鈴木尚典ブログ:message

プロ野球 横浜鈴木選手のブログです



category

archive

recent entry


contents

« チャリティー | メイン | 今年も続々と »

2007年12月10日

オフのリラックス法

 まず皆さんからのメールを一通、ご紹介します。「シーズンオフの時期はどのように過ごしておられるのですか? 日頃、家族との時間が余りないと思いますが、子どもさんとの触れ合いなどで過ごしておられるのですか?」(岐阜県・丘の上のお姉さん=女性)
 この方以外にも何通か、僕のオフシーズンの過ごし方についての質問を受けたので、今日はその辺を書いてみます。ちょっと長くなりますが、お付き合いください! 子どもとの触れ合いの話ではないですが…。
 ご存じの方もいるかもしれませんが、僕の一番のリラックス法はやっぱりプロレス観戦です。シーズン中はまず観戦することはできないので、比較的休みが取りやすい今の時期にはうまくタイミングが合うと見に行きますね。僕がなぜプロレスが好きか。さかのぼると僕が7、8歳の頃かな。今はたくさんのプロレス団体がありますが、当時は新日本プロレスと全日本プロレスの2団体がメジャーでした。新日本プロレスは毎週金曜日の夜8時からテレビ朝日で中継が行われ、全日本プロレスも日曜日の午後に日本テレビでやっていました(今ではちょっと考えられない時間帯ですね)。きっかけはその中継を見たことでしたね。
 当時の新日本プロレスはアントニオ猪木さんを中心に藤波辰巳さん、初代タイガーマスク、外国人ならハルクホーガンやアンドレ・ザ・ジャイアントなど多くのスターレスラーがいました(こうやって名前を挙げると懐かしいですね)。一方の全日本プロレスにもジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さん、スタンハンセン、アブドーラ・ザ・ブッチャーなど、こちらも個性的なレスラーがそろっていました。本当に夢中になって、毎週金曜日と日曜日のテレビ中継を楽しみにしていたことを覚えています。
 当時、僕の母親は本屋で働いていました。僕は毎日のように、学校から帰るとそこに行き、プロレスの漫画を読んでいました(それも立ち読みではなく、座って何時間も)。その時、特に好きだったのが『スーパースター列伝』というプロレスラーの伝記のような本でした(知ってますか? 僕らの世代の男性なら分かるでしょう)。本当に時間が過ぎるのも忘れて読みふけっていました。横浜高校に行ってからも、プロレス好きの友達とよく休み時間に『週刊プロレス』という雑誌を読んでいました(あっ、これは今も読んでますが)。
 プロレスの何に惹かれたか。全く興味がない人達には「ショーだ」とか「本気じゃない、演技だ」とか言われたりします。でも、たとえショーだとしても相手の肉体や技を受け止める体力に偽りはありません! 絶対に鍛えている人間にしかできないことです(レスラーの入門テストの話を聞いたことがあるのですが、スクワット数千回、腕立て伏せを数百回、さらに永遠に続く受け身の練習とか、想像を絶するメニューでした)。そこが素直にすごいと思えたから、ここまで好きになったんだと思いますね。
 試合観戦ではもうそれこそ選手の入場の時から興奮できます。名前がコールされて、何千人、何万人のファンの目が1人のレスラーに注目される瞬間や、たった1人のレスラーが入場してくるだけで会場に生まれる期待感や大歓声とか、あの雰囲気は何とも言えません。さすがに僕は叫んだりはしませんが、好きな選手が出てきたら鳥肌が立つこともありますね。
 ちなみに今、僕が試合で打席に入る時にかけてる曲も、実はプロレスラーの入場テーマなんです。僕は5年前ぐらい前からアメリカのプロレスにもはまっています。当時、アメリカには有名なWWEのライバルで、WCWいう団体がありました(今はWWEがWCWを買収し、なくなってしまいましたが…。ちなみにWCWの代わりに新しくTNAという新団体ができました。ちょっと興味のない人には分かりづらいですね)。僕が使っている曲はそのWCWに所属していたスティングというレスラーの入場曲なんですよ(そのスティングはTNAに移籍し今も現役でトップレスラーとして活躍しています)。初めてこの曲を聞いた時、すごく気に入ったので、すぐに僕が打席に入る時にも使おうと決めました(WWEのトリプル・H、ジョン・シナやアンダーテイカーというレスラーもかっこいいのですが)。
 と、やっぱりプロレスの話になると熱くなってしまいますね。ちょっと話はそれましたが、日本のプロレスでもアメリカのでも、やっぱりプロレス観戦が一番気分転換になります! シーズン中は僕がファンの皆さんに応援して頂いて、自分のプレーを見てもらいます。それがオフは逆に自分がファンになって応援できる。こんなところがあるから、はまってしまうのかもしれませんね。

投稿者 :




pagetop
contents end