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2006年10月06日

左打ち

 昨日までの巨人戦の2打席、いずれも内野安打でした。僕は左打ちなので、右打者に比べると内野安打の確率は高いのですが、こんな打席が続くと改めてそのことを感じさせられます。
 僕は物心ついた時から左打ちでした。多分、バットを握ったのは3歳ぐらいからだと思いますが、右で打った記憶はありません。きっかけは父親でした。野球経験はありませんが、町内でソフトボールをやっていました。そこに母親に弟と一緒に連れられ、観戦していたことを覚えています。父は左投げ左打ちで「3番・一塁手」でした。その父親の背中を見ながら野球で遊んでいたので、自分が右か左かどちらが適性か分からないうちに自然と左で打っていました。
 そこから今に至っているわけですが、結果的に左で良かったと思っています。プロでは、左打者は左投手を克服しないとレギュラーを張れません。でも、僕は不思議と子どもの頃から左腕を苦にしませんでした。プロに入っても右投手を打てなくても左投手は打てた時期もありました。
 左打者が左投手と対戦する時の永遠のテーマは、外角に逃げるスライダーとカーブです(このブログで書いた中日の小林投手との対戦でも分かると思います)。右投手にはないこの軌道の見極めが最も重要で、これを打つにはとにかく右肩を開かないことです。僕の場合は、左投手と当たる時はこの右肩を開かないようと強く意識することで、理想のフォームに近づけます。だから時に、右投手より左投手を打てるという現象が起きるのだと思います。
 とは言っても簡単ではないと思います。皆さんのメールでも「どうやったら左投手を打てますか?」という質問が複数ありました。そこで、まずは今日からでも実行できる練習を紹介します。
 ティーバッティングをする時に左打者なら普通は自分から見て左側から上げてもらうのですが、これを逆に右側から上げてもらうようにします。いわば仮想対左投手の状況をつくるわけです。背中からボールが出てくるので、最初は戸惑うと思いますが、慣れればすぐにできるようになると思います。打てるポイントまでしっかり呼び込む癖もつくと思います。僕も時々、練習に取り入れているので、少年野球、高校野球の指導者の方は是非、試してみてください。
 左打ちの選手の皆さんは左投手だからと言って、苦手意識を持つ必要はありません。左投手を想定した練習を積み、逆に左投手だから打てるぐらいに強い気持ちを持って打席に立って欲しいと思います。 

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