛けてくださったのを覚えています。僕も工藤投手の対戦が楽しみでした。それがまさか同じチームでプレーすることになるとは…。光栄という言葉に尽きます。
 工藤投手には前々から興味がありました。なぜ現役最年長の43歳になっても一線級で活躍できるのか。なぜプロに入ったばかりの投手が必ずと言っていいほどお手本に挙げるのか。球界の宝と言える選手です。投手と野手というポジションの違いを超えて、野球選手として何か学べるところがあるのではないかと思っています。練習法から食生活まで、直接聞いてみるなり、見て盗むなりしていきたいです。
 野手の僕がこう思うぐらいですから、投手はなおさらでしょう。必ずチーム全体にいい影響を与えてくれると思います。もちろん、クライマックスシリーズを狙うチームにも大きな力になってくれると信じています。今から2月1日のキャンプインが待ち遠しいですね。

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2007年01月07日

新年の儀式

 年末年始は浜松の実家に帰っていました。そこでも体を動かしていたのですが、僕には年初めに取り組むあるトレーニングがあります。それは近くの中田島砂丘をランニングすることです。
 もう小学校の三、四年生の時からやっています。プロに入ってからも、故郷に帰ってきたら必ず走ってきました。今年も5キロ程度を30分ぐらい、僕の一学年下で幼なじみの平野君(僕の弟が彼の一学年下で幼い時にはいつも三人で日が暮れるまで野球で遊んでいました。もう兄弟みたいな関係です)と一緒に走りました。
 足場が不安定な砂なので、相当に足腰を使います。波打ち際を走るので強風で前に進むのにも苦労することもあります。それだけにいいトレーニングにはなります。これを続けてきたから、ここまでやってこられたというのは大げさですが、僕の新年の儀式のようなものです。「今年も始まるぞ」という気持ちになって、これから本格化する自主トレに入っていくことができます。

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2007年01月01日

新年を迎え

 明けましておめでとうございます。2007年、僕にとって勝負の年が幕を開けました。去年のシーズンが終わった時点で、もう07年のシーズンの勝負は始まっていると書きましたが、新年を迎え、改めてそんな気持ちを強くしました。
 目標は個人的には、シーズンを通してレギュラーでやることです。それができれば数字は勝手についてくると思っています。このオフほとんど休みなく自主トレをやってきましたが、これを1月も継続し、そこからキャンプに突入し、オープン戦と万全の状態で開幕に仕上げていきたいと思います。
 チーム的には、まずは今年から始まる「クライマックスシリーズ」への出場権を確保すること。レギュラーシーズンで3位に入る力はあると思うし、入らなければいけません。そして秋には大矢監督を胴上げできるように、僕も最大限貢献していきたいと思っています。
 このブログは2年目のシーズンになります。今年も試合中の出来事からオフのトレーニング、そして球界の話題などをテーマにして皆さんに少しでも野球の楽しさ、奥深さなどを伝えていければと思っています。それでは、今年もよろしくお願いします!

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2006年12月31日

良いお年を!

 早いもので今年ももう大みそかを迎えました。僕は格闘技が好きなので、今日もそんな番組があって「ああ1年が終わるなあ」と感じました。今年もいろいろなことがありましたね。皆さんにはどんな1年だったでしょうか? 
 僕のことで言うと、今年からこのブログを開設しました。こうして試合の中や日常の出来事で自分が思ったことを書き残すことは、頭の中を整理できると同時に後になってこんなことがあったなとか何かヒントが見つけられるようなメリットがあると感じました。
 そして何より、試合で結果が出ても出なくも、皆さんから日々、送って頂くメールには勇気づけられました。本当にありがとうございました。一人ずつ取り上げることは難しいですが、来年も一通でも多く載せてこのブログを通じてコミニュケーションを図っていきたいなと思っています。それでは皆さん、良いお年を!

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2006年12月26日

約束

 以前にも書きましたが、今年のオフは「キレのある体づくり」がテーマなので、今は食事にも気を使っています。専門家に低カロリーでバランスのいいメニューをつくってもらい、食事制限をしながら横須賀でトレーニングをやっています。
 ことしの秋季キャンプの終わりにチームメートの金城選手とある約束を交わしました。来年2月1日のキャンプインは、僕が86キロ、金城選手は85キロで帰ってこよう、と。2人とも太りやすい体質です。キャンプ初日からいい動きができるように、お互いに刺激を与えました。キャンプ前日の1月31日に宜野湾の宿舎に着いたら、まず大浴場に直行して体重計に乗ることになっています。どんな数字が待っているでしょうか? 
 僕の場合、86キロは今シーズンの体重より3-4キロも絞らないといけません。簡単なノルマではありません。でも、あと10カ月半後、気持ち良くシーズンを終えることを考えると、このぐらいのことは乗り越えないといけないと思っています。

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2006年12月23日

「夢の向こうに」

 今日は僕の出身地でもある静岡で、プロ野球選手会などの主催で高校球児を対象にしたシンポジウム「夢の向こうに」がありました。約3200人の球児が集まってチームメートの鶴岡選手や日本ハムの金子選手らも参加し、予定時間を超えるなど大いに盛り上がりがあった3時間だったと思います。小学生相手の野球教室も楽しいのですが、より高度で専門的なレベルでやりとりができるこんな機会もいいものです。
 僕への質問はバッティングが中心だったのですが、印象に残ったのが二つあります。一つは「苦手な変化球をどう打てばいいのでしょうか」というものです。僕はこう答えました。「右打者なら右足、左打者なら左足、つまり軸足が大事だ」と。変化球はストレートより10キロから30キロも遅いです。ストレートのつもりで踏み込み、途中で変化球に気付いても、軸足に体重が残っていなければ前に突っ込んで力強いスイングはできなくなります。逆に軸足にしっかりと体重が乗って一瞬でも間ができると、変化球にも対応できるものです。
 二つ目は「どうしたらスイングスピードが速くなるのでしょうか」という質問です。僕は20歳の時に当時2軍打撃コーチだった竹之内雅史さんから毎日、腕立て伏せとロングティーを課されました。地味なトレーニングでしたが、これを続けて一冬越えると、打球が速くなって飛距離も伸びていました。今はウエートトレーニングが重視されています。もちろんそれはそれで大事なのですが、それほどジムや器具が発達していなかった時代の練習法の中にも学ぶべきものがあるということを伝えたつもりです。
 僕は自分の経験から得たことを話したのですが、こうやって高校生に教えることは自分の現状を分析する上でもとても有意義でした。改めてバッティングで大事なポイントを確認できたという感じです。欲を言えば、いつか実際にバットやボールを使って実技指導もしてみたいものですね。自分の指導で選手が変化し、成長していく姿を見るのは選手として成績を残すこととは違う意味での喜びがありそうな気がします。そんなことも感じた一日でした。

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2006年12月20日

ちょっと遅れましたが…

 先日、松坂投手がレッドソックスと契約しましたね。交渉が難航しているなどという報道もあって、やきもきしましたが、本当に良かったと思います。
 60億円というポスティングの入札金にも驚かされましたが、6年、61億円という契約内容で二重に驚かされました。メジャーでは全く実績がない投手を獲得するのに、球団が100億円を遙かに超える金額を使うとは…。確かにメジャーは日本のプロ野球とは規模が違いますが、改めて松坂投手がどれほど高く評価されているかが分かりました。
 レッドソックスはメジャーでも歴史があり、人気も高い球団です。松坂投手も話していましたが、ヤンキースとのライバル関係は日本で伝統の一戦と言われる巨人と阪神のようなものです。マスコミ、目の肥えたファンが選手を見る目の厳しさも相当なもので、高い年俸をもらっているのに、成績を残さないとバッシングに遭うとも聞いています。日本を代表して行く松坂投手にかかるプレッシャーはちょっと僕らには想像できないものがあります。
 でも、持っている力を発揮すれば必ずメジャーでも超一流の投手になれるはずですから、とにかく故障だけには気を付けて欲しいです。同じ横浜高校OBであると同時に、一ファンとして活躍を楽しみにしています。

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2006年12月12日

トレード

 ソフトバンクにトレードで移籍した多村選手の入団会見のニュースを見ました。横浜高校の4学年下の後輩です。僕と同じように高校からプロ入りし、同じ外野手として横浜で12年間、一緒にプレーしてきました。特別な思いがある選手の1人です。トレードは両チームそれぞれに事情があり、選手は基本的にそれに従うしかないのですが、やっぱり複雑な気持ちがわいてきました。
 ただ、ひと昔前のようにトレードがマイナスに考えられる時代ではなくなったと思います。僕はプロに入ってからベイスターズ一筋ですが、環境が変わることで出場機会が増えたり、眠っている力を呼び起こしたりとプラスに変わるケースは少なくありません。メジャーでは球団のスター選手になっても、当たり前のように複数の球団を渡り歩いています。日本にもいずれそんな時代が来るかもしれません。
 多村選手にも、もちろん横浜に来た寺原投手にとっても、後から振り返っていいきっかけだったと思えるようなトレードになって欲しいと思います。今日、テレビで見た記者会見での笑顔がシーズンでも見られるような活躍を祈っています。

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2006年12月04日

鈴木尚

 今日は球団事務所で契約更改をしてきました。契約書には一発でサインしました。大幅にダウンしましたが、一番大事なのはユニホームを着て横浜でプレーすることです。ユニホームを着ている限り、取り返すチャンスがあると思っています。すっきりと契約を終え、本当の意味で17年目の来シーズンを迎えられます。
 皆さんには以前、このブログで背番号を7から51に戻すとお伝えしました。今日はまた新たな報告があります。登録名を「鈴木」から「鈴木尚」に戻すのです。鈴木はとても多い名字なので、新聞で自分の名前を見てもいまいちピンときませんでした。横浜高校時代から始まり、プロでもタイトルを取った時は「鈴木尚」でした。これが一番落ち着く感じがします。
 これで背番号も登録名も元に戻しました。特に験担ぎという意味ではありません。とにかくプロ入りの時の環境に近づけ、原点に返りたかったという思いが一番の理由です。こうすることで来年、ゼロからスタートできると思います。

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2006年12月01日

メジャー流出で

 今日は日本ハムの岡島投手がレッドソックス入りというニュースがありましたね。松坂投手、岩村選手、井川投手と、このオフもメジャーに挑戦する選手が後を絶ちません。もう挑戦という言葉も当てはまらないかもしれません。メジャーの中で日本人選手がドミニカ共和国など中南米の野球が盛んな国のように、自然に選手供給源の一つになったような気がします。
 スター選手のメジャー流出で日本球界の危機を叫ぶ声もありますが、僕は必ずしもそうは思いません。そこを埋める選手は必ず出てくるし、また出てこようとしないといけないとも思います。アマを含め、日本球界の層の厚さはまだまだ捨てたものではないでしょう。それにプロは紙一重の世界ですから、1人、2人抜けたぐらいでは試合の質が急激に落ちることもないでしょうし、現にいい試合も少なくありません。
 僕ら選手がやることはシンプルです。質の高いプレーを皆さんにお見せすること。そこを目指せばドラマチックな出来事も、スター選手も必ず生まれてくる-。僕も日本でプレーする選手の一人として改めてそう思った1日でした。

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2006年11月26日

野球教室

 毎年恒例の野球教室がありました。小学校6年生相手でした。今年も楽しく交流できました。では、今日はこのブログでも野球教室、というほど大げさではありませんが、ある中学生からのメールを取り上げたいと思います。
 「僕は尚典さんと同じで外野手、レフトです。でも、僕は中1の時に肘に遊離軟骨らしきものができて、冬には肩を痛めてしまいました。今も休めてはいますが投げるとすぐに痛くなってしまいます。投げ方の改善で肩の痛みは解消されるんでしょうか?」(神奈川県・野球野郎さん)
 僕も今シーズンは肩痛がありました。その経験からですが、例えば1キロの鉄アレイやゴムチューブでリハビリ、強化をするといいのではないでしょうか。腕立て伏せもいいと思います。手軽だし、10回でも20回でも継続すると、よくなることがあります。1日2日で治るものではありません。根気よく続けてください。
 それと平行して投げるフォームを改善することをお勧めします。理にかなった投げ方なら肩、ひじに負担はかかりません。その投げ方を見つけることです。プロの選手をまねるのも一つの手です。映像を見ながらイメージトレーニングすることは、肩が痛くてもできます。故障との闘いは地道なメニューが多いですが、くじけないで頑張ってください。

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2006年11月23日

ラスト7

 今日はファン感謝デーでした。1年に1回、ファンの方々と触れ合うことができる貴重な時間です。寒い中でしたが、多数のご来場をありがとうございました。
 僕は去年までとは違う気持ちでこのイベントを迎えました。背番号7のユニホームに袖を通すのが最後だったからです。最初はオールドスタイルというか、これまで球団で採用されたタイプを着用しました。いかがでしたか? 僕は新鮮な気持ちで着ることができました。
 でも、やっぱり愛着があるのは9年間もお世話になった今のタイプですね。サイン色紙に「7」を書くのも最後なので、できる限り書こうと思いました。すべての方に書けなかったのは心残りですが、自分なりに1人でも多く書かせて頂いたつもりです。
 ファンの方には「51のユニホームを買いに行ったけど、まだ売ってなかった」と声を掛けてもらったのが印象に残っています。「51で頼むぞ」などとも励まされ、いよいよ7から51に戻るんだという実感がわいてきました。
 先日、恩師の竹之内雅史さん(元横浜2軍打撃コーチ)にも「51の方がいい。もう一度プロに入った時の頃の気持ちを思い出して来年、やってみろ」と言われました。最後に今のユニホームを着て皆さんにごあいさつをしましたが、それが7の着納めでした。その時は懐かしい番号に戻る期待感、51を早く着たいという気持ちと7への愛着や名残惜しさが入り交じった、ちょっと複雑な気持ちでした。
 皆さん、改めて1年間、ご声援ありがとうございました。そして毎年毎年、選手とファンが触れ合う時間をつくるために、いろいろなアイデアを考えてくださる球団の方々、ご苦労さまでした。また来年も楽しみにしています!

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2006年11月20日

充実の3週間

 キャンプを打ち上げました。体重は食べる量が変わっていないのに自然と2・5キロも落ちていました。充実した3週間を過ごせた証しでしょう。来年への手応えをつかんで帰って来ることができました。
 今日も最後にフリー打撃で打ち込んだのですが、キャンプ前に比べて自分本来の打球が増えてきたなと感じました。僕はホームランバッターではなく、あくまで中距離ヒッターだと思っています。高々と放物線を描く打球ではなく、低い弾道での打球を理想としています。このキャンプは僕のいい時を知っている弘田コーチや波留コーチに指導してもらったのですが、ライナー系の打球が出る確率が高くなったと感じます。波留コーチには「昔はそういう打球を打っていたんだよ」などと声を掛けてもらったこともありましたね。
 これから来年2月のキャンプインまで9カ月間も顔を合わせていたチームメートと別れ、完全にオフに入ります。来年レギュラーで全試合出るためには、この70日間がまた勝負です。横須賀の練習場などで体を動かす予定で、今年はバッティング練習よりもウエートトレーニングなど地味な練習でバランスのいい体をつくる練習を重視したいと思っています。年を取ると、誰でも体のキレや反応が落ちてしまいます。平野コーチとも一緒に考えながら、瞬発系のトレーニングを多く取り入れていきたいと思います。
 さて23日はファン感謝デーですね。今日は背番号7のユニホームを着て行う最後の練習だったのですが、着るのはこの日が本当に最後になります。今年1年のご声援とともに、長い間この背番号を応援してくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを示したいと思っていますので、是非多数の方のご来場をお待ちしています!

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2006年11月19日

打撃も守備も

 キャンプも残り1日です。ここまでバッティングについて多くを書いてきましたが、皆さんから守備の関する質問も頂いたので、少し触れたいと思います。
 僕は常々、バッティングだけではなく、引退するまで走塁も守備もすべてに、うまくなりたいと思っています。このぐらいでいいと思ったら終わりです。純粋に野球をうまくなりたい、いいと思ったことは走攻守に吸収したいと考えています。
 このキャンプは紅白戦という実戦で守りに就けましたし、練習も多くできました(そう言えば先日、僕がレフトから二塁への返球を練習している場面がテレビでも放送されたそうですが、あの時は大矢監督に二塁の捕球に入って頂きました。急でびっくりしたのですが、逆に力が入り、いい練習をさせてもらいました)。今シーズンは守備に就くことがなかったので、実戦勘を取り戻す意味では本当に有意義なキャンプだったと思います。来春のキャンプ、そしてオープン戦でもっとさびを落とし、開幕スタメンにつなげていきたいと思います。

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2006年11月16日

60億円の価値

 大リーグのレッドソックスが松坂投手との交渉権を約60億円で落札したそうです。横浜高校の後輩ですが、すごいとしか言いようがありません。でも、彼のここまでを振り返ると、その価値があるのかもしれません。
 松坂投手の存在を初めて知ったのは彼が高校2年の時です。当時は線も細く、普通の高校生のように見えましたが、渡辺監督や小倉部長から「こいつはすごいぞ」と聞かされていました。プロ入り前にも横浜への入団を希望していて、一緒にプレーできればいいなと思ったことを覚えています。
 それはかないませんでしたが、プロ入りしても年々すごくなっていきました。スピードは増したし、高校の時のストレートとスライダーだけではなく、フォーク、カットボールと変化球も多彩になりました。どの球も勢いがあって超一流です。ボールに魂がこもっているというか、こちらも全身全霊のスイングをしないと打てないという感じです。
 今年の交流戦でも対戦しましたが、一回に151キロを出して、最後まで150キロ出せるピッチャーは初めて見ました。スタミナも驚異的です。メジャーは中4日の登板間隔で、長距離移動もありますが、他のピッチャーとは次元が違うので間違いなく通用すると思います。
 人間的にも好感を持っていました。高校生からスターで騒がれてプロでも好成績を出し、てんぐになってもおかしくない環境でも、オープン戦などでは毎年必ず僕や多村選手といった横浜高校の先輩のところにあいさつに来ていましたから。
 あとはレッドソックスとの交渉が順調にいくことを願うだけです。メジャーに行くと変化球でかわすピッチャーになるケースが多いですが、松坂投手にはあえて力で真っ向勝負という姿勢を崩さないで欲しいです。今のスタイルのまま、来年はメジャーの舞台を沸かせている姿を楽しみにしています。

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2006年11月13日

フォーム固め

 キャンプの現状報告をしたいと思います。今日は第3クール2日目、紅白戦がありました。結果は3打数1安打、1本塁打。これで秋のキャンプの紅白戦の通算成績は6試合で20打数9安打、2本塁打、9打点です。このキャンプでは打撃フォームを固めることを意識しているのですが、それが結果にも表れ始めているのかもしれません。
 バッティングは確率だと思っています。それを高めるためにはバットがどういう角度でボールをとらえるかが大事です。そのためには正しいスイング軌道が必要です。具体的には両肩を平行に回すことを意識しています。僕の好調時をよく知っている弘田コーチや波留コーチのアドバイスを頂きながら、徐々に固まりつつあるのではないかと思います。
 たった今もそのフォームを体に染み込ませようと、夜間練習で打ち込んできました。今日は大矢監督も参加され、僕のマシンにボール入れるなどサポートして頂きました。1球も気を抜けずに、緊張感のある充実した50分が過ごせました。
 早いものでキャンプもあと1週間を残すだけです。来年、レギュラーでやれるという自信も出てきています。最後までこの緊張感を保ったまま来年のために、また明日から頑張っていきます!

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2006年11月08日

仁志選手が横浜へ

 ここ沖縄のキャンプ地にも巨人の仁志選手が横浜にトレードで移籍してくるというニュースが飛び込んできました。仁志選手と言えば1番打者。打率が3割近くあるのに、ホームランも20本ぐらい打てる。さらに勝負強い。バッティングにはそんなイメージがあります。
 二塁の守備では特にポジショニングが良さが印象に残っています。僕も抜けたと思った打球が一、二塁間、二、遊塁間で何本か取れた記憶があります。
 僕の1学年上と年齢も近く、試合前の練習ではよく話す仲でした。野球に対しては熱い人です。僕も熱く戦いたいタイプなので、同じチームでプレーできるのは大歓迎です。ともにチームの戦力として貢献していければいいと思っています。

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2006年11月02日

51

 突然ですが、来季から背番号を変えることになりました。厳密に言うと、変えるというより戻します。ルーキーの時から1997年まで付けていた「51」に。
 来年は復活を懸けるシーズンです。もっとがむしゃらに、純粋に野球に取り組む―。そのためにはあの頃の気持ちに戻らなければならないと考え、今回の背番号の変更を決意しました。
 7が好きだったファンの方には申し訳ないという思いがあります。今季までこの番号を付けていた田中充選手にはわがままを言って譲ってもらいます。僕も7には言葉では言い尽くせないぐらいの愛着があり、後ろ髪を引かれる思いがあります。でも、それらすべてを断ち切れるぐらい、来季に懸ける気持ちは強いつもりです。
 皆さんに背番号51のユニホームを見せられるのは来年2月1日のキャンプインになると思います。背番号7はこの秋のキャンプと、23日のファン感謝デーで最後になります。この番号で日本一を経験し、タイトルも取りました。一方でこの数年は苦しい時期もありました。今はそれらをかみしめながら1日1日を大事に過ごしています。すべては来年は横浜の51イコール鈴木尚典というイメージを定着させるような活躍をするために。

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2006年10月31日

野球漬け

 秋季キャンプが始まりました。通常の練習が10時から16時まで。その後に夜間練習が7時から1時間。文字通り、朝から晩まで野球漬けでした。打って、走って、投げて…、もう全部がしんどかった。腰、足、背中が重く張っています。今、このブログを書くのもままならないという感じです。
 明日は筋肉痛で大変なことになっていると思いますが、息つく間もなく紅白戦が待っています。ひたすら結果を求めていきたいと思います。ここで、もっと皆さんに報告したいこともあるのですが、本当に今日はきついので、もう寝ます。お休みなさい。。。

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2006年10月27日

勢い

 日本シリーズが日本ハムの44年ぶりの日本一で幕を閉じました。結果論で言うわけではありませんが、僕は第2戦に日本ハムが勝った時点でこのままいってしまうかもしれないなとも思いました。そのぐらい日本ハムには勢いを感じました。
 中心にいたのはもちろん新庄さんです。テレビを見ても分かりますが、いつも笑顔を絶やさないなど、シリーズ前に「楽しむ」といった言葉をそのままグラウンドで実践していたように見えました。その言動が指揮者のタクトになったように、北海道のファンが一体になってチームを後押ししていました。
 新庄さんが日本ハムに入団した年、オープン戦で久しぶりにあった時に話す機会がありました。新庄さんは「日本ハムというチームもイメージを変えたい」と言いました。僕が「新庄さんが入っただけで注目度が違います。今までとは変わっていますよ」と返すと、新庄さんは「そう?」って答えていました。あれから3年が経ち、日本ハムは本当に新庄さんの願い通りに大きく変わったと思います。
 プレーを振り返ると、勢いを象徴する場面が何度もありました。まず2番の田中選手がバントをする時、森本選手のスタートが早かったことです。捕ってから投げるまでの速さは12球団ナンバーワンの谷繁捕手でさえ、二塁送球が間に合わないシーンもありました。ピッチャーも勝負どころでコントロールミスが少なく、バッターは決して簡単ではないボールを見事にとらえていました。
 1998年に横浜が日本一になった時もそうでした。一投一打に歓声がわき、気持ち良くプレーできた経験があります。これと同じような雰囲気が札幌ドームにもあって、それが選手の力を引き出したのではないでしょうか。この勢いという見えない力は短期決戦では勝敗を左右する大きな要因になると思っています。
 来年は自分たちもこの大舞台で、そんな勢いのある戦いを見せたい。今回の日本ハムの日本一を見て、そう強く思いました。
 
 

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2006年10月25日

5年ぶりの秋

 今日、秋のキャンプ(沖縄県宜野湾市・10月30日-11月20日)のメンバーが発表されました。秋は本来、若手の強化に充てられます。ベテランは各自で調整を任されるのが普通ですが、その中に僕の名前がありました。森祇晶元監督時代以来、実に5年ぶりの秋季キャンプ参加です。
 今の僕は若手と一緒にポジションを争っていかなければいけません。参加メンバーでは最年長になりますが、若い選手と同じメニュー、いや、それ以上のことをやるぐらいのつもりでいます。練習日程は6勤1休ということです。中日がやっていましたが、横浜では僕の知る限り、なかったと思います。さらに1クールで3試合の紅白戦も組まれています。かつてないほどのハードな内容になりそうです。
 沖縄はまだ暑さが残っていると思います。それに負けないような熱い気持ちで、来年につながる自信を取り戻して帰ってきます。

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2006年10月23日

再生への第一歩

 今日から秋季練習がスタートしました。大矢監督の新体制の初日です。監督が前回指揮を執られた1997年の時のコーチや、その時選手だったコーチの方々も多く、強かったあの頃を思い出しました。まず監督は僕らに対し「礼儀、社会人としてのあいさつからしっかりやっていこう」と言われ、いい緊張感の中で始まったようにも感じました。
 この短いオフの間、僕は日本武道館でアメリカのプロレス団体WWEを観戦するなど、いいリフレッシュができました。浜松の実家でお墓参りも済ませてきました。そして最後の2日間は横須賀で体を動かし、今日に備えてきました。
 この秋は来年、レギュラーを取り戻すために、徹底的に体をいじめ抜きたいと思います。打つことも、走ることも、守ることも、ここ何年かのサビを落とします。もうこれ以上は無理というところで、限界を超えた練習をすると、余分な力が抜けて無の状態のようになれることがあります。不思議な感覚なのですが、その領域に入るところまで自分を追い込み、まずは1シーズンを戦い抜くための体を作り上げていきたいと思います。
 前にも書きましたが、大矢監督は98年日本一の土台をつくられた方だと思っています。今度は土台だけではなく、優勝までたどり着けるように。その戦力になれるように、充実した秋を過ごしていきたいと思います。

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2006年10月16日

大矢監督

 今日は来季の新監督に大矢監督が就任されると発表されました。1996、97年以来の復帰です。横浜は98年に日本一に輝きましたが、その土台をつくられたのが大矢監督だと思っています。テレビの解説などでもお馴染みですが、ソフトな語り口のイメージそのままに選手への優しさがあったことを覚えています。その半面、厳しさがあって、もちろん野球には熱かった記憶も残っています。
 僕が一度目の首位打者を取った時の監督なので、いいイメージがあります。選手として成長させてもらった、あの頃の気持ちに戻って、一からレギュラーどりをアピールしていきたいと思っています。

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2006年10月15日

今季から来季へ

 今日で今シーズンが終わりました。振り返ってみると、1月に右肩を痛めてキャンプ、オープン戦と満足に過ごせずに自分でレギュラーを取るチャンスを遠ざけてしまった気がします。開幕から出遅れてしまい、交流戦ではスタメンでの出番もありましたが、代打生活がほとんどでした。
 打率は3割2分9厘とそこそこ数字を残せました。今までレギュラーが当たり前の中でやらせてもらっていましたが、代打という限られた出番の中で勉強することも多かったです。試合にあとから入っていく難しさ、1打席で結果を求められる厳しさ、1本のヒットの重さ…。4打席与えられていたレギュラー時代にはできなかった経験が積めました。ただ、代打に甘んじているつもりはありません。皆さんからも多数「4打席立ってこそ鈴木尚典」という内容のメールを頂きましたが、もちろん僕も毎試合、4打席立つことを忘れてはいません。
 明日から1週間休みがあります。まずは体を休めます。それに精神的なリフレッシュも必要です。一旦野球から離れるこの期間をうまく利用し、また新鮮な状態で野球に取り組めるように気持ちをコントロールしていきたいです。バッティングの技術的なマイナーチェンジも考えようと思います。今日で2006年のシーズンが終わりましたが、同時にもう2007年のシーズンは始まっています。とにかく心技体、すべてを磨いてレギュラー奪回を目指します。
 チームは残念ながら最下位に終わりました。来年は新しい監督の下で巻き返しを図っていきます。プレーオフも導入されます。3位までに食い込んで優勝できるように、その中で戦力になれるように頑張ります。来年の今ごろは笑って迎えたいですね。
 ファンの皆さんには1年間、熱いご声援をありがとうございました。いつも打席に入った時には大きな声援を頂き、どれだけ勇気づけられたか分かりません。来年は、僕自身はレギュラー、チームは優勝でお返しできるように、と強く思っています。最後になりますが、このブログのホームのタイトルでもある「球道一心」の横断幕を掲げながら全国各地で応援してくださった私設応援団「全国星覇会」の方々、本当に今年1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

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2006年10月13日

ネクスト

 ピッチャーとの勝負は打席に入った時だけではありません。ネクスト・バッターズ・サークル(次打者席)から始まっています。そこでの勝負は本番での勝負の結果を左右すると言っても過言ではありません。今日のヤクルト戦でもそうでした。
 1点をリードされた8回、僕がネクストにいた時、マウンド上には右の花田投手がいました。おそらく左の藤井投手に代えてくるだろうと思いながら、花田投手の投球に合わせてバットを構え、タイミングを取っていました。
 僕がコールされると、予想通り、藤井投手が出てきました。投球練習が始まります。僕は再び、ネクストに戻ってタイミングを取りました。そこで気付いたのですが、花田投手より藤井投手の方がタイミングを合わせやすかったのです。左打者には右投手より左投手の方が不利と言われているのですが…。理由は分かりませんが、単純に感覚的なことだと思っています。
 もともと僕は左投手に苦手意識はありません。ネクストでも何となくフィーリングが良かったので、いい状態で打席に入ることができました。それが同点のタイムリー三塁打を打てた一因だと思っています。打席に立つ前から、いい結果が出る方向に向いていたのかもしれません。
 今日は関東で最後の試合でした。ビジターの神宮球場にもたくさんの横浜ファンの方に来て頂きました。いつもより「尚典コール」も大きく聞こえました。そんな声援にお返しできるようなヒットを打てて良かったと思います。

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2006年10月09日

ラストホーム

 今シーズンの横浜スタジアムでの最終戦でした。出場機会はなかったのですが、たくさんのファンの方に来て頂いた中、勝利で締めくくることができました。
 区切りのゲームなので勝敗以外にも色々とありました。一人は今シーズンで引退する万永選手です。彼にとっては引退試合でした。僕とは同級生で仲も良く、試合前には「どうやって出るの」と聞いたら「1打席立つよ」と。「4打席立ちなよ」とか言い合っていました。来季は2軍のコーチに就任します。本人が決めた道で頑張ってもらいたいのと、もっと一緒にやりたかったという残念な気持ちも入り交じって、ちょっとしんみりしてしまいました。
 もう一人は今シーズン限りで退任される牛島監督です。この2年間、僕は力になりきれなかったので申し訳ない気持ちも残っています。最後にみんなで胴上げした時には、そんなことも考えていました。
 残り試合も本当にあとわずかになりました。パ・リーグはソフトバンクが第2ステージに進んだプレーオフが盛り上がっていますが、来年はセ・リーグにも導入されます。ベイスターズにも優勝のチャンスは広がると思います。2007年は10月いっぱい、横浜スタジアムを沸かせられるように頑張りたいと思います。

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2006年10月07日

首位を迎えて

 今日は中日を横浜スタジアムに迎えました。阪神と優勝争いをしている首位チームです。やはり選手たちからは独特の緊張感が伝わってきました。また、3連休の初日と言うことで、スタンドの熱い雰囲気も感じながらプレーできました。
 ベンチの采配もそうです。2点を追う八回でした。門倉投手に打席が回ってきます。相手は当然、僕が代打に出てくることを読んでいたと思うのですが、あえて右の平井投手が続投するかのようにマウンドに上がってきました。
 ここで僕が代打に告げられます。中日はシナリオ通りに左の小林投手を投入してきました(実は横浜にとってもこれは織り込み済みでした)。10月に入っても、こんな手の内を探りながら継投してくるのは優勝を目指すチームならではだな、と感じながら打席に向かいました。
 小林投手とは前回、3度目の対戦で初めてヒットを打ちました。今日はいい意味で精神的な余裕を持てました。そして左対左になることが予想できたのに、あえて僕を起用した牛島監督の采配を意気にも感じました。1-3と有利のカウントから、うまくバットが内側から出て左中間へのヒットに。ここからチャンスが広がって、最後は村田選手が逆転の3ランホームラン。そのまま3-2で逃げ切れました。
 今年、横浜は中日を苦手にしてきました。遅ればせながらですが、意地は見せられたと思います。結果的に、こうやって自分たちが頑張ることで中日と阪神のペナント争いも盛り上がってきました。横浜スタジアムでの試合もあと2試合です。パ・リーグはプレーオフが始まりました。セ・リーグの灯を消さないためにも、チームの来シーズンのためにも、今夜のような勝ちゲームを見て頂きたいと思います。
 

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2006年10月06日

左打ち

 昨日までの巨人戦の2打席、いずれも内野安打でした。僕は左打ちなので、右打者に比べると内野安打の確率は高いのですが、こんな打席が続くと改めてそのことを感じさせられます。
 僕は物心ついた時から左打ちでした。多分、バットを握ったのは3歳ぐらいからだと思いますが、右で打った記憶はありません。きっかけは父親でした。野球経験はありませんが、町内でソフトボールをやっていました。そこに母親に弟と一緒に連れられ、観戦していたことを覚えています。父は左投げ左打ちで「3番・一塁手」でした。その父親の背中を見ながら野球で遊んでいたので、自分が右か左かどちらが適性か分からないうちに自然と左で打っていました。
 そこから今に至っているわけですが、結果的に左で良かったと思っています。プロでは、左打者は左投手を克服しないとレギュラーを張れません。でも、僕は不思議と子どもの頃から左腕を苦にしませんでした。プロに入っても右投手を打てなくても左投手は打てた時期もありました。
 左打者が左投手と対戦する時の永遠のテーマは、外角に逃げるスライダーとカーブです(このブログで書いた中日の小林投手との対戦でも分かると思います)。右投手にはないこの軌道の見極めが最も重要で、これを打つにはとにかく右肩を開かないことです。僕の場合は、左投手と当たる時はこの右肩を開かないようと強く意識することで、理想のフォームに近づけます。だから時に、右投手より左投手を打てるという現象が起きるのだと思います。
 とは言っても簡単ではないと思います。皆さんのメールでも「どうやったら左投手を打てますか?」という質問が複数ありました。そこで、まずは今日からでも実行できる練習を紹介します。
 ティーバッティングをする時に左打者なら普通は自分から見て左側から上げてもらうのですが、これを逆に右側から上げてもらうようにします。いわば仮想対左投手の状況をつくるわけです。背中からボールが出てくるので、最初は戸惑うと思いますが、慣れればすぐにできるようになると思います。打てるポイントまでしっかり呼び込む癖もつくと思います。僕も時々、練習に取り入れているので、少年野球、高校野球の指導者の方は是非、試してみてください。
 左打ちの選手の皆さんは左投手だからと言って、苦手意識を持つ必要はありません。左投手を想定した練習を積み、逆に左投手だから打てるぐらいに強い気持ちを持って打席に立って欲しいと思います。 

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2006年10月03日

3割

 今日は3点を追う八回に豊田投手に対し、代打に送られました。追い込まれてからフォークボールを辛うじて当てたような感じでしたが、高いバウンドが幸いし、豊田投手への内野安打になりました。バッティングの内容はともかく、打率はこれでまた3割に戻せました。
 3割という数字にはある思い出があります。1996年のことです。僕は打率3割1厘でシーズン最終戦を迎えました。3割を守るために、欠場した方がいいという意見もありましたが、当時打撃コーチだった高木由一育成コーチには「若いんだから休むな。出て勝負しろ」と言われました。打者にとって3割は大きな意味を持つのですが、まだ24歳。余りその価値が分からずに、迷うことなく出場を決めました。
 結果は3打数無安打。打率2割9分9厘の最終成績が残りました。ヒット1本が出ていれば3割をクリアできたので、ほんのわずかな差で逃した悔しさが徐々に込み上げてきました。
 直後の秋のキャンプは燃えました。「3割打つのが好打者なら、絶対打ってやろう。1年後には必ず3割を打って、いいバッターと認められるようにしよう」と、練習には一層、熱が入りました。3割の意味を理解し、悔しさを糧にしたことが翌年の初の首位打者(3割3分5厘)に結びついたと思っています。
 以来、この3割というラインは常に頭の中にあります。首位打者を2度獲得し、周囲からは「3割は打って当たり前」という目で見てもらうようになったので、なおさらです。今も、たとえレギュラーではなく代打でも、3割以上を打ってシーズンを締めくくりたいと強く思っています。今日、打ち取られた当たりがヒットになったのも、僕の心の奥底にそんな執念があったからかもしれません。

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2006年09月30日

好球必打

 今日はヤクルト戦で1点を追い掛ける七回裏無死満塁の場面での代打でした。カウントが1-3になった時、ゴンザレス投手が腰を痛めたそうで、急にベンチへ。ここで10分近く間が空きました。カウント、さらに相手のコンディションを考えると、四球狙いでもおかしくない場面です。後から聞いたのですが、ベンチで相川選手と新沼選手が僕が5球目を振るか、振らないかという話をしていたそうです。相川選手は「タカノリさんは振る」と言っていたようですが、その通り、もちろん僕は甘い球が来たら振るという「好球必打」の姿勢は変えませんでした。2球目に内角直球を空振りした時のように。
 実はこの「好球必打」は高木由一育成コーチから教わったスタイルです。高木コーチで思い出すのが、プロ入り当初、横須賀の合宿所隣の室内練習場で夜、灯り一つで居残り練習をさせられた時のことです。途中で高木コーチも帰り、たった1人で鏡の前で好球必打も意識しながら素振りを繰り返しました。高木コーチには「こういうのが身に着く練習なんだ」と言われたことを今でも覚えています。
 そんな高木コーチの教えだった「好球必打」は今でも体に染み付いています。今日の打席は結果的に四球になりましたが、はっきりと分かるボール球だったから振らなかったまでです。消極的な気持ちで四球になったわけではありません。
 試合の方はこの押し出し四球で同点になり、この回チームは一気に逆転しました。自分のスタイルを貫いた結果で得た四球からチームの連敗が止まったことには満足しています。
 

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2006年09月28日

三度目の正直

 今日は中日戦の2-6の六回一死満塁のチャンスで前日に続き、代打で小林投手と対戦しました。9月19日のブログ「迷い」でも書きましたが、初対戦から2度続けて空振り三振を奪われている投手です。特徴は左のサイドスローから直球とスライダーによる徹底した外角攻め。シンプルな攻め方なのですが、ここ数年経験したことがないぐらいに、同じ投手に同じようにやられ、屈辱感さえありました。
 僕は一度やられた投手は全く同じようにいったら、またやられると思っています。そこで昨日の打席では、それ程スライダーが速くないので、一度目の対戦より始動を遅くしてタイミングを合わせるようにしました。それプラス、バットの芯に強く当ててセンターからレフトに持っていくイメージでしたが、どうしても外のスライダーにタイミングが合いませんでした。
 さて今日はどうしようかと。
 出番が来る直前、ベンチ裏の素振り部屋には種田選手も一緒にいました。そこで種田選手から「思い切って引っ張ってみたら。外で勝負してくるのは分かっているんだから、踏み込んで引っ張るぐらいのつもりでどうか」と言われました。結果的にはこれが功を奏しました。僕も強引な発想で、ライト線に引っ張るイメージに打席に立ち、2-2からの外のスライダーをバットの先に引っ掛かった感じでライト前にタイムリーヒットにできました。
 ここまで極端な意識で打ったことはありません。やはり毎回、毎回やられっ放しはプライドがあるので、対策は立てないと。来季以降も対戦するだろうし、伸び伸びと投げてこられるようではいけません。とにかく早いうちに借りを返さないといけないと思っていました。今日打つか、抑えられるかが、今後の小林投手との対戦でターニングポイントになるかもしれません。
 でも、まだ1勝2敗。1本打ったぐらいで一喜一憂はできません。あしたから横浜に帰りますが、連敗ストップに懸けるチームとともに、少しでも来季につながる打席、戦いを目指していきたいと思います。

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2006年09月25日

ドラフト

 さっきテレビで高校生のドラフト会議を見ていました。自分にもそんな時があったなと、16年前のことを思い出しました。
 僕の時は横浜のほかに巨人、近鉄が指名する可能性があるというのを聞いていました。実際に横浜に決まったと聞いたのは横浜高校のグラウンドで練習している時でした。子どもの頃からプロ野球選手になることしか考えていませんでしたが、信じられなくてなかなか実感できなかったです(実感できたのは、このHPのアルバムにもありますが、背番号をもらって祖父と祖母と一緒に写真を撮った時です)。
 そのグラウンドでは後輩たちから胴上げされました(今でも写真が実家に飾ってあります)。渡辺監督からは「(高校の)地元の球団だから応援してくれる人がいっぱいいるぞ。4番目指して頑張れ」という言葉を頂いたのを覚えています。その後、3番でレギュラーになり、4番も経験できたシーズンがあったので恩返しはできたかなと思っています。
 そして、今考えると、父親が一番うれしかったのではないかと思います。プロにさせたくて自分の手元から離れても横浜高校に入学させたぐらいですから。
 今日、横浜高校からは2選手が指名されました。早くグラウンドで会えることを楽しみに待っています。と同時に僕も初心に帰り、これから先の野球人生、1日1日を大切にしたいと改めて思いました。

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2006年09月24日

桑田投手

 巨人の桑田投手が来年も現役で続けることを表明されました。巨人を退団することも辞さないという強い決意があるそうです。僕も心から応援したいと思っています。
 桑田さんは清原さんとともに僕の憧れの選手でした。小学生のころ、甲子園を沸かせるPL学園の「KKコンビ」をテレビにかじりつきながら見ていました。そういう選手だったので、毎回対戦するのが楽しみでした。わくわくしながら打席に立てる数少ない投手。ほかの投手とは違う思いがありました。
 投球について言わせてもらうと、どのボールも一級品ということです。切れ、コントロールすべてです。守備も一流で、何度も抜けたと思った当たりを取られたことがありました。
 技術だけではありません。デッドボールを受けたこともあるのですが、翌日にはわざわざ謝りに来てくれたりと紳士的なところが印象に残っています。いつだったか、球場で一緒に花束を贈呈された時があったのですが、一緒になると桑田さんの方から手を差し出し、握手をしてくれたり、「いいバッターになったね」とか声を掛けてもらったこともあります。僕の駆け出しの頃からタイトルを取った過程をご存じなので、なおさらうれしかったです。
 まだ来年、どこでプレーされるか決まっていないそうですが、200勝という目標もあるので、1年でも長くやってもらいたいです。そしてまたグラウンドで対戦できる日を楽しみにしています。

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2006年09月19日

迷い

 今日は8回無死二塁での代打でした。ベイスターズは三回までに7点を取ったのですが、じわじわと追い上げられ、この回までに8-5。3点のリードはありましたが、優勝に突き進む中日だけにリードは1点、いや同点といっていいほど押されていました。
 勢いを押し戻すために、ここはどうしても追加点が欲しい場面です。前の相川選手が二塁打を放った瞬間、僕は最低でも走者を三塁に進めるバッティングをしないといけないとネクスト打席で準備していました。すると、そこに田代打撃コーチがやってきて「右に打とうとか考えずに思い切り振って、ヒットを狙ってくれ」と言ってもらいました。
 有り難かったのですが、そうは言われても僕の年代はチームの中でもベテランと呼ばれる選手に入ります。1、2年目の選手ならともかく、状況を考えると最悪でも進塁打が求められるのではないと、迷ったまま打席に立ちました。
 今年一番と言っていいぐらいの迷いでした。マウンドには初対戦の横手投げの左腕、小林投手がいました。より無心で集中して臨まないといけない相手です。今日はあえて1球ごと振り返るのはやめます。気持ちが乱れたまま打席に立っても、いい結果が出ないのは当然だったからです。スライダーを3球とも空振りするなど、タイミングが全く合いませんでした。
 代打で1打席しかないのだから、好き勝手に自分の打撃をすればいいという考え方もあると思います。その一方でスタメンで4打席与えられた中で、今日のような状況で打席に立ったら進塁打を狙うのが仕事だと思います。それは代打でも変えていけないのではないか、という思いが心の片隅にありました。
 来年の今ごろ、中日と優勝争いをしているかもしれません。そのためにも、チームのために自分を犠牲にする打撃ができないといけないし、若手の手本にならないといけません。そういう意味で悔いが残る打席になりました。

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2006年09月17日

雨中の二塁打

 ドームでない限り、野球のプレーは天候に左右されます。雨、風、寒暖などが挙げられます。有名なのは千葉マリンの強風、甲子園の浜風でしょうか。ベイスターズのホームの横浜スタジアムは町の中にあるので独特の気象条件というものはありませんが、そうは言っても屋外にある球場です。今日の巨人戦、僕の打席でも少なからず影響を受けました。
 2点を追う7回、チームは1点差に迫り、まだ二死三塁という場面で僕は代打で起用されました。ここで巨人は右の姜投手から左の林投手に代えてきました。投手交代なので、しばらくネクストで待たされます。しかも雨が降る中でした。
 それでも集中力が切れることはありませんでした。逆に途中出場の僕には有り難かったぐらいです。ベンチとグラウンドでは雰囲気が違います。たとえ雨の中でもグラウンドに長くいて素振りなどができると、試合の雰囲気になじめるものです。よくブルペンではいい球を投げるのに、マウンドに立つとその力が発揮できないピッチャーの話を聞きますが、その話と相通じるものがあるかもしれません。
 そうやって試合の空気をつかめた上、昨日の巨人戦、その前のヤクルト戦と安打が出ているのが大きいとは思いますが、落ち着いて打席に立てました。投手が右から左に代わっても、どっちでもいい状態で待っていたので慌てることもありませんでした。1球目のスライダーを空振りしても、その気持ちは変わりませんでした。
 勝負は2、3球目とストレートがともにボールになったあとの4球目で決まりました。フォークボールだったと思います。投手にとって雨は打者より嫌な要素だと思います。特にボールを指で挟む変化球だから微妙に滑ったのかもしれません。とにかくフォークの落ちが悪く、そこを引っ張り、打球は一塁線へ。雨で球足が速かったのだと思いますが、ファーストの李選手のグラブの先を抜けるタイムリーツーベースになりました。投球と守備を難しくし、雨が味方したようなヒットにも思えました。
 僕の記憶では今日のような雨の日は成績がいい気がします(今年、2年ぶりのホームランを打ったのも雨の千葉マリンでした)。チームも八回の村田選手の2ランで勝ち越す理想的な展開で逆転勝ちを収め、こんな悪条件の中で終盤まで観戦してもらったファンの皆さんに、いい試合を見せられたのが何よりでした。 

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2006年09月16日

安打より価値あるもの

 今日の巨人戦は3点ビハインドの8回に代打で打席に立ちました。点差が開いていたのと先頭打者という状況を考え、とにかく出塁しようと、大振りせずにコンパクトに振ることを心掛けました。相手は豊田投手。1998年の日本シリーズ2戦目に3打数3安打といいイメージはありますが、もう8年前のことなので全てをリセットして臨みました。
 豊田投手と言えば、ストレートとフォークボールのコンビネーションです。1球目は外角直球で見逃しストライク。振っても良かったかなと思いましたが、あとからスコアラーの方に「阿部捕手の構えていた内角と逆だった。いかない方が良かった」と言われたので振らなくて正解だったと思います。2球目は内角直球でボールとカウントは1-1になりました。2球続けてストレートが来たから次はフォークがあるかなと。でも、フォークで待つとストレートが打てないので、ストレートに合わせていました。3球目、来たのは頭にはあったフォーク。待っていたタイミングとは違いましたが、ストライクゾーンに入ったため、合わせられました。引っ掛けずにセカンドの右、センター前に抜けるヒットを打ちました。
 塁に出ると、いつも通り1つでも先の塁を狙う意識に切り替えました。続く石井選手の飛球はセカンドの後方に。取られるかどうか、やや微妙な当たりでした。もし進塁して取られたらダブルプレーになるリスクがありますが、セカンドの追い方、ライトがどこにいるかを観察していたので「落ちる」と思って一気に二塁を回って三塁に行きました。一、二塁より一、三塁の方が次の小池選手も楽に打席に入れるだろうとも思っていました。
 横浜が98年には日本一になった時、1番に石井選手、2番に現コーチの波留さん、そして3番は僕で、常に今日のように一、三塁のチャンスをつくって相手にプレッシャーをかけていました。強いチームには記録には表れない好走塁がいくつもあるはずです(例えば今の中日のように)。
 僕は足が速くないと見られているかもしれませんが、そこそこは自信があります。よく試合中のベンチでは波留コーチと「今のは三塁に行けたな」「あれは三塁に行ってほしいな」などと走塁の話もしています。今日三塁に行けたのは、16年間の経験が生きた打球判断だけではなく、自分自身の走塁に対するこだわりがあったからだと思っています。そういう意味で今日はヒットよりも走塁の方に満足感がありました。
 

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2006年09月14日

恩師のカワテ

 今日も代打での出場でした。見た目は青と黄色で同じですが、いつもとは違う革の手袋を付けました。去年のオフ、原点に返ろうと2軍時代の打撃コーチだった竹之内雅史さん(現羽衣国際大監督)に練習を指導してもらったことがありました。その練習で使った「カワテ」(革の手袋)に竹之内さんの名前をサインしてもらいました。それを今日、今年初めて使ってみました。そのサインを見ると、竹之内さんからこれまで教えて頂いたたくさんのアドバイスがよみがえるような気がしたからです。そして1つの言葉を思い出しました。「バットは振り切れ」。打席に入るまでずっとその助言が頭にありました。身が引き締まり、強い気持ちにもなれました。絶対に中途半端なスイングはしない―。
 2-3の八回表二死一、二塁のチャンスでした。相手は8月にも対戦した館山投手。初球からいこうと思っていましたが、1球目は外角のストレートでバットを止めました。難しいコースなので、見逃しストライクでも仕方ないと気持ちを切り替えました。2、3球とスライダーを見逃しカウント1ー2。次の4球目が勝負のポイントになりました。
 低めの際どいフォークボールでした。このボール球に手を出さずに見極めて自分有利のカウントにできたことが大きかったです。ヤマを張ったわけではありませんが、相手は四球での満塁を嫌うため、次はかなりの確率でストレートでストライクを取りにくるだろうと予測できました。
 5球目。内角高めのストレートでした。厳しいコースで当たりは良くありませんでしたが、レフト前に同点のタイムリーを打てました。予想した球種が来たことと、打席に入る前に意識した通りに振り切ったからこそ三遊間を抜けたのだと思っています。
 代打生活が続いていますが、レギュラーの時と同じく目標は3割5分に置いています。この打席まで2割7分5厘。残り試合を考えても、これ以上下げたくないところでした。ベイスターズも逆転勝ちを収めて僕にもチームにもいい結果になりました。恩師のカワテがお守りになったような気がします。

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2006年09月12日

ハンカチ王子

 今日のヤクルト戦は雨で中止だったので、皆さんの関心も高かった早稲田実業高校の斎藤投手についての話題に触れたいと思います。
 昨日の斎藤君の進学表明を見ながら自分のプロ入り前のことを思い出しました。彼は進学かプロ入りかに迷ったようですが、僕の場合はプロ野球選手になるのが夢だったので、迷いは全くありませんでした。大学や社会人も選択肢にはなかったです。楽観的かもしれませんが、前向きに考える方なので、力が通用しなかったらどうしようとも思いませんでした(もちろん最初はプロの厳しい現実を感じたし、竹之内さんといういいコーチに巡り合えた運も大きかったと思います)。
 斎藤君は今はプロでは通用しないと言っていましたが、僕は個人的に、彼は今でも十分プロで通用すると思っています(色々な意見はありますが)。ただ、周囲が何と言っても、本人が考えた末にたどり着いた考え方が一番大事だと思います。今すぐにプロで力を試すのも手でしょうが、進学してレベルアップを図る選択も間違ってはいないと思います。自分の野球人生なので、悔いないように大学生活を送ってもらいたいものです。
 そして4年後。プロの舞台で対決できるように、僕も現役で頑張っていたいと思います。

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2006年09月10日

屈辱の阪神戦

 今日で今シーズンの阪神戦が終わりました。4勝18敗という屈辱的な数字が残ってしまいました。今年の阪神からはいつも絶対にベイスターズに負けないという空気を感じました。僕が知る限りではベイスターズが優勝した1998年とまったく逆の状態になっていました。
 力の差はあったかもしれません。でも、それは阪神の岡田監督が「紙一重」と表現されたように、わずかなものだと思います。そうすると何がここまで勝敗を分けたのか。あえて客観的に言わせてもらうと「初戦」だと思います。
 バッターもそうなのですが、初対戦はとても大事です。初ヒットを打った相手は何年経っても精神的に優位に立てます。初めてホームランを打った投手からは調子が悪くても打てたりするものなのです。これはチーム同士の対戦に置き換えられると思います。
 ベイスターズは今年、阪神と初めて対戦した4月7日からの3連戦で3連敗してしまいました。これが最後まで尾を引いたような感じがあります。特に阪神は去年のチャンピオンチームです。この最初の3連戦で何としても力関係を変えておかなければいけなかったような気がします。
 ただ、もう終わったことを言っても仕方ありません。来年どう戦うかです。初戦が大事だと言いましたが、阪神とは公式戦からではなく、オープン戦から勝負にこだわる必要があると思います。公式戦でなくても、今年のベイスターズは違うと思わせないといけないし、こっちも「今年はいける」という雰囲気をつくらないといけません。得意か苦手か、個々の選手の意識は紙一重のプロの世界ではシーズンを通せば大きな差になるはずです。そのことを胸に、この借りは来年必ず返します。

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2006年09月06日

バットの話

 今日は下関への移動日で試合がなかったので、バットの話をします。今のバットを使ってからもう11年が経ちます。1995年の近鉄とのオープン戦(藤井寺球場)、試合前の練習で近鉄の古久保選手が使っていたバットをもらいました。それを握ると、フィット感というか、ものすごくしっくりくるものがありました。それまでのプロ4年間ではなかった感触でした。さらにその年のシーズン中に、当時の長池徳士ヘッド兼打撃コーチからチームメートだったローズ選手とブラッグス選手のバットを手渡され「こういうバットを使ってみろ」と言われました。2人のバットは典型的なホームランバッタータイプでした。これを参考にヘッドを太く、重心をバットの先の方に移動するというマイナーチェンジをしました。グリップは、例えばチームメートの多村選手のように小指を出す握り方もありますが、僕はオーソドックスにはっきりとグリップエンドがあるものを使っています。小指が収まった方が力が入りやすいような気がするからです。34インチで910グラム、2年後には首位打者のタイトルを取り、11年間まったく同じバットを使い続けています。微妙に変える選手も少なくないのですが、僕は現役をやめるまでこの形でいくと思います。
 材質はアオダモとホワイトアッシュを使い分けています。本当はしなりがいいアオダモが一番使いやすいのですが、特に今年は材料が不足しています。練習では折れてもいいようにメープルを使い、試合では去年までストックしていたアオダモとホワイトアッシュを使うという感じです。
 保管方法ですが、98年に斉藤明夫さんの知人からジュラルミンケースと乾燥剤を頂きました。試合で使う時以外はそこに入れています。オフには車のトランクに入れっぱなしにします。乾燥しているので、今でもジュラルミンケースに入りきらない時はトランクに入れます。試合が終わると、必ずオイルで磨きます。遠征先のホテルでも帰ると真っ先にそれをしますね。メンテナンスには注意を払っています。
 作られる過程を見ようと岐阜の工場を見学したこともあります。以前、ロッテの福浦選手と日本ハムの稲葉選手に頼まれてバットを譲ったことがありますが、僕は折れたバットでも捨てられないぐらいに思い入れがあるので、普通は自分の手元から離さないことにしています。やはり商売道具という意識が強いですね。

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2006年09月03日

監督退団発表で

 今日は試合後、チームスタッフにある知らせがありました。牛島監督が今シーズン限りでベイスターズを退団するというものです。監督には今日の阪神戦の真っ最中に昨日、シーツと接触したことで「鞭打ちになってないか、大丈夫か」と声をかけてもらったばかりでした。余りに突然のことで何と言っていいか分かりません。
 牛島監督が就任した昨年からここまでを振り返ると、僕自身は納得いかない成績が続いています。少なからず責任も感じています。ただ、残りはまだ28試合あります。チームは最後まで1つでも上の順位を目指し、僕は1本でも多くの安打を積み上げて、来年につなげていきます。それが選手としてできる精いっぱいのことだと思います。

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2006年09月02日

映像と現実のギャップ

 今日は3-5の八回裏二死満塁、阪神のウィリアムス投手の時に代打で起用されました。ご存じのように阪神の強力リリーフ陣「JFK」の1人。左横手投げから150キロのストレートと高速スライダーが武器の投手です。この絶好の場面で、一般的には左投手には不利と言われる左打者の僕を、あえて送った牛島監督の采配を意気に感じて打席に立ちました。しかも週末の人気チームとの対戦でほぼ満員のお客さんが観戦する中です。今年一番と言っていいほどアドレナリンが出ました。
 打席ではいつも通りにストレートにタイミングを合わせていました。初球はアウトコースのボール球、2球目はナチュラルにシュート回転しながらインコースに速球が-
 僕はベンチ裏で待機している時、素振りをしながらモニターでウィリアムス投手の球筋を見ていました。そのイメージを描きながら打席に立ったのですが、実際に見ると、映像よりもシュートしていました。紙一重のプロの世界で、このギャップは勝負の分かれ目になることがあります。結果は差し込まれてのショートゴロでした。
 その後の走塁では一塁でシーツ選手と接触しました。皆さんのメールでも心配して頂いたのですが、体は大丈夫です。それよりも最高の状況で、ベイスターズファンとベンチの期待に応えられなかったことが悔しかったです。次は必ず応えられるように頑張ります!

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2006年09月01日

思い切り振ること

 今日は試合がないので、皆さんからのメールを一通紹介します。「鈴木選手はネクストから打席に入る時のご自身なりの儀式みたいなことをされる時はありますか? 私も横浜旭区の白根台ジャガーズという少年野球チームでコーチをしていますが子供たちにはどのような気持ちでいけばよいか鈴木選手のご意見もお聞きしたいのです」(神奈川・丸山です。さん)という質問です。
 僕の場合、ネクストバッターズサークルに入る前にまず数回、重いリングを装着したバットで思い切り、素振りをします。今は代打での出番が多いので、試合に最初から出ているわけではありません。あとから出て行くので体も固まっています。バットを振ることで体をほぐし、スムーズに試合に入れるようにしています。
 そのあとにネクストでリングを外し、マウンド上の投手に合わせてタイミングを取りながら振ります。気を付けなければいけないのが、前のバッターが出塁すると、そのピッチャーが振りかぶっていたのが、セットポジションになるケースがあります。そうなっても慌てずに対応できるよう、イメージしておきます。
 と、こんな具合ですが、少年野球の場合はその前に心構えだと思います。僕が指導者なら「打てなかったらどうしようと考えるのではなく、3球のストライクを思い切り振ってきなさい」と教えます。中途半端なスイングが一番駄目です。この時期は思い切りバットを振れることが一番大事だと思います。簡単なようで、実はこれがプロでも一番難しいことです。もちろん思い切り振れるには厳しい練習が前提にあるのですが、プロではないので小学生には思い切りバットを振る楽しさ、気持ちよさを教えて頂きたいものです。

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2006年08月30日

技術以上のもの

 今日は4-5の8回裏一死二塁、館山投手への代打でした。館山投手は右横手からストレートとスライダーを基本に、シンカー気味のシュート回転の球も持っています。今は中継ぎですが、本来なら先発ローテーションに入っている投手です。ただ、球速は先発の時以上で前日も147、8キロが出ていました。やはりこのストレートに振り遅れないことを考えて打席に入りました。
 それ以上に昨日は高津投手に一番嫌いな見逃し三振をしていたので、とにかくシンプルにストライクを3球思い切り振る、この自分の原点をしっかりに意識し直しました。初球は外角に抜けたスライダーでカウントは0-1。そして2球目。インコースに直球に迷うことなくバットが出ました。打球は押され気味でしたが、三塁線に飛び、岩村選手のグラブを弾く安打になりました。2日続けての失敗はしたくありませんでした。昨日の反省が今日の一打につながったのだととらえています。
 確かに安打、本塁打を打つには技術が大事です。けれども、その技術と同じくらいか、時にはそれ以上に打席の中での気持ちが大事だと思っています。打席でほんの少しでも「この投手は苦手だな」とか「打てなかったらどうしよう」とか思ったら、まず打てません。そのような気持ちが少しでもある時は必ずスイングに迷いが出てしまいます。迷いのあるスイングはバットの芯に当たっても、打球が野手の正面にいくことがよくあります。逆に迷いがなければ、今日のように多少振り遅れてもヒットコースに飛んでくれます。昨日と今日でこのことを改めて強く感じました。
 残念ながらチームは負けてしまいましたが、これもあと1本の差だと思います。神宮球場にもベイスターズファンはたくさん来ています。皆さんのためにも明日こそは勝利を届けられるように、頑張っていきます。
 

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2006年08月29日

見逃し三振

 今日は結果はともかく、内容が最悪でした。1-4の九回二死二、三塁での代打。相手は高津投手です。高津投手と言えばシンカーなので、当然そのシンカーとストレートを頭に置きながら打席に立ちました。けれども初球、来たのはカーブでした。裏をかいたのだとは思いますが、予想外の球にバットが出ずに見逃してストライクを取られました。2球目にシンカーが来たのですが、ボール気味のコースに空振り。その前の球を引きずったのかもしれません。
 何とかカウントを2-2まで持ち直すと、高津投手は投げる前に一度、マウンドを外してきました。6球目、前の打者たちとの対戦では見せなかったクイックモーションで投げてきました。今考えると、この意表を突く投げ方を生かすために、マウンドも外したのだと思います。ボール気味の球と判断して見逃しましたが、ストライクとコールされ、最後の打者になってしまいました。
 確かにベテランの駆け引きのうまさは感じました。しかし、見逃し三振だけはいけません。僕が20歳のころ、恩師の竹之内2軍打撃コーチからはシンプルに「ストライクを3球思い切って振ってこい」と教えられました。見逃し三振をするとベンチに帰ってくるのが嫌になるぐらいに怒られました。バットを振らないと何も起こりません。一番やってはいけないことをやってしまった、最悪の打席になりました。
 それでも、ベンチからクラブハウスに帰る時、三塁側のスタンドからは野次ではなく、声援をもらいました。明日もヤクルト戦です。今日の悔しさを胸に原点に返り、同じ神宮で、同じ高津投手から借りを返したいです。

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2006年08月25日

不本意な三塁打

 今日は名古屋で首位の中日戦でした。僕は1点リードの9回表二死二塁、平井投手の時に代打で出ました。平井投手の球種はストレート、カットボール、フォークボールです。今日も最も速いインコースのストレートを頭に入れて打席に立ちました。思い切りよく初球から振るつもりでいました。が、5日ぶりの打席で眼が生きた球に慣れてないせいか、ど真ん中のストレートを見逃してしまいました。正直、「しまった」という気持ちでした。その気持ちを引きずり、2球目の外よりの球(多分、カットボールだと思います)にも手が出ず、あっという間にツーナッシングと追い込まれました。
 3、4球目は外のストレート(判定はボール)でカウントは2―2。勝負球はフォークかなとも思いましたが、フォーク待ちで平井投手の145キロ以上の速球には詰まってしまうと思い、ストレート待ちのフォーク対応に切り替えました。ボール球になるフォークをしっかり見極めることに気を付けながら。
 5球目、甘いストレートでした。思い切りバットを振りましたが、ファウルに。振った瞬間、中日の捕手の谷繁さんが平井投手に対して思わず発した「おいっ!」という声が聞こえました。谷繁さんはアウトコースに構えていたのかインコースを構えていたのかは分かりませんが、かなり甘かったことは確かです。間違いなく平井投手の失投。初球もそうでしたが、2度も甘い球を仕留められませんでした。
 6球目も引き続き、直球狙いで、またそこに直球が来ました。さすがに3度も逃すわけにはいきません。やや押され気味でしたが、打球はセンターの福留選手のグラブに当たりながらも左中間を抜きました。結果的に三塁打にはなりましたが、納得できない内容でした。甘い球が3球も来たから打てたようなものだったからです。特に初球の見逃し。ブランクがあっても初球から振っていけなかったのは反省材料です。失投を1球で仕留める精度を高めて、次は内容も濃い安打にしたいと思います。

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2006年08月21日

1球を大事に

 今日で夏の甲子園が閉幕しました。僕の母校の横浜高校は1回戦で敗れてしまいましたが、決勝は再試合になるなど歴史に残る大会になったのではないでしょうか。優勝した早稲田実業高校は春に横浜高校に大敗した悔しさをバネにレベルアップしてきたと聞きました。エースのスタミナとコントロール、そして2試合を投げ抜いた精神力は素晴らしかったと思います。
 3連覇は逃しましたが、駒大苫小牧も引けは取りませんでした。決勝では結果が出ていませんでしたが、特に4番バッターはいずれプロで一緒にやるんじゃないかと感じました。僕が最も重視しているスイングスピードがトップクラスだったからです。しんでとらえた時の打球も速かったです。2歳下のヤンキースの松井秀喜選手がプロ入りした年にイースタンリーグで見たのですが、やはりずば抜けてスイングが速かったことを覚えています。今はそこまでとは言えませんが、将来は楽しみな選手ですね。
 トーナメントの高校野球を見ると、改めて思います。僕らプロは基本的にリーグ戦で1年をトータルで考えますが、彼らは違います。負ければ次はない。レベルは違いますが、一投一打に懸ける気持ちはある意味、プロよりも上かもしれません。
 明日は長野で巨人戦です。1球を大事に打席に立ちます。

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2006年08月18日

1本の安打

 今日は大阪から移動し、即試合でした。ここ3試合ドームでの試合だったので、屋外は久しぶりだなと思いました。練習から暑かったのですが、風が心地良くいい汗をたくさんかいて試合に臨めました。
 10回裏ワンナウトランナーなしでの代打、相手投手は広島の抑えの永川投手でした。彼のストレートは150㌔近く、フォークの切れ味も鋭いです。僕は打席でストレートを頭に入れ、タイミングを取っていましたが、初球はフォークでした。あの独特のフォームから投げられたフォークにタイミングを合わせられず、ストライクを取られ、2球目も同じくフォークで簡単に2ストライクを取られてしまいました。正直に言うと、代打で一球も振らずにカウントが2-0になるのはきつかったです。
 3球目はまたフォーク。これを何とかバットに当てファウルにし、4球目はボールになりましたが、またまたフォーク。今まで多くの打席に立ってきましたが、4球連続フォークはおそらく初めてでしょう。次の5球目にようやく直球が来ました。アウトコース低めで少しシュート回転しながら厳しいコースに来ましたが、何とかバットに当てた打球は大きく弾み、内野安打にできました。
 球場で僕のこの打席を見てくれたファンの皆さんなら分かると思いますが、ラッキーな当たりで足で稼いだヒットでした。綺麗なヒットではありませんが、ここ何打席ヒットがなかなか出なく正直イライラしてるところがあったので、少しほっとしました。打者というのはやっぱりどんな当たりでもスコアボードに「H」のランプがつくのが一番です。この1本でまた明日から強い気持ちで前向きに打席に入れます。

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2006年08月12日

左対左

 今日も代打でしたが、状況はいつもと少し違いました。5回一死一、二塁と試合の終盤ではなく中盤、そして右投手ではなく左腕の石川投手で出番が来ました。2点ビハインドで早めに勝負をかけたのだと察しました。
 そこまで僕はベンチで石川投手を観察していました。特に左打者に対しては真ん中から外角に決まるスライダーが多いと感じました。真ん中に来るように見えるので打ちたくなるですが、そこを強引に打ちにいくと引っ掛けたり、空振りするなと思いました。その警戒心が強過ぎたこともあったのかもしれません。カウント1―2から甘いスライダーが来ましたが、ミスショットでショートゴロになってしまいました。
 ベンチは左対左でも僕を使いました。そこを意気に感じて打席に立ったので、結果を出せなかった悔しさはいつも以上でした。

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2006年08月10日

安打の延長線上の犠飛

 今日は阪神戦。6―5の七回一死一、三塁に代打で出ました。ここで相手は左の江草投手を投入してきました。僕が左打ちなので左腕へのスイッチは予想通りで、心の準備もできていました。初球は外角いっぱいのスライダーで、打ちにいっても好結果が望めるコースではありません。これを見送り、2球目はさらに外側に直球。いつものように相手投手の一番速い球にタイミングを合わせていたのですが、それを早い段階で見られたのも良かったのかもしれません。3球目の高めに来たスライダーをバットの芯でとらえることができました。ちょっと打球が伸びてレフトに捕られはしましたが、犠牲フライになりました。今日のように荒れた展開なら何点あっても多いということはないので、2点差に広げられたことでよしとします。
 この場面、結果的に犠牲フライになりましたが、狙ったいたわけではありません。僕はどういう場面であっても、バットの芯で強い打球を打つことを目指しています。犠牲フライでいいとか、前に飛ばせばいいとかは考えません。狙いは常にヒットであり、角度が良ければスタンドに入るというイメージです。今日もこんな考え方の延長線上に犠牲フライがありました。
 ここ数打席、結果を出せず、チームも連敗していました。ヒットではなかったですが、最低限の仕事はできたと思います。ただ、自分の打撃のことだけを考えると、打点がついたうれしさよりヒットにできなかった悔しさの方が残りました。

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2006年08月07日

横浜高校の敗戦で

 昨日のことですが、甲子園で母校の横浜高校が1回戦で敗退しました。巨人戦の練習前、ロッカールームのテレビで同じOBの小池選手たちと途中まで見ていました。勝てる試合だったと思います。先制し、流れは横浜高校にありました。でも、あれだけミスをすると厳しいですね。スクイズ失敗やエラーなど、やるべきことをやれないと勝てないのは高校野球もプロ野球も同じだと改めて思いました。トーナメントの一発勝負で、相手が横浜高校に名前負けしない強豪の大阪桐蔭高校だから、なおさらです。
 3年生はこれが最後になりましたが、今の1、2年生にはいい選手がたくさんいると聞いています。神奈川県は高校野球人気が高く、応援してくれるファンもたくさんいるはずなので、来年以降も春夏連覇に挑戦するチャンスはあると思います。
 テレビから聞こえてきましたが、僕は横浜高校オリジナルの応援歌が好きです。ずっと受け継がれてきた歌で、思わず口ずさんでしまう時があるぐらい愛着があります。また来年の春に聞かせてもらいたいですね。最後になりましたが、渡辺監督、この夏もご苦労さまでした。シーズン中にもいつも電話で励ましてもらっていますが、また時間を見つけて連絡したいと思います。

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2006年08月05日

東京ドームの代打

 今日は東京ドームでの巨人戦に代打で出ました。七回にチームが2点差をひっくり返し、二死一塁という場面です。相手は長身から落差があるカーブを得意にするパウエル投手。2球目まで速球で2ボールになり、3球目にそのカーブで見逃しストライクを取られました。4球目もまたカーブ、一番甘い球でしたが、これをファウルにしてしまい、5球目の速球で二塁へのゴロに終わりました。4球目のカーブをミスショットし、一振りで決められなかったのが反省として残ります。
 この時期の東京ドームでの巨人戦の代打で思い出されるのがプロ4年目の1994年8月9日です。あの時も代打で打席に立ち、槙原寛己投手からプロで初めてのホームランを満塁の場面で打ちました。インコースの直球でした。バットがうまく内側から出たバッティングで打った瞬間に距離は十分でしたが、切れるか切れないか微妙で、打球を見ながら走ったのを覚えています。結果はライトポール直撃。僕はここまで141本のホームランを打っているのですが、ポールに当たったのはこれを含めて数えるほどしかありません。当時のコーチにあとで聞いたのですが「鈴木を2軍に落とす前にもう一度使おう」ということだったそうです。その年3本塁打を放ち、翌年の117試合の出場につなげました。あの瀬戸際であと50センチずれていたら、僕のその後の野球人生もどうなったか分かりません。
 プロの世界はそのぐらい紙一重だと思います。二度とは甘い球が来なかった今日の打席もそうです。だからこそ1球にすべてを懸ける姿勢を大事にしていきたいです。

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2006年08月03日

判定

 今日の中日戦は七回、川上投手に対しての代打で打席に向かいました。皆さんご存じのようにセ・リーグを代表する投手です。厳しい勝負になると思っていました。
 1球目は外角のカットボールを見逃しました。2球目、同じように外角からカットボールを入れてきました。自信を持って見逃したつもりでしたが、ストライクに取られました。カウントが1-1か、0―2では打者にとって大きな違いがあります。ボール2ならど真ん中の好球だけに絞って待つことができます。ですが、1―1なら追い込まれる前に打ちたい気持ちが出てくるので、多少ストライクゾーンを広げてボールを待ちます。3球目は外角の難しい球でしたが、手を出さないわけにはいかずにファウルで追い込まれました。4球目は外角低めの速球がボールで2-2になり、最後は外に流れ落ちる変化球で空振りの三振に終わりました。
 僕は審判の判定は絶対だと思っています。野球はそれを前提にしないと、成り立たないからです。人間だからきょうのように微妙な判定もあると思います。ただ、打てなかった原因はそこに求めたくありません。たとえ不利な状況に追い込まれても、相手がエースでも、そして1打席しかない代打でも、この1打席で結果を出すという思いは新人の頃から変わっていません。
 今日は新沼選手が9年目でプロ初安打となるホームランを打ちました。この春には2軍で一緒に過ごし、プライベートでも食事に行く仲です。本当に野球が好きな選手なので、自分のことのようにうれしかったです。ひたむきな努力が報われた結果を見ると、僕も余計に判定に対する原点を思い出せました。明日からまた頑張りたいと思います。

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2006年08月01日

抜けない打球

 今日は平塚での中日戦でした。横浜高校時代、そして2軍時代の本拠地でもあり、思い出深い球場です。ファンの方の声援も心なしか大きく聞こえる中、8回二死一塁に代打で打席に立ちました。
 ベイスターズが逆転した直後、相手は速球が武器の平井投手でした。2球目、連続して投げてきた直球をバットの芯で完ぺきにとらえました。いい手応えがあったのですが、センターに左中間寄りでキャッチされました。
 最近、自分の打撃はできているのにヒットにならない状態が多い気がします。野手の間を抜くのは狙ってできるものではありません。しかも僕はライナー性の打球が持ち味なので、どうしてもこの夜のようなケースが出てきます。特に練習でこれを変えたからといって変えられるものでもありません。こんな時こそ気持ちを切り替え、前を向くことが大事だと思っています。
 打率は3割を切っていますが、今まで代打でなくても目標はいつも3割5分に置いてきました。明日もセ・リーグでトップクラスの投手陣を持つ首位チームとの対戦ですが、このラインに近づけるように頑張ります。

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2006年07月29日

母校、甲子園へ

 今日は試合前にうれしいニュースがありました。母校の横浜高校が甲子園出場を決めたのです。両親や弟が球場に応援に行ったのですが、途中経過を逐一メールで送ってもらい、勝った瞬間には同じOBの小池選手と一緒に喜び合いました。
 神奈川という激戦区。しかも選抜で優勝し、負けられないプレッシャーが強い中でよく勝ち抜いたと思います。またお祝いに野球道具などを贈らせてもらいます。今年は強打のチームと聞いていますが、それを武器に松坂投手(西武)以来の連覇を目指して欲しいと思います。
 僕の方は広島戦に代打で出ましたが、二ゴロに終わりました。広島のブラウン監督の一、三塁線を大きく空ける独特の内野陣の守備隊形で、二塁手に逆シングルで好捕されました。一塁走者がいたため、内野安打性の当たりもちょうど二塁で封殺されてしまいました。
 一見不運のように見えますが、外野に抜けなかったことは、もっと練習する必要があることなのだと受け止めたいと思います。ツキがなかったで終わらせず、横浜高校の後輩の活躍も刺激に、また明日から頑張っていきます。

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2006年07月25日

読む打撃

 後半戦初戦は、いわきでのヤクルト戦でした。僕は8回に代打で出番が回ってきました。
 相手はゴンザレス投手。ストレートが平均でも145キロほど出ていましたが、いつも通り初球から好球必打の姿勢で臨みました。1球目は外角からスライダーを入れてきました。見逃しでストライクを取られましたが、簡単な球ではありませんでした。手を出さなかった判断は間違っていなかったと思っています。
 2球目、3球目もスライダー。低めの誘い球に引っ掛かることなく、きっちり見極められました。1週間ぶりの打席でしたが、ボールがよく見えていい見逃し方ができました。
 4球目。変化球が3球も続いたので、そろそろストレートが来るだろうという意識が頭にありました。しかもカウント1―2と僕に有利な状況です。ゴンザレス投手にしてみれば四球を嫌がってストライクが欲しいところだなと考えました。
 僕は常に相手の一番速い球に合わせて来た球を無心で打ち返すタイプなのですが、今日のような状況ならある程度は相手が投げる球を読むこともあります。その結果が速球投手のストレートをほぼバットの芯でとらえる、ピッチャー強襲のヒットだったのだと思います。
 ベイスターズは敗れてしまいましたが、個人的には試合勘も鈍っておらず、まずまずのスタートが切れたのではないでしょうか。

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2006年07月23日

イメージトレーニング

 今日は皆さんからのメールを一通、紹介したいと思います。「今日部屋の整理をしていたら98年日本シリーズ2戦のビデオが出てきたので久しぶりに見てみました。-中略- タカノリさんも昔の映像を見て良いイメージを持って試合に挑んだりする事はあるのでしょうか?」という内容で、細野弘樹さん(神奈川県・男性)から頂きました。
 もちろん見ます。僕の2軍時代の恩師、竹之内雅史(当時2軍打撃コーチ)さんからも「自分のフォームは毎年、ビデオで撮れ」という指導を受けました。1997、98年と2年連続で首位打者を取った時の映像もあるのですが、一番参考にしているのは99年のフォームです。
 僕がフォームで一番重視するのは構えです。これがスッと決まった時はいい結果が出ているように思います。99年は構えがほかの年に比べ、大きく、リラックスしているように見えるのです。ちなみにこの年は打率3割2分8厘、自己最多の92打点を挙げました。
 このオールスター休み中にもこのフォームのビデオでイメージトレーニングをしました。実際に横須賀での練習でもこの時のフォームを頭に描きながら構え、打ちました。あと2日で後半戦が始まりますが、構えに99年型フォームを取り入れて好スタートを切りたいと思います。

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2006年07月19日

前半戦終了

 雨天中止でしたが、今日で前半戦が終わりました。ここまでを振り返ると、春のキャンプから右肩痛で出遅れ、1軍に復帰したのは5月。その頃も肩は60%ぐらいの状態でしたが、春から継続したリハビリなどの効果で特に7月に入って今年一番いい状態が続いています! 今では痛みもなく100%に近いところまで回復しました。
 これまでは指名打者か代打での出場でしたが、もう守備に就いても問題ありません。これまで皆さんにはスタメンを期待されるメールを数多く頂きましたが、ようやく応えられる状態に戻りました。
 後半戦というちょうどいい節目です。ペナントレースは佳境を迎えますが、これからは守備の方もどんどん練習でアピールしていきたいです。

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2006年07月17日

集中力と対応力

 今日は首位中日戦。2点を追う八回裏、1アウトランナーなしでの代打でした。相手は今最も勢いのある若手の1人、佐藤充投手です。初球ボールのあとの2球目のストレート、ここ何打席かでも一番甘いボールが来ました。リリースされた瞬間に「甘い」と思い、ちょっと力み過ぎたのかもしれません。バックネット裏のファウルだったのでタイミングは合っていたのですが、打ち損じでした。3球目は球速差が40キロほどもあるカーブ。これにバットの芯を外され、センターフライに終わってしまいました。
 この打席では2つのポイントがありました。1つは1球を一撃で仕留める「集中力」。これまでにも書きましたが、1打席しかない代打は1球のミスショットも許されません。甘い球は確実に仕留めないといけないということを改めて痛感しました。
 もう1つは崩されても打つ「対応力」。相手バッテリーは直球だけではなく、この日のカーブのように緩急でタイミングを崩しにきます。こっちはそれでもバットの芯に当てなければなりません。それがたった1打席でも、どんなに球速差があったとしても。僕は日頃からそれに対応できるかできないかが、3割か2割台の打者かの分かれ目だと考えているので、その意味では悔しさが残る打席でした。
 ベイスターズは幸い、この回に追いつきました。延長戦に入っても今はベンチに「勝てる」雰囲気があります。最後まで戦いたかったのですが、天候には逆らえませんね。あと2試合。チームは首位に勝ち、そして僕は今日のポイントを修正し、後半戦につなげていきます。

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2006年07月14日

力投のエースの代打

 久しぶりに横浜スタジアムに戻っての広島戦。緊迫した投手戦になりました。ベイスターズは三浦投手が頑張り、1―1で9回を迎えました。2アウト2塁、このサヨナラのチャンスで三浦投手に打席が回ってきましたが、僕がエースの代打に指名されました。
 相手は横浜高校の先輩でもある左腕の高橋投手です。試合になれば先輩後輩などは関係ありません。いつも通り、全力で挑みました。結果は追い込まれての外角のスライダーで空振り三振でしたが、素晴らしいコースの球ばかりで失投はありませんでした。猛暑の中での三浦投手の力投に何とか白星を付ける形で応えたかったのですが…。
 前回の巨人の前田投手もそうでしたが、シーズンはまだ半分近くもあり、左投手ということで、また僕にぶつけてくる可能性はあります。何度も言いますが、次は絶対に借りを返します。
 このチャンスはものにできませんでしたが、チームは10回にサヨナラ勝ちを収ました。4位の広島をたたき、5位の巨人には0・5ゲーム差に縮めました。最下位脱出は目前です。今はこの2チームを一気に抜く勢いがチームにあります。オールスターまでの残り試合、すべてホームゲームという地の利も生かし、白星を重ねていきたいです。

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2006年07月11日

借り返すホームラン

 今日は札幌での巨人戦。3―1の9回2アウト二塁、代打で2ランホームランを打ちました。
 相手は前回、同じような場面で打ち取られた左腕の前田投手です。前回は初球のスライダーを見逃し、ストライクを取られました。それが頭にあり、ストライクゾーンに来た球は絶対にバットを出すという強い気持ちで臨みました。
 ここ数年、これまでに経験が少なかった代打での出番が増えました。スタメンと違って1打席しかありません。1球の重みというものを日々、考えるようになりました。そのためには自分から攻めていかないといけません。振らないで1ストライクと不利なカウントになるより、たとえ空振りでも振った方が気持ちも落ち着けます。今夜はそれを初球のナックルボールで実行し、最高の結果につながりました。これで前回の借りも返せました。
 牛田投手のプロ初勝利にも、いい援護になったと思います。彼とは今シーズン初めに、2軍で一緒に汗を流した仲です。下積みを見ていただけに、僕も感慨深いものがありました。これを自信にもっともっと勝ってもらいたいです。
 あと1試合で長かった遠征は終わります。勝っていい形で横浜に戻ってきます!

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2006年07月10日

横浜高校

 今年も夏の高校野球シーズンがやって来ました。僕が横浜高校を卒業してから、もう15年以上経ちます。毎年、公式戦中なので球場に行って応援はできませんが、練習中でも途中経過を教えてもらったり、甲子園出場が決まるとチームに用具を贈ったり、といつも母校は僕の心の中にあります。
 プロには西武の松坂投手をはじめ、多くの横浜高校出身の選手たちが活躍しています。オープン戦や交流戦では後輩たちがあいさつに来ますし、今でもOB同士の絆を感じます。横浜高校で渡辺監督の下、野球をやれたことは僕の誇りですし、さらにそのまま地元のプロの球団に入ったことは幸せだなとも思います。
 さて今年の横浜高校は1998年の松坂投手以来の甲子園春、夏連覇が懸かっています。でも、その前に県大会を勝ち抜かなければいけません。神奈川県は激戦区で代表になるというのは並大抵のことではありません。長丁場を乗り切って、大きな栄冠を勝ち取ることを祈っています。
 

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2006年07月07日

七夕と背番号

 今日は七夕です。7月7日ということで、僕の背番号について書きます。
 僕はドラフト4位での入団でした。背番号の希望は聞かれず、入団会見の時に初めて「51」だと伝えられました。この番号は初めて首位打者を取った1997年まで付けました。ちょうど同じ時期にマリナーズのイチロー選手(当時はオリックス)が活躍していて、同じ鈴木の姓で年齢も近いということで不思議な縁を感じたことを覚えています。
 翌年からその「51」を今の「7」に変えました。イチロー選手とかぶっているのを意識したわけではありません。周囲には「首位打者のタイトルを取った験がいい背番号なのに、変えていいのか」という声もありました。それでも、「7」を付けたい理由があったのです。
 僕はプロ入り前、同じ左打者だった巨人の吉村禎章選手(現巨人二軍監督)に憧れていました。あんな風に打率も本塁打も打点も稼げる選手になりたいと、バッティングもお手本にしていました。その人が付けていたのが「7」でした。
 また僕が横浜高校時代に付けていたのも「7」(レフトだったので)。慣れ親しんだ番号でした。この背番号で、もっといい成績を残したかったので、迷いはなかったです。変えた98年も首位打者を取り、ベイスターズは日本一になりました。一気に「7」は鈴木というイメージが定着した感じで、本当に愛着がある番号になりました。
 これからもプレーで、この背番号を輝かせていきたいです。

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2006年07月06日

遠征中の体調管理

 今日で阪神戦は終わりですが、長いロードが続きます。例えば今回のように数日同じホテルに泊まる時、僕はベッドではなく、部屋に布団を敷いて寝ます。腰、首に古傷があるので、軟らかすぎるベッドは体に良くないからです。枕にも合う合わないがあるので、遠征中には自分の枕をスーツケースに入れて持ち運んだこともあります。1日の3分の1もあるわけですから、睡眠は練習同様に大事なことだと考えています。
 明日は岐阜に移動し、中日戦に備えます。これから夏場に入りますが、より体調管理に気を配り、皆さんにクオリティーの高いプレーを見せたいと思っています。

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2006年07月04日

中田選手引退で

 昨日の中田選手の引退発表には驚きました。と同時に競技は違いますが、自分のことについても考えさせられました。
 僕がプロで2年やって、20歳のころのことです。いつか引退する時にやるだけのことはやってから、やめたいと、「おれはプロの世界でこれだけの数字を残したんだ」と思えるようになりたいと思いました。そのために1試合でも多く、1安打でも多く、積み重ねていかないといけないと決意しました。 
 いつか僕にもその時は来ます。だからこそ悔いのないように毎日を大事に過ごしたいです。たとえ今日のように結果が出ない日があっても―。中田選手の引退で、改めてそう強く思いました。

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2006年07月02日

打者の醍醐味

 今日はヤクルト戦に代打で出場しました。9回裏一死二塁、1点を追う展開です。ベイスターズは6連勝中。ここ2試合は連続でサヨナラ勝ちをしているので、横浜スタジアムのファンの期待感も最高潮になっていると感じました。緊迫した場面での出番に、僕も自分で緊張してるのが分かりました。しかし、緊張しながらも一昨日のサヨナラの場面での失敗を繰り返さないようにという、もう一人の冷静な自分もいました。打席に入った時、ヤクルトの外野陣がバックホームに備えて前に守っていることも見ることもできました。
 相手は木田投手。巨人にいた1995年に僕がプロで初めてサヨナラ本塁打を放った投手です。その時も横浜スタジアムでした。こんな良いイメージだけを頭で描き、打席に入りました。フォークボールでカウント2-1と追い込まれましたが、勝負球のインコースのストレートを弾き返し、ライト前ヒットになりました。外野がかなり前進守備だったため、二塁ランナーはホームに戻れませんでしたが、何とかチャンスは広げることができました。ベンチからも、スタンドからも「ここで打ってくれ!」という雰囲気がある中で打ったヒットだけに気持ちが良かったです。
 試合はヤクルトをあと一歩まで追い詰めましたが、連勝は止まってしまいました。来週からは大阪ー岐阜-福井-札幌と長い遠征に出発します。また、みんなで力を合わせて勝ちにいきます。

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2006年06月30日

サヨナラのチャンスで

 今日は同点の9回裏二死満塁 、サヨナラのチャンスで代打で出場しました。こんな場面は現役生活16年の中で何度もありました。これまで8本のサヨナラ打(安打は4本、ホームランは4本)を経験しているのですが、そのイメージを思い描きながら打席に立ちました。
 結果は内野安打になりそうでしたが、サードゴロに終わってしまいました。こういうシチュエーションはとにかく強い気持ちで「絶対に自分が決める」と思わないと打てません。あとはどれだけ良い意味で開き直れるか。この開き直るのが難しいのですが、本当の意味で開き直るためには日頃の練習で手を抜かないことがすべてだと思います。弱気につながる不安の要素を取り除き、「自分はここまでやったんだから」という気持ちになれないと駄目ですね。そのためにも一日一日の練習は本当に大事だと思っています。
 今日は決められませんでしたが、次にこういう場面で使ってもらった時には必ずヒットを打てるように、また明日から頑張っていきたいと思います!

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2006年06月29日

デビュー戦

 今日はルーキーの山口投手のプロ初登板でした。僕も自分のデビュー戦のことを思い出しました。1991年の10月14日の中日戦でした。いきなり6番・ライトでのスタメンです。同じ外野に屋鋪さんが守っていて、それだけで緊張したことを覚えています。
 山口投手の立ち上がりは硬かったですね。僕も初打席はものすごく緊張したので、投手と野手の違いはありますが、気持ちは良く分かります。それでも、彼はうまく修正し、好投につなげました。僕の場合は3打席ノーヒットでした。結果は出ませんでしたが、プロでの第一歩を踏み出し、自信になりました。山口投手は勝ち星まで付いたのだからなおさらでしょう。そういう星の下に生まれたのだとも思います。これをスタートに、エースへの階段を登っていって欲しいものです。

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2006年06月27日

対左投手

 リーグ戦が始まってから初のホーム、巨人戦でした。僕の出番は2―0で迎えた8回2アウト1、3塁での代打。ここで巨人は右腕の真田投手から左の前田投手に代えてきました。僕が左打者なので、絶対に左腕が出てくると思っていました。体も気持ちも準備はできていたのですが…。残念ながらいい結果を出すことができませんでした。
 左に苦手意識はありません。僕に投入してきた左とぶつかるのはやりがいがあるし、打った時の気持ち良さも格別です。だからこそ余計に、ああいう状況で打てなかったのが悔やまれます。次に同じような場面に出た時は必ず借りを返したいと思います。

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2006年06月26日

帰省で思う

 今日はオフなので、昨日浜松の実家に立ち寄った時のことを書きたいと思います。
 僕は毎年、シーズン前、オールスター期間中、シーズン後と節目には帰省します。昨日のように遠征の帰り道で、可能な時は行くことがあります。行くと必ず、仏壇で祖父にお線香を立てます。若い頃には肩痛が治ったことがありました。気持ちも落ち着きます。祖父には僕が1軍で活躍する姿を見せらなかったのですが、いつも見守ってくれているような気がします。そんなことを思い出した1日でした。
 つかの間ですが、リフレッシュもできました。まだ、シーズンは半分以上残っています。ベイスターズも自分も、最後の最後まであきらめずに戦っていきます。

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2006年06月25日

ホームへ

 今日は雨天で福山での広島との試合はなくなりました。昨日、連敗を止めたベイスターズ。良い雰囲気でこの3連戦の勝ち越しに臨もうとしていました。それだけに残念な中止でした。
 それでも、練習は室内でやれました。波留コーチに投げてもらい、ティーバッティングで汗をかきました。波留さんは僕らと同じ、1998年の日本一のメンバーです。今シーズン、久しぶりに同じユニホームを着ました。僕の特徴もよく知っている人です。進藤コーチもそうですが、いつもずばりと的確なアドバイスを頂いています。コーチであると同時に兄貴分的な有り難い存在です。気持ち良く、振ることができました。
 来週からホームに戻り、巨人とヤクルト相手に6連戦がスタートします。また連勝できるように、みんなで頑張っていきます。時間がある方は是非、横浜スタジアムで応援をよろしくお願いします!

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2006年06月23日

リーグ戦再開

 今日からリーグ戦が再開しました。広島戦。目の上の敵だけに何としても勝ちたかったのですが、惜しくも1点差で負けてしまいました。
 僕は9回に代打で出番がやって来ました。2アウト2、3塁のチャンスでしたが、永川投手の武器であるフォークボールに三振に終わりました。それよりも悔やまれるのは2ストライクからの3球目でした。外よりの甘めの直球、これがファウルになりましたが、あの1球を一振りで決めないといけません。たとえ150キロ近いストレートと言っても…。代打は1球のミスショット、打ち損じが命取りになります。そのことを痛感させられました。やはり一振りに全神経を集中しないといけませんね。
 明日はナイターの翌日のデーゲームです。ベイスターズは連敗から抜け出せませんでしたが、明日こそは何とか止めます。

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2006年06月22日

広島入り

 今日は横浜から広島への移動日でした。到着後には早速、体を動かしました。あいにく雨の中での練習でした。投手と野手が分かれ、野手は広島市民球場で打撃練習などで調整しました。制限はありましたが、できる限りのことはやったという感じで、明日からの広島3連戦を迎えます。
 さあ、通常通りセ・リーグのチームとの対戦に戻ります。僕は交流戦中に1軍に上がったので、今シーズン初めての同一リーグとの試合です。また新鮮な気持ちでプレーができると思います。
 しかも広島はベイスターズの一つ上の順位にいるチームです。敵地での戦いになりますが、チーム一丸となり、一気に3つ勝って勢いに乗っていきたいですね。 夏場を控え、ペナントレースはこれからさらに熱くなると思います。一生懸命戦いますので、また皆さんの熱い応援を、よろしくお願いします!

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2006年06月18日

交流戦終了

 今日の西武戦は5番、指名打者で先発出場しました。今シーズン最後の交流戦です。何とか連敗を止めたいところでした。
 相手先発は同い年の西口投手。1998年の日本シリーズでも対戦している好投手です。彼にはスライダー投手とイメージがあり、それを頭に入れて打席に立ちましたが、そのスライダーが抜群の切れ味でした。僕もほかの選手もなかなか打てずに、三浦投手を援護できませんでした。僕は延長12回にようやく内野安打を放って得点圏にランナーを進めることができましたが、結果は残念ながらサヨナラ負けとなってしまいました。三浦投手の力投に応えることができずに悪いことをしたと思います。
 ベイスターズは5連敗のまま、セ・リーグとの戦いに戻ります。でも、まだシーズンは半分以上あります。ベンチの雰囲気も決して悪くありません。今いるメンバー全員で勝ちにいくというムードがあります。気持ちを切り替え、来週末からの広島戦から選手全員で出直しますので、温かく見守ってください。

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2006年06月16日

対松坂投手

 今日も5番、指名打者で出場しました。予想通り、西武の先発は通算100勝目が懸かっている松坂投手でした。皆さんご存じのように日本球界を代表する投手です。そして僕の横浜高校の後輩でもあります。気合を入れて打席に立ちました。
 直球、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ…、すべての球種が一級品です。僕を含めたベイスターズ打線はかなり手こずってしまいました。最後に金城選手のホームランで6―3まで追い上げたのですが、及びませんでした。
 確かに好投手ではありますが、自分もヒットを打てずに悔しい気持ちでいっぱいです。交流戦は残り2試合。今日の借りは明日、明後日で返したいと思います!

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2006年06月15日

2年ぶりのホームラン

 きょうはロッテとの最終戦でした。5番、指名打者でスタメンに復帰し、2年ぶりのホームランを打てました。久保投手のインコース、やや低めのスライダーでした。簡単な球ではありませんでしたが、体が自然に反応し、本能で打てたという感じです。内角の球をファウルにもならずに遠くまで運べた当たりだったので、自分でも納得がいきました。前回はチームが完封された投手で、この先制点で勢いが付けばと思いましたが、僕もチームももう1本が出ずに残念ながらベイスターズは連敗となってしまいました。
 でも、落ち込んでいる暇はありません。西武に移動し、あしたからはすぐに3連戦です。松坂投手の先発予想もあり、燃える要素には事欠きません。交流戦は大詰めです。きょうも頂いたファンの方のたくさんのメールも励みに、敵地が続きますが、頑張ってきます。

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2006年06月13日

5番と5連勝

 今日は5番、指名打者でスタメンでした。この打順は自分でも記憶にありませんね。3番がほとんどだったので。それでも、あまり気になりませんでした。試合になると、違和感もなく打席に入れました。
 相手はロッテの小野投手でした。カットボール、シュート、フォークボールと手元で変化する球ばかりで、まともな直球がない投手です。そんな投手から2本のヒットを打てました。1本目はカットに詰まりながらも持っていき、2本目は難しいフォークをうまくすくえました。甘い球ではありませんでしたし、自分らしい当たりが出てきたとも思います。
 それにしても千葉のロッテファンの応援はすごいですね。でも、レフトのベイスターズのファンも負けていません。人数は負けていても、ちゃんと応援は聞こえました。いつも、ありがとうございます。サッカーのワールドカップが盛り上がっていますが、チームも5連勝と好調です。負けないように盛り上げていきましょう!

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2006年06月11日

雨天中止

 今日は雨天中止でした。試合を楽しみに来て頂いたファンの方、僕も残念です。これで明日から7連戦になります。厳しい日程にはなりますが、チームはいい雰囲気が続いているので、このまま乗り切りたいと思います。
 試合がなかったので、昨日の練習時の出来事を書きたいと思います。僕はその前の日にタイムリーツーベースを打ったのですが、オリックスの清原さんから「ナイスバッティング。今年は調子良さそうだな」と声を掛けられました。僕がPL学園時代からあこがれていた選手です。子どもの頃に戻ったようで、素直にうれしかったですね。そんな清原さんとも交流戦ではあと1試合しか同じグラウンドで戦えません。お互いにいいプレーが見せられればいいですね! 
 あしたはナイターです。皆さんが多数、球場に来て頂けることを楽しみにしています。

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2006年06月10日

3連勝!

 今日はデーゲームでオリックス戦。残念ながら僕の出番はありませんでした。スタジアムに応援に来てもらったファンの方、ごめんなさい。それでも、今日もたくさんの応援メールを頂きました。全部は紹介できませんが、神奈川県の会社員のpiyoさんの「今日は雄姿を見ることができず残念でした。でも明日また浜スタでの尚典クンの活躍を楽しみにしています!」などなどです。本当にありがとうございます。皆さんのメールで明日からまた頑張っていこうと勇気づけられました。
 ところで、ベイスターズはいい感じです。3連勝! この勢いでどんどん連勝を伸ばしていきたいですね。来週はビジターゲームばかりなので、僕もホームで明日こそは! 

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2006年06月09日

本拠地

 横浜に帰ってきました。今日はオリックス戦。昨日の悔しさを胸に試合前の練習でいつもよりダッシュの量を増やして臨みました(野球選手にとって下半身は基本ですから)。
 試合では代打で出番がやって来ました。場面は5点差を追う八回、内川選手と相川選手がいい形で回してくれ、ノーアウト1、2塁でした。相手は新人王の有力候補に挙がっている平野投手。直球が素晴らしい投手です。その一番いい球を頭に入れながら打席に立ちました。1球目、来たのは直球よりも球速が遅いフォークボールでしたが、うまくタイミングを合わせることができました。勢いのある投手からいいところでタイムリーツーベースを打てたのは良かったと思います。その後、打線がつながって同点にした上、最終的にはチームが勝利と一番いい形になりました。
 やっぱりいいですね、本拠地は。単に練習が増やせるという利点だけではありません。僕の名前がコールされると、いつも送ってもらえる声援は本当に励みになります。そしてこのブログを開設してからまだ4日目ですが、150通近い応援メールも頂きました。そんなファンの方々の思いが後押ししてくれた一打だったとも思っています。
 これでベイスターズは連勝。チームと一緒に波に乗っていきたいです。

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2006年06月08日

3番

 今日は楽天の3戦目。僕は3番で3試合連続のスタメンでした。記憶が正しければ3番スタメンは2シーズンぶりだと思います。若い頃からずっと打ってきた慣れ親しんだ打順ですから懐かしいって言えば懐かしく、久しぶりで落ち着かないって言えば落ち着かない不思議な感じでしたが、とにかく使ってくれた牛島監督の期待に何とか応えようと思いました。
 試合に入ると、石井選手や小池選手が僕の前でチャンスをつくってくれましたが、やっぱり気負いすぎた部分があったのかな。打撃に力みがあるのが自分でも分かりました。結果は5打席でノーヒットに終わりましたが、とにかくチームがけが人が続出する大変な状況で連敗を止めたのが何よりでした。同一カードで3連敗はできませんから。
 明日からは横浜に帰ってオリックス戦です。ホームゲームはビジターと違って練習量も増やせます。いっぱいバットを振って、いっぱい走って…。たとえ何番に入ろうとチームに貢献できる安打を打ち続けたいと思います。では、スタジアムでお会いしましょう!
 

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2006年06月07日

実戦勘

 今日も楽天戦がありました。今シーズン初めて2試合連続のスタメンでした。3打数1安打で山村投手から先制点につながる二塁打を打ちました。滅多に当たらない投手ですが、初球から変化球に反応できたのは収穫だったと思います。昨日、今日とスタメンが続いたことで実戦勘が戻ってきたのかなという感触があります。
 僕はいつも試合を想定し、練習に臨みます。でも、いくらやっても練習は練習で限度があります。打席に入った時の感覚、投手との間合い、走者で出た時の打球判断…。試合での緊張感は試合でしか味わえません。そういう意味では代打ではなく、こうやって何度か打席のチャンスがあると、実戦勘も戻ってくるように思えます。ベストの状態を100とすると、今は80ぐらいでしょうか。徐々にレギュラーの時の感覚を取り戻せるように頑張っていきます。
 試合の方はと言うと、ベイスターズは1点差で惜しくも敗れてしまいました。横浜高校の後輩でもある多村選手もけがをしてしまいました。大事に至らないことを祈るばかりです。チーム状態は決していいとは言えませんが、今いる選手たちでしっかり戦っていきたいです。僕はもちろん、チームもこのままでは終われませんから。 

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2006年06月06日

久しぶりのスタメン

 きょうは仙台で楽天と対戦しました。指名打者で久しぶりのスタメンでした。結果は4打数2安打とまずまずです。1打席目では新外国人投手のグリンから右中間に5年ぶりの三塁打を打ちました。ボール2から、相手がストライクを取りに来たインコースの直球、甘い球でした。今は気持ちが充実し、迷いなくスイングできているので思い切って打ちにいけました。
 ことしは開幕からしばらくファーム暮らしが続きましたが、そこでちょっとしたコツをつかみました。言葉で説明するのは難しく、感覚的なものです(それが僕にとっては一番大事なことなのですが)。だから今夜も初めて見る、データも少ない投手に対し、積極的にファーストストライクから打ちにいけたのだと思っています。右肩が治ってから、ずっと好調をキープできているという手応えがありますね。
 2本目は内野安打でした。ことしはこんな風に結構、ラッキーな当たりがあります。でも、しっかり準備して打席に立っているからこそ、運も味方すると前向きに解釈しています。そして打者にとってはどんな当たりでも「H」のランプが灯ることが何よりの励みです。しぶといヒットが出ているうちに、もっともっと打撃の質を上げていきたいです。打撃はこれでいいということなどありませんから。まだまだうまくなれると自分自身を信じてやっています。
 ベイスターズは残念ながら連勝が止まってしまいました。僕もきょうの2安打は忘れ、チームと一緒にまたあしたから切り替えていきたいです。そうやって積み重ねていくことがレギュラ-奪回への近道だとも思っています!

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