毎年恒例の野球教室がありました。小学校6年生相手でした。今年も楽しく交流できました。では、今日はこのブログでも野球教室、というほど大げさではありませんが、ある中学生からのメールを取り上げたいと思います。
「僕は尚典さんと同じで外野手、レフトです。でも、僕は中1の時に肘に遊離軟骨らしきものができて、冬には肩を痛めてしまいました。今も休めてはいますが投げるとすぐに痛くなってしまいます。投げ方の改善で肩の痛みは解消されるんでしょうか?」(神奈川県・野球野郎さん)
僕も今シーズンは肩痛がありました。その経験からですが、例えば1キロの鉄アレイやゴムチューブでリハビリ、強化をするといいのではないでしょうか。腕立て伏せもいいと思います。手軽だし、10回でも20回でも継続すると、よくなることがあります。1日2日で治るものではありません。根気よく続けてください。
それと平行して投げるフォームを改善することをお勧めします。理にかなった投げ方なら肩、ひじに負担はかかりません。その投げ方を見つけることです。プロの選手をまねるのも一つの手です。映像を見ながらイメージトレーニングすることは、肩が痛くてもできます。故障との闘いは地道なメニューが多いですが、くじけないで頑張ってください。
投稿者 : 20:49
今日はファン感謝デーでした。1年に1回、ファンの方々と触れ合うことができる貴重な時間です。寒い中でしたが、多数のご来場をありがとうございました。
僕は去年までとは違う気持ちでこのイベントを迎えました。背番号7のユニホームに袖を通すのが最後だったからです。最初はオールドスタイルというか、これまで球団で採用されたタイプを着用しました。いかがでしたか? 僕は新鮮な気持ちで着ることができました。
でも、やっぱり愛着があるのは9年間もお世話になった今のタイプですね。サイン色紙に「7」を書くのも最後なので、できる限り書こうと思いました。すべての方に書けなかったのは心残りですが、自分なりに1人でも多く書かせて頂いたつもりです。
ファンの方には「51のユニホームを買いに行ったけど、まだ売ってなかった」と声を掛けてもらったのが印象に残っています。「51で頼むぞ」などとも励まされ、いよいよ7から51に戻るんだという実感がわいてきました。
先日、恩師の竹之内雅史さん(元横浜2軍打撃コーチ)にも「51の方がいい。もう一度プロに入った時の頃の気持ちを思い出して来年、やってみろ」と言われました。最後に今のユニホームを着て皆さんにごあいさつをしましたが、それが7の着納めでした。その時は懐かしい番号に戻る期待感、51を早く着たいという気持ちと7への愛着や名残惜しさが入り交じった、ちょっと複雑な気持ちでした。
皆さん、改めて1年間、ご声援ありがとうございました。そして毎年毎年、選手とファンが触れ合う時間をつくるために、いろいろなアイデアを考えてくださる球団の方々、ご苦労さまでした。また来年も楽しみにしています!
投稿者 : 21:05
キャンプを打ち上げました。体重は食べる量が変わっていないのに自然と2・5キロも落ちていました。充実した3週間を過ごせた証しでしょう。来年への手応えをつかんで帰って来ることができました。
今日も最後にフリー打撃で打ち込んだのですが、キャンプ前に比べて自分本来の打球が増えてきたなと感じました。僕はホームランバッターではなく、あくまで中距離ヒッターだと思っています。高々と放物線を描く打球ではなく、低い弾道での打球を理想としています。このキャンプは僕のいい時を知っている弘田コーチや波留コーチに指導してもらったのですが、ライナー系の打球が出る確率が高くなったと感じます。波留コーチには「昔はそういう打球を打っていたんだよ」などと声を掛けてもらったこともありましたね。
これから来年2月のキャンプインまで9カ月間も顔を合わせていたチームメートと別れ、完全にオフに入ります。来年レギュラーで全試合出るためには、この70日間がまた勝負です。横須賀の練習場などで体を動かす予定で、今年はバッティング練習よりもウエートトレーニングなど地味な練習でバランスのいい体をつくる練習を重視したいと思っています。年を取ると、誰でも体のキレや反応が落ちてしまいます。平野コーチとも一緒に考えながら、瞬発系のトレーニングを多く取り入れていきたいと思います。
さて23日はファン感謝デーですね。今日は背番号7のユニホームを着て行う最後の練習だったのですが、着るのはこの日が本当に最後になります。今年1年のご声援とともに、長い間この背番号を応援してくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを示したいと思っていますので、是非多数の方のご来場をお待ちしています!
投稿者 : 18:48
キャンプも残り1日です。ここまでバッティングについて多くを書いてきましたが、皆さんから守備の関する質問も頂いたので、少し触れたいと思います。
僕は常々、バッティングだけではなく、引退するまで走塁も守備もすべてに、うまくなりたいと思っています。このぐらいでいいと思ったら終わりです。純粋に野球をうまくなりたい、いいと思ったことは走攻守に吸収したいと考えています。
このキャンプは紅白戦という実戦で守りに就けましたし、練習も多くできました(そう言えば先日、僕がレフトから二塁への返球を練習している場面がテレビでも放送されたそうですが、あの時は大矢監督に二塁の捕球に入って頂きました。急でびっくりしたのですが、逆に力が入り、いい練習をさせてもらいました)。今シーズンは守備に就くことがなかったので、実戦勘を取り戻す意味では本当に有意義なキャンプだったと思います。来春のキャンプ、そしてオープン戦でもっとさびを落とし、開幕スタメンにつなげていきたいと思います。
投稿者 : 19:38
大リーグのレッドソックスが松坂投手との交渉権を約60億円で落札したそうです。横浜高校の後輩ですが、すごいとしか言いようがありません。でも、彼のここまでを振り返ると、その価値があるのかもしれません。
松坂投手の存在を初めて知ったのは彼が高校2年の時です。当時は線も細く、普通の高校生のように見えましたが、渡辺監督や小倉部長から「こいつはすごいぞ」と聞かされていました。プロ入り前にも横浜への入団を希望していて、一緒にプレーできればいいなと思ったことを覚えています。
それはかないませんでしたが、プロ入りしても年々すごくなっていきました。スピードは増したし、高校の時のストレートとスライダーだけではなく、フォーク、カットボールと変化球も多彩になりました。どの球も勢いがあって超一流です。ボールに魂がこもっているというか、こちらも全身全霊のスイングをしないと打てないという感じです。
今年の交流戦でも対戦しましたが、一回に151キロを出して、最後まで150キロ出せるピッチャーは初めて見ました。スタミナも驚異的です。メジャーは中4日の登板間隔で、長距離移動もありますが、他のピッチャーとは次元が違うので間違いなく通用すると思います。
人間的にも好感を持っていました。高校生からスターで騒がれてプロでも好成績を出し、てんぐになってもおかしくない環境でも、オープン戦などでは毎年必ず僕や多村選手といった横浜高校の先輩のところにあいさつに来ていましたから。
あとはレッドソックスとの交渉が順調にいくことを願うだけです。メジャーに行くと変化球でかわすピッチャーになるケースが多いですが、松坂投手にはあえて力で真っ向勝負という姿勢を崩さないで欲しいです。今のスタイルのまま、来年はメジャーの舞台を沸かせている姿を楽しみにしています。
投稿者 : 14:01
キャンプの現状報告をしたいと思います。今日は第3クール2日目、紅白戦がありました。結果は3打数1安打、1本塁打。これで秋のキャンプの紅白戦の通算成績は6試合で20打数9安打、2本塁打、9打点です。このキャンプでは打撃フォームを固めることを意識しているのですが、それが結果にも表れ始めているのかもしれません。
バッティングは確率だと思っています。それを高めるためにはバットがどういう角度でボールをとらえるかが大事です。そのためには正しいスイング軌道が必要です。具体的には両肩を平行に回すことを意識しています。僕の好調時をよく知っている弘田コーチや波留コーチのアドバイスを頂きながら、徐々に固まりつつあるのではないかと思います。
たった今もそのフォームを体に染み込ませようと、夜間練習で打ち込んできました。今日は大矢監督も参加され、僕のマシンにボール入れるなどサポートして頂きました。1球も気を抜けずに、緊張感のある充実した50分が過ごせました。
早いものでキャンプもあと1週間を残すだけです。来年、レギュラーでやれるという自信も出てきています。最後までこの緊張感を保ったまま来年のために、また明日から頑張っていきます!
投稿者 : 20:09
ここ沖縄のキャンプ地にも巨人の仁志選手が横浜にトレードで移籍してくるというニュースが飛び込んできました。仁志選手と言えば1番打者。打率が3割近くあるのに、ホームランも20本ぐらい打てる。さらに勝負強い。バッティングにはそんなイメージがあります。
二塁の守備では特にポジショニングが良さが印象に残っています。僕も抜けたと思った打球が一、二塁間、二、遊塁間で何本か取れた記憶があります。
僕の1学年上と年齢も近く、試合前の練習ではよく話す仲でした。野球に対しては熱い人です。僕も熱く戦いたいタイプなので、同じチームでプレーできるのは大歓迎です。ともにチームの戦力として貢献していければいいと思っています。
投稿者 : 20:10
突然ですが、来季から背番号を変えることになりました。厳密に言うと、変えるというより戻します。ルーキーの時から1997年まで付けていた「51」に。
来年は復活を懸けるシーズンです。もっとがむしゃらに、純粋に野球に取り組む―。そのためにはあの頃の気持ちに戻らなければならないと考え、今回の背番号の変更を決意しました。
7が好きだったファンの方には申し訳ないという思いがあります。今季までこの番号を付けていた田中充選手にはわがままを言って譲ってもらいます。僕も7には言葉では言い尽くせないぐらいの愛着があり、後ろ髪を引かれる思いがあります。でも、それらすべてを断ち切れるぐらい、来季に懸ける気持ちは強いつもりです。
皆さんに背番号51のユニホームを見せられるのは来年2月1日のキャンプインになると思います。背番号7はこの秋のキャンプと、23日のファン感謝デーで最後になります。この番号で日本一を経験し、タイトルも取りました。一方でこの数年は苦しい時期もありました。今はそれらをかみしめながら1日1日を大事に過ごしています。すべては来年は横浜の51イコール鈴木尚典というイメージを定着させるような活躍をするために。
投稿者 : 22:43
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