早いもので今年ももう大みそかを迎えました。僕は格闘技が好きなので、今日もそんな番組があって「ああ1年が終わるなあ」と感じました。今年もいろいろなことがありましたね。皆さんにはどんな1年だったでしょうか?
僕のことで言うと、今年からこのブログを開設しました。こうして試合の中や日常の出来事で自分が思ったことを書き残すことは、頭の中を整理できると同時に後になってこんなことがあったなとか何かヒントが見つけられるようなメリットがあると感じました。
そして何より、試合で結果が出ても出なくも、皆さんから日々、送って頂くメールには勇気づけられました。本当にありがとうございました。一人ずつ取り上げることは難しいですが、来年も一通でも多く載せてこのブログを通じてコミニュケーションを図っていきたいなと思っています。それでは皆さん、良いお年を!
投稿者 : 17:44
以前にも書きましたが、今年のオフは「キレのある体づくり」がテーマなので、今は食事にも気を使っています。専門家に低カロリーでバランスのいいメニューをつくってもらい、食事制限をしながら横須賀でトレーニングをやっています。
ことしの秋季キャンプの終わりにチームメートの金城選手とある約束を交わしました。来年2月1日のキャンプインは、僕が86キロ、金城選手は85キロで帰ってこよう、と。2人とも太りやすい体質です。キャンプ初日からいい動きができるように、お互いに刺激を与えました。キャンプ前日の1月31日に宜野湾の宿舎に着いたら、まず大浴場に直行して体重計に乗ることになっています。どんな数字が待っているでしょうか?
僕の場合、86キロは今シーズンの体重より3-4キロも絞らないといけません。簡単なノルマではありません。でも、あと10カ月半後、気持ち良くシーズンを終えることを考えると、このぐらいのことは乗り越えないといけないと思っています。
投稿者 : 23:14
今日は僕の出身地でもある静岡で、プロ野球選手会などの主催で高校球児を対象にしたシンポジウム「夢の向こうに」がありました。約3200人の球児が集まってチームメートの鶴岡選手や日本ハムの金子選手らも参加し、予定時間を超えるなど大いに盛り上がりがあった3時間だったと思います。小学生相手の野球教室も楽しいのですが、より高度で専門的なレベルでやりとりができるこんな機会もいいものです。
僕への質問はバッティングが中心だったのですが、印象に残ったのが二つあります。一つは「苦手な変化球をどう打てばいいのでしょうか」というものです。僕はこう答えました。「右打者なら右足、左打者なら左足、つまり軸足が大事だ」と。変化球はストレートより10キロから30キロも遅いです。ストレートのつもりで踏み込み、途中で変化球に気付いても、軸足に体重が残っていなければ前に突っ込んで力強いスイングはできなくなります。逆に軸足にしっかりと体重が乗って一瞬でも間ができると、変化球にも対応できるものです。
二つ目は「どうしたらスイングスピードが速くなるのでしょうか」という質問です。僕は20歳の時に当時2軍打撃コーチだった竹之内雅史さんから毎日、腕立て伏せとロングティーを課されました。地味なトレーニングでしたが、これを続けて一冬越えると、打球が速くなって飛距離も伸びていました。今はウエートトレーニングが重視されています。もちろんそれはそれで大事なのですが、それほどジムや器具が発達していなかった時代の練習法の中にも学ぶべきものがあるということを伝えたつもりです。
僕は自分の経験から得たことを話したのですが、こうやって高校生に教えることは自分の現状を分析する上でもとても有意義でした。改めてバッティングで大事なポイントを確認できたという感じです。欲を言えば、いつか実際にバットやボールを使って実技指導もしてみたいものですね。自分の指導で選手が変化し、成長していく姿を見るのは選手として成績を残すこととは違う意味での喜びがありそうな気がします。そんなことも感じた一日でした。
投稿者 : 23:07
先日、松坂投手がレッドソックスと契約しましたね。交渉が難航しているなどという報道もあって、やきもきしましたが、本当に良かったと思います。
60億円というポスティングの入札金にも驚かされましたが、6年、61億円という契約内容で二重に驚かされました。メジャーでは全く実績がない投手を獲得するのに、球団が100億円を遙かに超える金額を使うとは…。確かにメジャーは日本のプロ野球とは規模が違いますが、改めて松坂投手がどれほど高く評価されているかが分かりました。
レッドソックスはメジャーでも歴史があり、人気も高い球団です。松坂投手も話していましたが、ヤンキースとのライバル関係は日本で伝統の一戦と言われる巨人と阪神のようなものです。マスコミ、目の肥えたファンが選手を見る目の厳しさも相当なもので、高い年俸をもらっているのに、成績を残さないとバッシングに遭うとも聞いています。日本を代表して行く松坂投手にかかるプレッシャーはちょっと僕らには想像できないものがあります。
でも、持っている力を発揮すれば必ずメジャーでも超一流の投手になれるはずですから、とにかく故障だけには気を付けて欲しいです。同じ横浜高校OBであると同時に、一ファンとして活躍を楽しみにしています。
投稿者 : 17:46
ソフトバンクにトレードで移籍した多村選手の入団会見のニュースを見ました。横浜高校の4学年下の後輩です。僕と同じように高校からプロ入りし、同じ外野手として横浜で12年間、一緒にプレーしてきました。特別な思いがある選手の1人です。トレードは両チームそれぞれに事情があり、選手は基本的にそれに従うしかないのですが、やっぱり複雑な気持ちがわいてきました。
ただ、ひと昔前のようにトレードがマイナスに考えられる時代ではなくなったと思います。僕はプロに入ってからベイスターズ一筋ですが、環境が変わることで出場機会が増えたり、眠っている力を呼び起こしたりとプラスに変わるケースは少なくありません。メジャーでは球団のスター選手になっても、当たり前のように複数の球団を渡り歩いています。日本にもいずれそんな時代が来るかもしれません。
多村選手にも、もちろん横浜に来た寺原投手にとっても、後から振り返っていいきっかけだったと思えるようなトレードになって欲しいと思います。今日、テレビで見た記者会見での笑顔がシーズンでも見られるような活躍を祈っています。
投稿者 : 23:13
今日は球団事務所で契約更改をしてきました。契約書には一発でサインしました。大幅にダウンしましたが、一番大事なのはユニホームを着て横浜でプレーすることです。ユニホームを着ている限り、取り返すチャンスがあると思っています。すっきりと契約を終え、本当の意味で17年目の来シーズンを迎えられます。
皆さんには以前、このブログで背番号を7から51に戻すとお伝えしました。今日はまた新たな報告があります。登録名を「鈴木」から「鈴木尚」に戻すのです。鈴木はとても多い名字なので、新聞で自分の名前を見てもいまいちピンときませんでした。横浜高校時代から始まり、プロでもタイトルを取った時は「鈴木尚」でした。これが一番落ち着く感じがします。
これで背番号も登録名も元に戻しました。特に験担ぎという意味ではありません。とにかくプロ入りの時の環境に近づけ、原点に返りたかったという思いが一番の理由です。こうすることで来年、ゼロからスタートできると思います。
投稿者 : 23:01
今日は日本ハムの岡島投手がレッドソックス入りというニュースがありましたね。松坂投手、岩村選手、井川投手と、このオフもメジャーに挑戦する選手が後を絶ちません。もう挑戦という言葉も当てはまらないかもしれません。メジャーの中で日本人選手がドミニカ共和国など中南米の野球が盛んな国のように、自然に選手供給源の一つになったような気がします。
スター選手のメジャー流出で日本球界の危機を叫ぶ声もありますが、僕は必ずしもそうは思いません。そこを埋める選手は必ず出てくるし、また出てこようとしないといけないとも思います。アマを含め、日本球界の層の厚さはまだまだ捨てたものではないでしょう。それにプロは紙一重の世界ですから、1人、2人抜けたぐらいでは試合の質が急激に落ちることもないでしょうし、現にいい試合も少なくありません。
僕ら選手がやることはシンプルです。質の高いプレーを皆さんにお見せすること。そこを目指せばドラマチックな出来事も、スター選手も必ず生まれてくる-。僕も日本でプレーする選手の一人として改めてそう思った1日でした。
投稿者 : 23:30
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