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今日は僕の出身地でもある静岡で、プロ野球選手会などの主催で高校球児を対象にしたシンポジウム「夢の向こうに」がありました。約3200人の球児が集まってチームメートの鶴岡選手や日本ハムの金子選手らも参加し、予定時間を超えるなど大いに盛り上がりがあった3時間だったと思います。小学生相手の野球教室も楽しいのですが、より高度で専門的なレベルでやりとりができるこんな機会もいいものです。
僕への質問はバッティングが中心だったのですが、印象に残ったのが二つあります。一つは「苦手な変化球をどう打てばいいのでしょうか」というものです。僕はこう答えました。「右打者なら右足、左打者なら左足、つまり軸足が大事だ」と。変化球はストレートより10キロから30キロも遅いです。ストレートのつもりで踏み込み、途中で変化球に気付いても、軸足に体重が残っていなければ前に突っ込んで力強いスイングはできなくなります。逆に軸足にしっかりと体重が乗って一瞬でも間ができると、変化球にも対応できるものです。
二つ目は「どうしたらスイングスピードが速くなるのでしょうか」という質問です。僕は20歳の時に当時2軍打撃コーチだった竹之内雅史さんから毎日、腕立て伏せとロングティーを課されました。地味なトレーニングでしたが、これを続けて一冬越えると、打球が速くなって飛距離も伸びていました。今はウエートトレーニングが重視されています。もちろんそれはそれで大事なのですが、それほどジムや器具が発達していなかった時代の練習法の中にも学ぶべきものがあるということを伝えたつもりです。
僕は自分の経験から得たことを話したのですが、こうやって高校生に教えることは自分の現状を分析する上でもとても有意義でした。改めてバッティングで大事なポイントを確認できたという感じです。欲を言えば、いつか実際にバットやボールを使って実技指導もしてみたいものですね。自分の指導で選手が変化し、成長していく姿を見るのは選手として成績を残すこととは違う意味での喜びがありそうな気がします。そんなことも感じた一日でした。
投稿者 : 23:07
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